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16 April 2020

【新作】平山郁夫「光燿厳島(こうよういつくしま)」のご案内


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さて、このたび当社では、平山郁夫画伯の名作「光燿厳島(こうよういつくしま)の彩美版®複製画を発売しました。


「光燿厳島」は、平山郁夫画伯が故郷である広島の「厳島神社」を描いた作品です。
1930年、広島県豊田郡瀬戸田町(生口島・現尾道市瀬戸田町)に生まれた画伯は、瀬戸内海に囲まれた自然豊かな風景のなかで多感な幼少時代を過ごしました。原風景やそこで得た経験は平山画伯の根源であり、深い精神性として作品に息づいています。


「厳島神社」たある宮島は、古より島全体が神の島として崇められ、日本三景の一つでもあります。厳島神社は6世紀の推古天皇の時代に創始されてたと伝えらており、天照大御神の子であり皇室の安泰や国家鎮護、海上の守護神とされる宗像三女神、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)を御祭神としています。


厳島神社は、本社をはじめ複数の神殿や能舞台などが回廊で結ばれて形成されています。そのなかで、「光燿厳島」に描かれたのは、背後に五重塔を望み、木々の緑や海の青と建物の色彩の調和が美しい客(まろうど)神社の祓殿(はらえどの)です。


平山郁夫画伯の弟子であり日本美術院同人の宮廽(みやさこ)正明先生は本作について、「この厳島神社の作品からは、創作と文化財の保存を両輪に、どんなに歩いても行き着くことのない永遠の道への挑戦が見て取れる。世界を軸に活躍されてきた先生が、やはり自分が生まれ育った地に生命の根源を見出して描ききったこの作品こそが、先生のすべてを語りつくしていると言える。(作品解説より編集)」と述べています。この言葉の通り、本作の前に立つと、平山画伯の、深く、強く、あたたかな精神が真摯に心に響いてきます。


このたび、原画を所蔵するリーガロイヤルホテル広島さまが「創業65周年を記念し、本作品のすばらしさをより多くの方と共用したい」との思いで、特別にご協力くださり、製作にいたりました。本作のために撮り下ろした最新の写真を使用し、厳密な原画校正と監修者の確認を経て、「光燿厳島」彩美版®が完成しました。手刷りによるシルクスクリーンで原画の持つ魅力を贅沢に追求した本作品を、限定300部にて提供します。ぜひお手元でお楽しみください。
平山郁夫「光燿厳島」


※1993年の再興第78回院展に「光燿厳島」と対になる作品として出品された「月華厳島」。光を浴び佇む姿を描いた「光燿厳島」とは対照的に、本作では群青を主体に月光の中に浮かび上がる幻想的な厳島神社の姿が描かれています。こちらも彩美版®複製画で製作しています。
平山郁夫「月華厳島」


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