1905年 北海道札幌市に生まれる。
1926年 女子美術専門学校日本画科高等科を卒業、横浜市大岡尋常高等小学校(現・市立大岡小学校)の教諭となり、以降教職を続けながら制作に打ち込む。
1930年 再興第十七回院展に《枇杷》を出品し、初入選。
1952年 日本美術院同人に推挙される。
1966年 愛知県立芸術大学の主任教授に就任。この頃から富士山を描き始める。
1976年 勲三等瑞宝章を受章。
1982年 日本芸術院会員となる。
1984年 再興第六十九回院展全作品集の表紙に《富士》が掲載される。
1986年 文化功労者として顕彰される
1989年 文化勲章受章。代表作の富士山や、「面構(つらがまえ)」のシリーズで絶大な人気を博す。
2008年 逝去。享年103。