February 18, 2019

春間近、もうすぐひな祭り。「お雛あそび」のご紹介です。



 「美術趣味」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
 寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 会社の近所にある桜並木では、河津桜が花を開きはじめております。
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 もうすぐ3月3日、桃の節句、ひな祭りです。
 女の子の健やかな成長を祈るとても華やかな節句ですね。この晴れやかなひな祭りに、大切なお孫さん、お子さんへ、華麗なオリジナル版画をプレセントされてはいかがでしょうか。
 現代日本画壇でトップクラスの活躍をされている、森田りえ子先生のオリジナル版画「お雛あそび」。シルクスクリーンを47版、47色という大変手間をかけて刷って、鮮やかで微妙な色彩を表現しています。バックには、贅沢にも本金箔を全面に手張りしています。
 優しくも凛とした立ち姿の男雛・女雛。その手前には、安産や子孫繁栄の縁起物の犬筥(いぬばこ)が、雌雄一対でかわいらしいく鎮座しています。
 作品一枚一枚には森田先生直筆のサインが入り印章が捺印されます。オリジナル版画として特別に制作された希少性の高い逸品です。

 品格と華やかさを兼ね備えた芸術品を、是非ご家族の皆様でお楽しみください。


オリジナル版画
森田りえ子 《お雛あそび 》
限定 100部制作
価格 320,000円+税


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<仕様体裁>
■版画
作者 森田りえ子
題名 お雛あそび
制作 2016年
画寸 425×294㎜
限定 100部
版式 シルクスクリーン
版数 47版47色
用紙 鳥の子和紙、手張り本金箔
署名 作者直筆サイン、印章
工房 K.T.M.printers


■装丁
額縁 杉材浮造り仕上、近江織金襴筋廻し、アクリル付き
額寸 626×480㎜
重量 約2.6㎏


■解説
草薙奈津子(平塚市美術館館長)


■発行
共同印刷株式会社


・本金箔は手張りのため一枚一枚の風合いが異なり、仕上がりは均一ではありません。
・当社が独自に開発したセキュリティーシールを奥付に貼付しています。スマートフォンなどで、作品が当社(KP)が発行する真正な作品であることを判定できます。


■お問い合わせ先
お電話:03-3817-2290 (土、日、休日を除く平日の10:00~12:00、13:00~17:00)
FAX:03-3817-2288 

February 8, 2019

小さい春の訪れ

 いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。

まだまだ寒さが身に染み入る今日この頃ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。各所ではインフルエンザの猛威で体調を崩されている方が多く見受けられます。皆様、どうか体をご自愛くださいませ。

(※①写真↓)
文京区千駄木 光源寺の白梅20190208.jpeg さて2月に入りました。3日に節分、翌4日は立春を迎え、暦の上ではもう春が訪れます。少し陽だまりのほうに目を注ぐと、所々に白く可愛らしい白い梅の花が咲き始めていました。これからさらに陽気が暖かくなると、赤や白の梅の花が香り高く一層咲き始め春の訪れを感じさせる事でしょう。昔は梅を見物するための「梅見船」があったそうで、咲き始めた梅の上品な香りに包まれながら優雅な一時を楽しんだのかもしれませんね。


文京区千駄木 光源寺の梅20190208.jpeg  (※②写真→)



≪※①②東京文京区千駄木・光源寺(こうげんじ)の紅白の梅もそろそろ見頃を迎えます≫




今回は、春の訪れを感じさせる複製画をご紹介いたします。








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前田青邨 《 紅白梅 》
販売価格(額・軸) 各190,000円+税



 淡く下地に金泥を刷いた画面に、琳派に由来する垂らし込みの技法で、華やかな紅白梅が描かれています。リズミカルにデザイン化された幹と枝は、光琳の紅白梅図屏風を連想させます。よく観ると濃い紅色、淡い紅色、白色と異なる色の花を咲かせた三本の樹々が、あたかも家族のように互いを抱きあいながら、複雑に絡み上方へと伸びています。香り高い梅の花が一面に咲きこぼれ、上品で華やかな青邨独特の画面をつくりあげています。



<仕様体裁>
■基本情報
監修: 平山郁夫
原画: 公益財団法人石橋財団 石橋美術館 所蔵
解説: 石橋美術館
技法: 彩美版(R)・シルクスクリーン
用紙: 和紙
限定: 300部
証明: 著作権者承認印入り奥付及び所蔵者承認印入り証紙を貼付
■額装仕様
画寸: 天地43.9×左右60.3cm
額寸: 天地65.5×左右81.9cm
重量: 約5.8kg
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
※この作品は掛軸もございます。



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安田靫彦 《 梅花定窯瓶(ばいかていようへい) 》
販売価格(額・軸) 各120,000円 +税



 赤い壁を背景に置かれた白い壺に、紅白の梅の枝が活けられています。
 梅は靫彦が最も愛した花と言われます。壺(瓶)は中国・宋時代を代表する定窯の白磁です。あたたか味のある乳白色の釉に特徴があります。
 色彩、構図とも一見さりげない感じながら緻密に計算されており、明快で絶妙な調和をもたらしています。気品高く深い精神性を感じる靫彦芸術が、この一作に凝縮されています。



<仕様体裁>
■基本情報
監修: 安田建一
原画: 豊田市美術館 所蔵
解説: 豊田市美術館
技法: 彩美版®・シルクスクリーン
用紙: 和紙
限定: 300部
証明: 著作権者承認印入り奥付を貼付
■額装仕様
額縁: 木製白茶仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地45.3cm×左右38.6cm(8号)
額寸: 天地64.2cm×左右57.5cm
重量: 約3.7kg
※この作品は掛軸もございます。




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小倉遊亀 《 梅 》
販売価格 190,000円 +税

※この作品は額装仕様のみです。


 金箔を背景に鮮やかな絵付け文様の古壺に紅白の梅の枝が活けられています。華麗な色彩で構成された小倉画伯独特の画風が眼に鮮やかです。画中から春を告げる芳しい香りが漂ってくるかのようです。
 壺(古赤絵酒次)は小倉画伯が愛蔵した磁器で、中国・明代に景徳鎮の窯で製作されたものです。上絵付けの技法で赤を主体に緑や黄色で華やかな模様が描かれており、わが国では「古赤絵」と呼ばれています。



<仕様体裁>
■基本情報
監修: 有限会社 鉄樹
解説: 谷岡 清(美術評論家)
技法: 彩美版®・シルクスクリーン、本金箔使用
用紙: 版画用紙(かきた)
限定: 200部
証明: 著作権者承認印を画面左下部と奥付に押印
■額装仕様
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地41.0cm×左右28.5cm(6号)
額寸: 天地59.0cm×左右46.5cm
重量: 約2.4kg




【複製画画像】瓶梅図.jpg


速水御舟 《 瓶梅図 》
販売価格 185,000円 +税

※この作品は額装仕様のみです。


 時代を先駆けた希代の天才と言われた速水御舟。写実すぎるゆえに波紋を呼んだ、御舟代表作《京の舞妓》をはじめ究極の写実《炎舞》(重要文化財)を描き、数々の作品を発表します。本作が描かれたのは1932年(昭和7年)。当時の東京は関東大震災復興事業を通じ、モダン都市へと変貌を遂げていた時代でもありました。赤絵壺の模様にみられる緻密さと、らせん状に描かれた枝ぶりの隙のない構図に、御舟らしい凄みを感じさせます。東洋画の伝統に立脚しながらも、モダンな感覚に満ち伝統とモダンが融合した《瓶梅図》を、ぜひお手元でお楽しみください。
 また、本作には日本画家、田渕俊夫先生のインタビューを収録した特別付録冊子がついております。


<仕様体裁>
■基本情報
監修: 速水夏彦
解説: 石井幸彦(世田谷美術館主席学芸員)
技法: 彩美版®・シルクスクリーン(パール、銀、本金一部使用)
用紙: 版画用紙
限定: 200部
≪特別付録≫
『速水御舟《瓶梅図》を紐説く』
石井幸彦学芸員による作品解説に加え、田渕俊夫氏のロングインタビューを収録した冊子が付きます。
■額装仕様
額縁: 金泥仕上げ木製特製額(国産ハンドメイド)
画寸: 天地53.0cm×左右43.6cm(10号)
額寸: 天地75.0cm×左右65.6cm
重量: 約3.9kg





※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。

January 24, 2019

新作≪唐獅子図≫のご案内

いつもブログ「美術趣味」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
厳しい寒さが続きます。いかがお過ごしでしょうか。風邪など召されませぬよう、ご自愛ください。
さて今回は、まもなく販売を開始する葛飾北斎筆≪唐獅子図≫をご紹介します。
国際的に著名な浮世絵師・葛飾北斎は、版画「冨嶽三十六景」や版本「北斎漫画」などを残しました。また、肉筆画でもすぐれた作品を描いています。本作「唐獅子図」は、北斎最晩年の作品で、積み重ねた技法や経験が集約された作品です。
北斎は天保13年から翌年にかけて、魔を祓うために≪日新除魔≫と名付けた墨画の獅子図を描き、邪鬼を祓うことを日課としていました。≪唐獅子図≫は≪日新除魔≫を描き終えた翌年、85歳の時の作品です。
本作は北斎獅子図の集大成とも言うべき傑作で、雄渾な筆致で描かれた「百獣の王」として知られる獅子を、「百花の王」である色とりどりの牡丹が彩り、壮厳さと華やかさを漂わせています。
このたび、浮世絵の世界的権威・小林忠氏に監修をあおぎ、当社高品質の複製技術「彩美版®」にて、北斎の筆致を克明に再現しました。
魔を祓う神獣出現のめでたさに満ちた本作を、ご自宅にて心ゆくまでご賞玩ください。


【軸装】
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©2018 Museum of Fine Arts,Boston.


【額装】
karajishi_gaku.jpgのサムネイル画像
©2018 Museum of Fine Arts,Boston.


【仕様体裁】
技法-彩美版®
用紙-特殊絹本
画面寸法-天地41.0cm × 左右38.3cm
原画所蔵-ボストン美術館 ウィリアム・スタージス・ビゲローコレクション
監修・解説-小林 忠(学習院大学名誉教授、国際浮世絵学会会長、「国華」主幹、岡田美術館館長、日本美術アカデミー理事長)

【軸装仕様】
軸寸法-天地127.5cm × 左右55.5cm
表装-三段表装
材料-天地:利休色無地
    中廻:薄茶地小花飛紋緞子
    風帯:一文字・白地唐花唐草紋金爛
    軸先:牙使用
収納-桐箱・タトウ

【額装仕様】
額寸法-天地58.0cm × 左右60.7cm × 厚さ3.5cm
額縁-木製額金泥塗装仕上げ
    茶地小花飛紋緞子張マット
    アクリル付(国産)
重量-約2.6kg
本体価格-125,000円(税別)

January 8, 2019

新年のごあいさつ

新しい年になって初めての美術趣味でございます。私共一同、新たな気持ちでスタートしてまいります。皆様、本年もどうぞご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

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湘南海岸から臨む富士山

 さて新年といえば皆様は初夢をご覧になりましたでしょうか。初夢で見ると縁起が良いとされているのは「一富士、二鷹、三茄子」ですが、やはり富士山は一番おめでたい存在のようです。
 一番といえば富士山が日本の最高峰(標高3776 m)であることはいわずもがなです。また、富士山は他に比べようがない唯一無二の山として、「不二山」と書かれたりもします。その美しい姿は日本の紙幣に度々描かれており、現在の千円札の裏面には本栖湖に映る逆さ富士が描かれています。これは、写真家の故・岡田紅陽氏が撮影したものを図案化したものだそうです。

 富士山は2013年に世界文化遺産に登録され大変な話題になりました。登録の理由には、富士山が「信仰の対象」と「芸術の源泉」としての価値を認められたことがあります。信仰といえば江戸時代は庶民が富士山を参詣する富士講が流行ったそうです。関東地方には、富士講に行けない人たちのために造られた小さい富士山の塚「富士塚」が今でも残っています。
 芸術といえば確かに葛飾北斎の富嶽三十六景などの浮世絵や日本画の巨匠横山大観など、時代を超えて多くの芸術家の題材となっています。
 
まことめでたき富士山の魅力は尽きません。一生に一度は登ってみたい山です。
 
さて、おめでたい新年に相応しい富士山にまつわる商品をご紹介いたします。
 
片岡球子「富士」
こちらは再興第69回院展作品集の表紙のために描き下ろされた貴重な作品の複製画です。
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[仕様体裁]
限定:500部
画寸:29.5cm × 40.5cm
額寸:47.5cm × 58.5cm
技法:彩美版® シルクスクリーン手刷り
用紙:版画用紙
額縁:特製木製額金泥仕上げ、アクリル付(日本製)
重量:約2.7kg
証明:著作権者承認印入り証書を額裏に貼付
監修:片岡雍子
解説:田渕俊夫(日本画家)
原画所蔵:日本美術院
販売価格 180,000円(税別)
 
横山大観「雲中富士」
本作「雲中富士」は、大観「富士」の原点ともいえる名作で、かつて越中立山の山頂から眺めた富士を題材に描かれたと言われています。琳派の系譜を受け継ぐ装飾性とシンプルな構図によって、富士の雄大で神々しい姿が際立っています。
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[仕様体裁]
限定:150部
画寸:天地31.0cm×左右69.0m
額寸:天地44.0cm×左右82.0cm×厚み2.5cm
技法:彩美版® シルクスクリーン手刷り
用紙:版画用紙
額縁:特注木製額金泥仕上げ、アクリル付(日本製)
重量:約3.1kg
監修:横山 隆 (横山大観記念館 理事長 兼 館長)
解説:佐藤 志乃(横山大観記念館 主任学芸員)
原画所蔵:東京国立博物館 ※原画《雲中富士図屏風》の左隻部分を複製したものです。
本体価格 150,000円(税別)
 
※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※作品の色彩は、ご覧いただいている画面と現品とでは多少異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。
 
※作品についてのお問い合わせ:共同印刷(株)アート&カルチャー事業 TEL.03-3817-2290

December 20, 2018

浅草・羽子板市



本年最後の記事更新となります。
いつもブログ「美術趣味」をご覧頂きましてありがとうございます。
今年もあっという間に残すところ10日となりました。
皆さま、年越しの準備は進んでいますでしょうか。


年の瀬の風物詩として、浅草・浅草寺では「歳の市」が行われました。同時に開かれている「羽子板市」が有名なので、初めて足を運んでみました。境内には大小さまざまな羽子板を売るお店が並んでいて、平日にも関わらず大勢の人で賑わっていました。毎年12月17日~19日の3日間のみの開催なので、休日と重なった場合の人出は凄まじいものと想像がつきます。


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羽根突きはお正月の遊びとして誰しもがご存知だと思います。同時に、それに用いる羽子板も新春の縁起物として日本人に親しまれてきました。羽子板は先端に向けて広がる「すえひろがり」の形と、羽が厄災を「はねのける」に通じることから、室町時代以前より長らく日本人に親しまれてきました。


店頭に飾られている見ているだけで楽しい装飾された羽子板は「押絵羽子板」といいます。江戸時代になると、歌舞伎役者の人気を背景に、浮世絵師の描く役者絵を押絵細工として羽子板に取り付けたのが始まりです。特に女性の人気を集め、徐々に『歳の市』から『羽子板の市』に重点が移り、明治時代以降、年末の風物詩「羽子板市」という名前が定着したそうです。開催期間が3日間とは短いと感じましたが、年の瀬を十分に味わうことができました。


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さて、当社でも新年を迎えるにあたり、慶祝の日にふさわしい吉祥画をご用意しております。近年注目度の高い、伊藤若冲が描いた「日出鳳凰図」です。
若き若冲の気概あふれる傑作です。旭日と鳳凰に焦点を絞った大胆な構図が青年期の若冲の比類なき才能を感じさせ、その定評ある細密な描写が作品の完成度の高さを証明します

彩美版®
伊藤若冲 《日出鳳凰図》
販売価格 110,000円+税


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<仕様体裁>
原画 米国・ボストン美術館所蔵
解説 河野元昭(美術史家、東京大学名誉教授)
技法 彩美版®
用紙 特製絹本
表装 三段表装(本表装)
画寸 94.0×33.0㎝
軸寸 183.0×52.5㎝
箱  柾目桐箱、タトウ付
※ご希望により額装のご注文も承ります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。

December 6, 2018

新作≪月華厳島≫のご案内


いつもブログ美術趣味をご覧いただき、まことにありがとうございます。

今年も早いもので、残すところ後二十日あまりとなりました。寒さも日に日に厳しくなってきております。本ブログをご覧の皆さまも、気忙しい日々をお過ごしのこととは思いますが、体調の管理には十分お気を付けください。


さて、この度は先だって販売を開始いたしました平山郁夫画伯の入魂の作、≪月華厳島≫彩美版®をご紹介いたします。


≪月華厳島≫は、名実ともに日本画壇の第一人者として活躍をされた平山画伯が、文化功労者として顕彰された記念すべき年(平成5年)に描いた、画伯壮年期の名品です。


世界遺産としても知られる厳島神社は、荘厳な佇まいと美しい自然の風景で、古より人々を魅了してきました。同じ広島県に生まれた平山画伯も、美しい瀬戸内海の風景の中で過ごした幼い頃の記憶と、日本文化への愛着が強い想いとなり、何度もこの信仰の島を描いております。その代表的な作品がご案内の≪月華厳島≫です。


本作≪月華厳島≫は、潮が満ち、あたかも海に浮かんでいるような厳島神社の社が神秘的な青の世界で描かれています。月明かりを受けてほのかに光る灯籠の光が、社殿の回廊に点々と連なり、見るもの奥へ奥へと導き、幻想の世界へと誘います。画伯は月明かりに浮かぶ神宿る社の神秘感を、平山ブルーと呼ばれる深い群青色で、灯籠の幻想的な灯りを金色で描きました。


今回の復刻では、平山家と原画所蔵元の特別なご協力をいただき、原画に描かれた微細な色合いや色調の濃淡を忠実に再現することが可能となりました。平山画伯の深いブルーと金の輝きは、職人の手業であるシルクスクリーンで再現、金色には本金泥を一部使用するなど、原画の持つ魅力を贅沢に追求しております。


平山芸術の神髄、≪厳島神社≫が現出する悠久の荘厳美を、皆さまもぜひお手元でご堪能ください。




【作品のご案内】


「宮島口の港から瀬戸内の穏やかな海を渡ると、遥か彼方に小さく見えていた赤い鳥居が次第に大きさを増し、やがてその全容が聳(そび)え立つように迫ってくる-あの光景ほど、心を震わせるものはない。」(作品付属解説書より)


彩美版®
平山郁夫 《 月華厳島 》

販売価格 300,000円+税
限定300部発行



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■仕様体裁

監 修 平山美知子(公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館館長)
技 法 彩美版®シルクスクリーン手刷り、一部本金泥使用
額 縁 特製木製額金泥仕上げ、アクリル付き、クロス貼りタトウに収納
画 寸 天地34.1×左右72.7㎝(20号大)
額 寸 天地54.5×左右93.0×厚さ5.0㎝
重 量 約6.3㎏
解 説 谷岡清(美術評論家、NPO法人美術教育支援協会理事長)
発 行 共同印刷株式会社


●寸法・重量等は、天然材料を使用し、一点すつ手作りのため、表記と異なる場合があります。
●作品の色彩は、ご覧いただいている画面と現品とでは多少異なる場合があります。


※作品についてのお問い合わせ:共同印刷(株)アート&カルチャー事業 TEL.03-3817-2290


November 22, 2018

生誕110年 東山魁夷展 ≪東京≫

いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。

11月初旬に立冬を迎えましたが、思ったより穏やかな天候に恵まれていたように感じます。それでもここ数日の間に朝晩の冷え込みが強くなり、寒暖差の恩恵を受け木々や山々の紅葉が見ごろを迎えています。色鮮やかで華やかな紅葉を眺め、移りゆく季節を感じられる今日この頃です。季節の変わり目でもありますが、皆様どうぞご自愛くださいませ。


先だってブログにご案内いたしました「生誕110年 東山魁夷展」ですが、10月24日(水)から東京の国立新美術館にて開催されています。首都圏では2008年以来10年ぶりの大回顧展です。東山魁夷の創作の全貌を肌で感じられる又とない機会ではないでしょうか。



なお本展覧会では東山魁夷の複製作品を、会場出口にてお取扱いいただいております。展覧会ご鑑賞の折は、ぜひ販売会場にも足をお運びいただき、ご覧いただければ幸いです。



【展覧会情報】
『生誕110年 東山魁夷展』
 会  場/ 国立新美術館
       東京都港区六本木7-22-2
 会  期/ 2018年10月24日(水)~12月3日(月)まで
 会館時間/ 午前10時~午後6時 毎週金・土曜日は午後8時まで
       ※入場は閉館の30分前まで
 休 館 日/ 毎週火曜日
 
 ◇詳しくは、展覧会ホームページをご覧ください。



【販売作品のご案内】


彩美版®
東山魁夷 マスターピース コレクションTM 「行く秋」
 
販売価格 500,000円+税
限定350部発行


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<仕様体裁>
監修:東山すみ
技法:彩美版®プレミアム
額縁:特注銀泥プラチナカラー木製額・ハンドメイド浮き出し加工
画寸法:459×652mm
額寸法:636×832mm
重量:約5.3Kg
原画所蔵:長野県信濃美術館 東山魁夷館
解説:松本猛(長野県信濃美術館 東山魁夷館前館長)
発行:共同印刷株式会社



※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。

November 7, 2018

新作《椿》特装版のご案内

いつもブログ『美術趣味』をご覧頂き、ありがとうございます。
秋も一段と深まり、日だまりの恋しい季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
実りの秋、皆様が充実した日々をお過ごしになられるよう、お祈り申し上げます。
さて今回はまもなく販売を開始する、小倉遊亀筆《椿》特装版をご紹介します。
椿は小倉画伯が好んで描いたモチーフで、この作品は代表的な作品の一つになります。
金地に映える紅、白、絞りの三種の椿が鮮やかに咲き、部屋に飾ると明るく華やかに彩ります。
純美な名画を、ぜひお手元でお楽しみください。

《椿 》特装版
[仕様体裁] 本体価格 185,000円(税別)
限定:500部
技法:彩美版®シルクスクリーン手刷り 本金泥使用
用紙:版画用紙
額縁:特注木製額金泥仕上げ、アクリル付き 面金付布マット(日本製)
画面寸法:天地32.0×左右53.0cm
額寸法:天地54.5×左右75.5×厚さ3.7cm
重量:約3.5kg
監修:有限会社 鉄樹
解説:谷岡 清(美術評論家/NPO法人美術教育支援協会 理事長)
証明:著作権者承認印を奥付と画面右下部に押印
原画所蔵:宮内庁
※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。
※作品についてのお問い合わせ先:共同印刷(株)アート&カルチャー事業 TEL.03-3817-2290
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October 24, 2018

芸術の秋と奈良

 深まり行く秋、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 さて古の都の奈良から西に少し行った近鉄学園前駅周辺には、素敵な美術館が点在しています。その一つ、松柏美術館は閑静な住宅街にある大渕池の畔に立つ落ち着いた美術館です。こちらの松柏美術館では日本画家の上村松園、松篁、淳之の三代の画業を紹介しています。今開催中の「上村松園・松篁・淳之三代展」(~12月2日まで)では、下絵などを紹介しながら本画ができるまでの過程を見ることができます。展示作品の中でも松園の「鼓の音」は凛とした女性の美しさと、今まさに鼓を打たんとしている緊張感が伝わる名品で、まさしく一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香り高い珠玉のような絵でした。上村松園は明治8年に京都に生まれ、女性として初めて文化勲章を受章されましたが、この作品を見ると、作品制作に向かう作家の強い決意のようなものを感じます。
IMG_0755.JPG 湖畔に立つ松柏美術館
 
 学園前駅から南東に少し行ったところには西ノ京と呼ばれるエリアがあります。こちらには薬師寺や唐招提寺、菅原天満宮など歴史的遺産の見どころが集まっています。10月24日から開催された「生誕110年 東山魁夷展」(東京の国立新美術館で12月3日まで)では、唐招提寺御影堂に奉納された障壁画の全作品が再現展示されます。この度、唐招提寺を訪れたところ、御影堂は平成大改修をしていて竣工予定は2022年とのことでした。竣工時には鑑真和上坐像と東山魁夷画伯奉納の障壁画を御影堂で参拝できることを楽しみにしています。帰りは奈良駅まで足を延ばし、興福寺の国宝館に安置されている阿修羅像を拝見し、奈良公園の鹿と戯れて奈良の芸術と秋を満喫いたしました。
IMG_0781.JPG 歴史を感じさせる唐招提寺への道
 
 これからのシーズンは魅力的な展覧会が目白押しです。皆様も芸術の秋を満喫しに、美術館を訪れてみてはいかがでしょうか。
 展覧会の情報は美術館のホームページなどでご確認ください。


 さて、私どもの商品も秋にふさわしい名品がございますので、ご紹介いたします。

~松園が描いた明るく上品なたたずまいの女性。~
上村松園筆「初秋」
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本体価格 120,000円(消費税等は別途申し受けます)

■仕様体裁
限定 200部
技法 彩美版®シルクスクリーン手刷り
用紙 特製絹本
画面寸法 天地43.5×左右53.0cm
監修 上村淳之
原画所蔵・解説 古川美術館
証明 監修者承認印・限定番号入り証紙を貼付
■額装仕様
額縁 特注木製額縁金泥仕上げ、アクリル付き、しぐれ紬織りマット
額寸法 天地63.0×左右72.5cm
重量 約4.5kg
■軸装仕様
軸装 三段表装
表装素材 天地 利休茶色無地
中廻 浅葱鼠色地流水文緞子
風帯・一文字 白茶色地唐花唐草文金襴
軸先 新牙
箱 柾目霧箱、タトウ付き
箱書き 上村松園(シルクスクリーン印刷)  


~東山魁夷が京都の栂尾山高山寺への石段を登る時に見た紅葉の輝き。~
東山魁夷筆「照紅葉」(てるもみじ)
20181024terumomiji02.jpg
本体価格 250,000円(消費税等は別途申し受けます
■仕様体裁
限定 1000部
技法 岩絵具方式複製画
画面寸法 天地36.4×左右53.0cm
額寸法 天地58.0×左右74.7cm
額縁 特製木製額、アクリル付き
重量 約4.9kg
監修 東山すみ
解説 谷岡清(美術評論家)
証明 監修者承認印・限定番号入り証紙を貼付
   ATELIER KAII HIGASHIYAMAの空押しが画面右下部に入ります。


※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。

October 10, 2018

伝統手摺り木版画 横山大観 《 蓬莱山 》発売



いつも美術趣味をご覧いただきましてありがとうございます。


今年2018年は明治から昭和を駆け抜けて日本美術界を牽引した日本画の巨匠、横山大観の生誕150年という記念年です。
4月~7月までは東京・京都と国立近代美術館で大規模な回顧展も開催され、大盛況のうちに幕を閉じました。
当社では4月に発売した彩美版®「雲中富士」に続き、木版画「蓬莱山」の販売を開始します。


本作 《蓬莱山》の軸装原画は、大観が描いた富士の中でも最大級の作品です。畳四畳半分にも及ぶ大きさから復刻不可能とされてきた作品を、大観のご子孫である横山隆氏の特別監修のもと制作しました。京都の熟練職人による68版215度摺りという驚異の手わざで、巨匠大観の筆遣いや微細な表現を巧みに再現しています。


蓬莱山は、中国の伝説で、山東半島のはるか東方にあって不老不死の仙人が住むとされる霊山です。富士山もまた、万葉集から詠まれた信仰の山として知られています。
大観は、やまと絵や琳派などの古典や西洋絵画の技法を咀嚼して近代日本画壇の礎を築き、昭和期に入ると「有形の物象をかりて無形の霊性を表す」と精神主義を唱えて水墨画に熱中しました。本作も、山稜のあたりを瑞鶴が群れ飛び、雲海が生き物のように迫って、光をまとった不動の富士と対峙しています。気迫と気品に満ちた大観の代表的作品を、ぜひお手元でお楽しみください。


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ガク.jpg

蓬莱山(ほうらいさん)
[仕様体裁] 本体価格 280,000円(税別)
限 定:500部 ※今回の販売は最終50部のみ
技 法:伝統手摺り木版画
版数・摺数:68版215度摺り
版 元:歡榮堂/彫師:松田俊蔵 摺師:佐藤景三
用 紙:越前手漉き和紙
本紙寸法:天地49.0cm×左右53.5cm
監 修:横山隆 (横山大観記念館 代表理事兼館長)
解 説:細野正信 (美術史家)


【額装仕様】
額寸法:天地67.0cm×左右71.5cm×厚さ3.5cm
額 縁:特注高級木製額(国産ハンドメイド)、
唐草紋緞子織りマット、アクリル付き
重 量:約4.3kg


【軸装仕様】
軸寸法:天地141.0cm×左右66.5cm
表 装:本表装
材 料:天地:唐花総紋/中廻:牙地菱入唐花蔓/
風帯・一文字:牙地蔓唐花/軸先:新牙
収 納:桐箱・タトウ


寸法・重量等は、天然材料を使用し、一点ずつ手作りのため、表記と異なる場合がございます。
作品の色彩等、画面と現品で多少異なる場合がありますが、ご了承願います。
彩美版(R)は共同印刷株式会社の登録商標です。

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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