五島美術館「館蔵秋の優品展　桃山の華」

22 September 2021

美術館訪問レポート

こんにちは。
秋分の日を過ぎ、晴れた日は高い空が気持ちよく、夜はひんやりと涼しく、よい季節になってきました。秋はとても好きな季節です。

さて、先週仕事でいくつかの美術館を訪問する機会に恵まれ、五島美術館では「館蔵　秋の優品展　桃山の華」を見学してきました。
五島美術館は、東急グループの礎を築いた五島慶太氏が蒐集した美術品を広く公開するために設立された美術館です。東急・大井町線の上野毛駅を降りて徒歩5分ほどの閑静な住宅街のなかにあり、美術館と庭園を有する広大な敷地は約6000坪もあるそうです。

今回初めて五島美術館を訪問しましたが、冒頭から展覧会の前室に展示された重要文化財「愛染明王坐像」の表情の素晴らしさに引き込まれ、しばらく足を止めてしまいました。また、続く展示室でも、豊臣秀吉の手紙や織田信長の署名の入った書状、千利休が使ったという茶道具など、いずれも名品ばかりで一つ一つじっくりと拝見しました。
恐らく展示されていたものは美術館のコレクションのごく一部なのだと思いますが、ロマンを感じさせる素晴らしいコレクションでした。

一周すると15分くらいはかかると教えていただいた広大な庭園は、残念ながら時間が足りず、最短ルートの散策路を経て二子玉川駅の方へ抜け帰路につきましたが、またぜひゆっくりと来てみたいと思いました。

当社では、五島美術館所蔵の前田青邨筆「紅葉」の複製画を取り扱っています。
前田青邨ならではの「たらし込み」の技法が使われた幹に、金色に色づく無数の紅葉が広がる、華やかで秋を感じる美しい作品です。

彩美版・前田青邨　《紅葉（もみじ）》
軸装・額装
販売価格　軸装・額装（各）１９０,０００円＋税
<仕様体裁>
■共通仕様
原画　五島美術館所蔵
技法　彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙　和紙
限定　300部
解説　秋山光和（東京大学名誉教授）
証明　著作権者及び作品所蔵者の承認印入りシールを貼付
発行　共同印刷株式会社

■軸装仕様
画寸　天地46.6×左右60.5cm
軸寸　天地135.5×左右75.5cm
表装　三段表装（国産、ハンドメイド）
箱　　柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸　天地47.0×左右60.6cm
額寸　天地66.5×左右80.3cm
重量　約5.7kg
額縁　特製木製額金泥仕上げ、アクリル付（国産、ハンドメイド）

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