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17 January 2023

横山大観の「蔵出し」未公開・未完作品のNFTアートの発売情報。初回10点の最後の2点を販売開始します!


美術趣味をご覧いただきまして、ありがとうございます。
昨年の11月下旬から発売を開始した、横山大観の「蔵出し」未公開・未完作品の初回NFTアート10点のうち、最後の2点を1月30日(月曜日)からNFT※マーケットプレイス「Adam byGMO」で販売開始いたします。

※Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略。代替性のない固有の権利を持つ ID と保有者情報などをブロックチェーンに記録することにより、デジタルコンテンツをはじめとするモノの保有権利を証明するのに加え、移転追跡プログラムを活用し、販売者・保有者が二次流通以降の収益を得られる仕組み。

今回販売されるのは「午下りⅠ(未完)」と、「龍(未完)」です。
「午下りⅠ(未完)」に描かれているのは、茄子のたっぷりとした姿です。茄子の葉は琳派の絵師が用いた日本独自の技法、たらし込みによる墨の濃淡で見事に描かれています。
「龍(未完)」は気迫みなぎる龍の姿が描かれています。天地に長い絵柄は掛軸にすれば威厳ある作品になったはず。背景に描かれた沸き起こる雲や、ごつごつした岩肌、うねる水は墨で見事に描き分けています。

どちらも蔵に収蔵され一般公開されることのなかった「蔵出し」未公開・未完作品のNFTアートであり、各NFTアートは1点ものの貴重なものです。このNFTアートは、横山大観の表現の過程を知る貴重な資料なのです。
また「Adam byGMO」で販売した横山大観のNFTアートの収益の一部は、作品の保存や横山大観記念館の維持のために役立てられます。

皆さまもぜひ一度以下のNFTストアをのぞいてみてください。

NFTストア名
横山大観記念館

NFTストアURL
https://adam.jp/stores/yokoyamataikan


公益財団法人横山大観記念館について
公益財団法人横山大観記念館の所蔵品は、絵画作品・習作・スケッチをはじめ、大観による陶磁器の絵付け、着物の意匠、書籍の装丁にいたるまで多岐にわたっており、画伯の画業の全貌を知ることができます。横山大観にゆかりのある画家たちの作品、画材をはじめとする横山大観の遺品、書簡、収集した古美術品なども、同館のコレクションの特徴です。これらは、横山大観の趣味や交友関係、日常の姿など、知られざる一面を伝える貴重な資料となっています。

また、同館のある「横山大観旧宅及び庭園」は、「国指定 史跡及び名勝」に指定されており歴史的・文化的にも大変価値があります。同館は横山大観が暮らした京風数寄屋造りの家の客間、居間、アトリエなどを、そのまま展示スペースとして公開しています。建物の構造や内装のデザインには、画家ならではの工夫が凝らされており、見どころのひとつとなっています。四季折々の表情を見せる庭園の景色も、訪れる人を魅了しています。

横山大観記念館のWebサイト
https://taikan.tokyo/

横山大観記念館のインスタグラム
https://www.instagram.com/taikankinenkan


さらに横山大観記念館からの情報です!

BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」で1月31日よる8時から、「横山大観記念館&国立科学博物館 特別展「毒」」が放映されます。
https://www.bs4.jp/burabi/

また、市川市東山魁夷記念館では、令和4年度特別展「日本画と歌舞伎の世界-革新によって守り継がれた伝統-」が1月28日~3月12日まで開催されます。こちらでも緞帳原画でかかわりのある横山大観が紹介されています。
https://www.city.ichikawa.lg.jp/higashiyama/0000417802.html


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