ピエール=オーギュスト・ルノワール
ルノワール
1841-1919

ピエール=オーギュスト・ルノワール
Pierre-Auguste Renoir

年譜Biography

ルノワール
1841-1919

ピエール=オーギュスト・ルノワール
Pierre-Auguste Renoir

1841年 0歳 フランス中西部、磁器産業で栄えた町リモージュにて、仕立て職人の父、お針子の母のもと生まれる。
1854年 13歳 磁器絵付師の工房で徒弟奉公をし、18世紀ロココ風の装飾などを絵付けする。
1858年 17歳 産業革命の波が押しよせ機械による陶器の絵付けが普及し失業。彫金師の兄ピエール・アンリのために扇に絵を描き、紋章の図案に彩色を施す仕事をする。
1861年 20歳 ルーヴル美術館に通い、ルーベンスなどの絵を模写。シャルル・グレールの画塾に学び、シスレー、バジール、モネらと交友を深める。
1862年 21歳 パリ国立美術学校に入学。
1864年 23歳 サロンに応募した《ラ・エスメラルダ》が初入選。
1866年 25歳 《春の花束》制作。
1874年 33歳 ルノワール、モネ、ドガらが中心となり、第1回印象派展開催。
1876年 35歳 《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場》を制作。
1880年 39歳 《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)制作。
1881年 40歳 《二人の姉妹ーテラスにてー》制作。
1883年 42歳 《都会のダンス》、《田舎のダンス》などを展示した大規模な個展を開催。
1892年 51歳 《ピアノを弾く少女たち》が、印象派の画家で初めて国家買い上げとなる。
1900年 59歳 レジオン・ドヌール5等勲章を受章。
1907年 66歳 南フランス、海に近い町カーニュにレ・コレットと呼ばれる家を建て、翌年移住。
1909年 68歳 梅原龍三郎がルノワールを訪ね、以降ルノワールに師事する。
1919年 78歳 レジオン・ドヌール3等勲章を受章。カーニュにて78歳の生涯を閉じる。