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04 April 2019

新作 『春の花束』のご案内


美術趣味をご覧いただきまして、ありがとうございます。
桜の花も今を盛りとばかりに、美しく咲き誇っています。 会社の近くには、約120本の桜並木があり、多くの方がお花見を楽しまれています。 花を見ている方は、笑顔でお顔ほころび、穏やかで幸せそうです。 どうぞ皆様も、心ゆくまで桜花の季節を楽しまれてください。

さて、今回は間もなく販売を開始する新作、ルノワールの《春の花束》をご紹介します。
ルノワールは、生涯を通して多くの花を描きました。本作は、こぼれるほどに生けられたバラやアイリス等の花々が、陽の光を浴びて瑞々しく咲いています。
描いたのは、彼が25歳の画学生の時でした。まるで花の香りまでしてくるような、麗しい花々の生命感を、自由で透徹した絵筆で描いています。画家として初期の頃に制作した、類まれなる審美眼を感じさせる名作です。
ルノワールが花の美しさを余すところなくとらえた本作は、お部屋に飾ると室内を芸術の香気で満たし、日々の生活に潤いをもたらすことでしょう。
是非ご自宅で存分にご賞玩ください。



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《春の花束》が描かれた1866年にも、ルノワールはフォンテーヌブローの森の南端にあるマルロットという村に滞在していた。この村にはコローの弟子のジュール・ル・クールがいた。彼は最初は建築家を志していたが画家に転向する。裕福な家庭の出身だったル・クールは貧しいルノワールを経済的に援助した。ルノワールの最初の気に入りのモデルになるリーズ・トレオは、マルロットのル・クール家の家政婦クレマンス・トレオの妹だった。ルノワールはリーズをモデルにした初期の人物画の秀作を残している。
この静物画はル・クールの注文で制作されたから、ル・クール家の邸宅を飾っていたのかもしれない。青い色調の図柄が施された大きな花瓶は画面中央に位置する。花瓶の中にはバラやアイリスなどの春の花々が生きいきと描かれている。画面左下から右上方に重ねられた白い花々が、大理石の台の上に置かれた左下の一輪の白い花房によってバランスがとられている。ルーヴル美術館にあるオランダ派の花の絵やクールベの作品などから学びとった、堅実な描写方法を示している。のちに華麗に展開していくルノワールの画風の起源のひとつを垣間見ることができるだろう。
【解説より抜粋】

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©Fogg Art Museum, Harvard Art Museums, USA / Bequest of Grenville L. Winthrop / Bridgeman Images / UNIPHOTO PRESS



ルノワール《春の花束》

【仕様体裁】
技法:彩美版®シルクスクリーン手刷り
限定:300部
画面寸法:天地59.5×左右45.0㎝
額寸法:天地72.5×左右58.3×厚さ3.2㎝
用紙:キャンバス
額縁:特注木製額金箔貼りハンドメイド仕上げ、アクリル付き(日本製)
重量:約3.4kg
監修:島田 紀夫(美術史家/実践女子大学名誉教授)
原画所蔵:ハーヴァード大学付属フォッグ美術館(アメリカ合衆国)
発行:共同印刷株式会社
本体価格:120,000円(消費税は別途申し受けます)

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