08 September 2021
「再興第106回院展」開催
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9月1日(水)より、上野の東京都美術館にて「再興第106回院展」が開催されています。
同展を主催する「日本美術院」は、現東京藝術大学を退任した岡倉天心を中心に、横山大観や下村観山、菱田春草らによって1898年に設立されました。以後、前田青邨、速水御舟、奥村土牛、片岡球子、平山郁夫らなどのスター画家を輩出し、その長い歴史において近現代の日本画界をリードしてきました。1世紀にわたり活動を展開している美術団体は世界的にも極めて稀であり、毎年9月に開催される「再興院展」は、100年以上続く歴史があります。
会場には300点近くの作品が展示され、見ごたえ十分の展覧会となっています。
当社では、本展覧会の図録の制作を担当し、作品の撮影から図録のデザイン、印刷・製本まで一貫して行っています。展覧会図録として、会場に展示されている作品と可能な限り印象を近づけることを目標にしています。
また当社は、日本美術院出身作家の複製画商品を数多く手がけています。当社Webサイトに掲載されていますので、ご興味がございましたらぜひご覧ください。
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