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30 November 2021

「小江戸川越」を散策してきました!



このたびアート&カルチャー事業に配属され、初めてブログ執筆を担当することになりました。
初回にふさわしいネタは何かないかといろいろと考えた末に、私の地元である「小江戸川越」を散策し、川越市立美術館で開催していた特別展「没後70年 吉田博展」の紹介で締めくくることにしました。

*川越市立美術館特別展「没後70年吉田博展」は2021/10/23~11/28までの会期で、現在は終了しています。

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まずは、川越散策の出発地点、西武鉄道新宿線「本川越駅」につきました。
ここから「小江戸川越」散策をスタートし、終着点の川越市立美術館をめざします。

川越市は埼玉県の南西部に位置し、江戸時代には川越藩の城下町として栄えました。戦災や震災を免れた歴史的な街並みが今でも数多く残っており、毎年たくさんの観光客が訪れています。

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この日は快晴ということもあって、着物姿の方や外国の方など多くの人が写真を撮ったり買い物をしたりしていて、みなさん思い思いに「小江戸」の雰囲気を楽しんでいるようでした。

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「小江戸川越」の中心「川越一番街」にやって来ました。
当時の小江戸の町を再現すべく、この一帯は電線を地中に埋めて電柱を取り外しており、高い建物が少なく空がとても広いです。 道路の両側には蔵造りの街並みが今も残っています。

近くには、川越のランドマーク「時の鐘」があります。
「時の鐘」は、度重なる火災などでその都度建て替えられていますが、400年近くにわたり城下に時をしらせています。今でも一日に四度鐘の音を聞くことができ、いつ来ても多くの観光客で賑わっています。
「時の鐘」付近にはおいしい食べ物屋さんもたくさんありますよ!

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「川越一番街」から少し小径に入ったところには、駄菓子のお店が並ぶ「菓子屋横丁」があります。ここまで人力車で乗り付けて、お土産を買って帰る人もいるほどの人気のスポットです。
横丁は昔懐かしい飴玉や麩菓子などのお菓子を楽しむ子供たちであふれており、にぎやかでお祭りのような雰囲気で、ついつい私も童心にかえって楽しんでしまいました。

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観光や食事を堪能し、ようやく今回の終着点、「川越市立美術館」の特別展「没後70年 吉田博展」に到着。
今回の展示会では吉田博の水彩、油彩の作品のほか、49歳から制作を始めたという約150点の木版画作品が展示されていました。
国内外を巡って独自の視点で風景画を描いた繊細な描写の版画は国内外で人気を博し、かのダイアナ妃の執務室に飾られていた事実に代表されるように、海外では特に高い評価を受けた画家だったようです。

私は恥ずかしながら、今回の展示会で「吉田博」という名を初めて知りました。
現代のように情報が簡単に手に入らない時代に、勇気を持って海外に飛び込み、知名度のない海外で高い評価を受けるまでに至るなど、冒険心を持ったすばらしい画家に出会えたこの機会に感謝し、ブログを終えたいと思います。


川越市立美術館(常設展)
開館時間:9時~17時
*月曜日、年末年始、特別整理期間などは休館
観覧料:一般200円(常設展)
*特別展は展覧会ごとに設定

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