いつもブログ「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。

3月25日(水)より、日本橋三越本店にて「第75回春の院展」が開催されています。
主催の「日本美術院」は、現東京藝術大学を退任した岡倉天心を中心に、横山大観、下村観山、菱田春草らによって設立されました。
以後、前田青邨、速水御舟、奥村土牛、片岡球子、平山郁夫らなどのスター作家を輩出し、近現代の日本画界をリードし続けています。

展覧会場では、「写真で共有＃春の院展」ということで、今回より作品の写真撮影が可能となりました。SNSによるオンラインでの共有化で、展覧会を盛り上げようとする新しい取り組みです。本展覧会は、今回の東京展を皮切りに、全国各地の美術館・百貨店で約1年にわたり巡回します。