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9月1日(火)より、上野の東京都美術館にて「再興第105回院展」が開催されています。主催の「日本美術院」は現東京藝術大学を退任した岡倉天心を中心に、横山大観、下村観山、菱田春草らによって1898年に設立されました。毎年9月に開催される「再興院展」は、なんと100年以上も続いています。一世紀にわたり活動を展開している美術団体は世界的にも極めて稀であり、近現代の日本画界を長きにわたりリードしてきました。展覧会には300点近くの作品が展示され、見ごたえ十分となっています。
当社は、本展覧会の図録制作作業に関わらせていただいています。日本美術院の制作ディレクターと共に、「本画と印刷物の印象の差を縮める」ことを目標に掲げ、実物の日本画の色調と質感を印刷物に表現できるように取り組んでいます。
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