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18 April 2024

中島千波画伯が描いた、石部桜を訪ねて  



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「桜の千波」としても知られ、全国各地に生きる桜の姿を描き続けている中島千波画伯。 画伯が描く桜図は、春の景観としての美しさにとどまらない、存在そのものの美しさを感じさせてくれます。 今回は中島画伯が中目黒にある郷さくら美術館より依頼を受けて制作した作品《石部の櫻》の画題になった福島県会津若松市にある「石部桜」を紹介いたします。 「石部桜」は会津五桜の1本と知られ、会津出身の教育者、新島八重をテーマにしたドラマのオープニングで使用されたことでも話題となった、樹齢約650年のエドヒガンザクラです。16世紀に会津の守護として支配を確立した葦名氏の重臣であった石部治部大輔の庭にあったと伝えられることからその名が付けられたと言われています。江戸時代から名木として知られ、花が満開の時期には藩主をはじめ多くの人が訪れたと言われています。

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幸運なことに、「石部桜」の満開のタイミングで現地を訪れることができました。 場所は白虎隊が自刃した場所として知られる飯森山の麓にあります。その大きさは樹高約11m。中心となる幹はなく、樹の根元から芽が育ち新たな木となる「蘖(ひこばえ)」が成長して枝葉をつけたもので、約20mに広がります。広々とした田んぼの中に立つ一本桜でなお一層目を引きます。

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このたび当社では中島画伯の正式認可と監修を得て、彩美版®プレミアム「石部の櫻」を発売しました。アクリルパネルを通して感じられるクリアな美しさに、新たな作品鑑賞の形としての新鮮な魅力が評価され、完成した複製画です。ご興味のある方はこちらのサイトよりぜひお問い合わせください。
             
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