September 22, 2017

秋の気配が暮らしを彩ってまいりました


 爽涼の候、澄んだ青空に心洗われ、少しずつ早まる日暮れとともに虫の音が心地よい季節がやってまいりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 この季節の移ろいは、日増しに五感が優れてくるような気配すら感じます。

  【 視 覚 】
    【 触 覚 】
      【 嗅 覚 】
        【 味 覚 】
          【 聴 覚 】

...と文学的なことを言っておきながら、結局のところ私が気づく事と言えば、身近なスーパーの果物売場の盛り沢山さ、食欲をそそるとても色鮮やかなこと。

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 まさに、「天高く馬肥ゆる秋(空は澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥えてたくましくなる秋)」ですね。

 さて、果物は古代から豊穣のシンボルとして、また愛情のしるしとして美術のさまざまな場面で描かれてきました。静物画のモチーフとしても時代や国を超えて多くの作品に描かれており、身近なものとして親しまれてきました。

 19世紀末、セザンヌは「静物画のモチーフは果物がよい」として、リンゴを好んで描いたそうです。リンゴの形や重さといった「物質としての存在感」を表現するために、テーブルクロスや花瓶などを同じ画面上に置き、果物の瑞々しさと無機質な素材とを描き分けるなど絶妙なバランスを配し、その制作姿勢は後の画家たちへ大きな影響を与えました。

 また、印象派の画家たちは、果物を描くことで、キャンバスを通じて自然界の光を屋内に持ち込むといった願いを抱いていたとも言われています。

 そこはかとなく秋の気配が感じられる今日この頃、文学的・芸術的な思考を巡らせながらも、皆さまの日常にある秋色=ご近所にあるスーパーの果物売場を散策し、五感で楽しく味わって頂ければ幸いです。

September 15, 2017

ローカル線で行く芸術の里、中房総いちはらの旅


 「ローカル線」という言葉にノスタルジーを感じるのは私一人ではないでしょう。多くの人にとって鉄道は、忘れ得ぬさまざまな想い出の場面にその背景として登場することでしょう。想い出が一杯詰まった鉄路とローカル線はイメージのなかで重ね合わされそれが郷愁として意識されるのでしょうか。故郷のローカル線はある意味人生そのものと言えるかもしれませんね。
 地方のローカル線は合理化のため次々と廃線となっています。私が幼いころ通学に利用していた片田舎の鉄道もはるか以前に廃されバスに取って代わりました。私の故郷の鉄路は既に想い出の中にしか存在しません。もう一度乗ってみたいと願ってもそれは叶わないのです。しかし、今も営業を続けるローカル線の旅を通じ、疑似的ではありますがその思いを叶えることは可能でしょう。鉄道ファンならずともローカル線に魅力を感じるのは、こうしたことも理由のひとつかもしれません。夏も終わりの週末、私は東京近郊のローカル線・小湊鐵道を利用した小旅行に出かけてきました。写真を交えて簡単にご紹介させていただきます。


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小湊鐵道五井機関区


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五井駅


 房総半島すなわち千葉県のほぼ中央部に位置する市原市内を南北に貫く小湊鐵道は、関東地方のローカル線の代表格と言えるでしょう。近年、沿線の風景の美しさや鉄道施設のノスタルジックな魅力に加え首都圏から日帰り可能な利便性が評価されマスコミに取り上げられることが多くなり、知名度も高まっています。創業は1917年(大正6年)ですから、今年100年を迎えました。
 東京湾沿岸部にありJR内房線と接続する五井駅を起点とし、山間部の上総中野駅を終点とする片道39.1kmの路線は、養老川と併行するように走り、車窓から眺める美しく穏やかな田園風景はこの路線の魅力のひとつです。ことに養老渓谷の眺めはそのハイライトと言えるでしょう。小湊鐵道の魅力は多くの表現者の心を捉え、写真や映像作品に取り上げられています。また、鉄道をテーマにした作品で知られる日本美術院同人の小田野尚之画伯はしばしば小湊鐵道に取材した作品を発表されています。(第66回春の院展「定刻着」ほか)


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月崎駅


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緑のトンネル


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トロッコ列車


 同鉄道は全線単線で電化されておらず、基本的には気動車(ディーゼル車)の1両または2両編成で運行されています。このほか開業当時使用していた蒸気機関車そっくりに仕立てられたディーゼル機関車が牽引する観光むけの里山トロッコ列車が平日上り下り各2本、土日祝日各3本運行されています。開業は1925年(大正14年)、まず五井~里見間での運行が始まり、終点上総中野までの全線が開通したのは1928年(昭和3年)です。当初計画では、日蓮上人ゆかりの誕生寺がある外房の小湊まで延伸する予定でした。小湊鐵道という社名はその名残です。駅舎など多数の施設が開業当初からのもので、簡素な造りながら古典的美しさを保っています。2016年(平成28年)、文部科学省文化審議会により同社の22施設を国の登録有形文化財へ登録する答申がなされ、今年5月に正式登録となりました。


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登録有形文化財案内板


 小湊鐵道沿線の観光としては養老渓谷と養老温泉が代表的ですが、近年では市原市が主催する中房総国際芸術祭「いちはらアート×ミックス」という現代アートのイベントが注目されています。この芸術祭は、東京近郊のベッドタウンとして開発が進み人口が急増する市北部と対照的に緑豊かな自然や里山が残る一方深刻な過疎化が進行する市南部地域の活性化をアートの力を借りて行うべくスタートしました。いわゆるアートによる「まちおこし」のひとつと言えます。第1回は2014に開催され、今年第2回目が4月から5月にかけて開催されました。特徴のひとつは、小湊鐵道沿線に点在する、廃校となった小中学校校舎や里山そのものを作品展示会場とすることです。人々が暮らす地域ごとにアートの拠点を構え、文化活動によるまちづくりを行うことがうたわれています。また、個々の地域を貫く地域の交通の要である小湊鐵道の活用ももうひとつの重要なポイントとされています。地域間の移動手段であるばかりでなく、駅舎などの施設そのものも活用されています。
 上記の通り今年のイベントは5月に終了してしまいましたが、そこかしこにイベントの活気の名残のようなものが感じられました。途中下車した月崎駅には、木村崇人氏による作品「森ラジオ ステーション」がありました。小湊鐵道でかつて使われていた詰所小屋を植物で覆い、いささか陳腐な表現ではありますが、「となりのトトロ」などジブリアニメのワンシーンを彷彿とさせる幻想的空間を具現化しています。


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木村崇人「森ラジオ ステーション」


 月崎駅から五井方面に三駅戻った高滝駅の近くには、養老川をダムで堰き止めた高滝湖がありその湖畔に市原湖畔美術館が建っています。「いちはらアート×ミックス」開催にあわせて既存の展示施設「水と彫刻の丘」(1995年開館)をリノベーションし2013年再オープンしたもので、数少ない公立現代美術館のひとつとして知られます。「いちはらアート×ミックス」の主要会場のひとつであるほか、年5回ほどの企画展を開催しています。現在は音楽の一ジャンルで、若者に人気のラップ・ミュージックを取り上げた「ラップ・ミュージアム展」を開催中です。


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高滝湖と市原湖畔美術館


 ラップ・ミュージックをご存じない方のために、かいつまんでご説明しますと、一般的な音楽が音階による旋律(メロディ)を主体とするところ、韻を踏む歌詞とリズムが最も重要な構成要素であるところに特徴があります。リズムに合わせて詩を朗読するイメージと言えば少しはご理解いただけるかもしれませんね、私は正直なところラップそのものには余り興味がなく、予備知識も持ち合わせていなかったのですが、音楽をテーマにしたアート展示がいかなるものか興味がもたれて覗いてみました。拙い私の文章で読者の皆様にご理解いただけるかどうかわかりませんが、特殊な電子装置を用いたリズムと言葉の緊密な関連性をビジュアル的に表わす展示を通し、作者それぞれのユニークなリズムと韻を踏む歌詞の連鎖が、あたかも和歌のように、練り上げられた計算に基づく美しい精緻な構造を形作っていることを知りました。また日本のラップ・ミュージックが既に30年近い歴史を持つことにも驚きました。少なくともこの企画展は私にとって、多少なりともラップを理解する手掛かりとなり、少なからぬ興味を持つきっかけとなったことは確かです。喰わず嫌いよりまずはチャレンジですね。


 ご紹介してきました小湊鐵道とその沿線ですが、実はこれからの季節、秋がお勧めです。田園地帯の黄金色の実りや紅葉の美しさは千葉県内でも一、二を争う魅力です。ことに、養老渓谷の紅葉はお勧めです。
JR東京駅から五井駅(JR内房線)まで片道約1時間、小湊鐵道・五井駅から終点・上総中野までは1時間余り。上総中野駅でいすみ鉄道に乗りかえれば、外房の大原まで抜けることができます。この秋、ローカル線の旅に出かけてみませんか。


※小湊鐵道やいすみ鉄道は一日の運行本数が少ないため、事前に時刻表をよくお確かめの上お出かけください。




【市原湖畔美術館】
<基本情報>
所在:千葉県市原市不入75-1
電話:0436-98-1525
開館:(平日)10:00 - 17:00
(土・祝前日)9:30 - 19:00
  (日・祝)9:30 - 18:00
休館:月曜(祝日の場合は、翌平日)、年末年始


<開催中の企画展>
ラップ・ミュージアム RAP MUSEUM
開催期間:8月11日~9月24日
入場料:料金:一般800(700)円
 大高生・シニア(65歳以上)600(500)円。
 ()内は20 名以上の団体料金。
 中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその介添者(1 名)は無料。

September 7, 2017

●芸術の秋-到来

いつもブログ≪美術趣味≫をご覧いただき、まことにありがとうございます。9月に入り日も短くなってきて、幾分秋めいてまいりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて上野の東京都美術館では今年も恒例の「再興第102回 院展」が開催されております。
皆さまご存知の通り「院展」とは「日本美術院展覧会」、公益財団法人日本美術院が主催運営する歴史ある日本画の公募展です。

日本美術院は明治31年(1898年)に日本近代絵画の創始者・岡倉天心が主導し、横山大観、下村観山、菱田春草らの若き弟子たちにより設立されました。時代の先覚者として日本美術院の掲げた高邁な理想は、近代日本画の成立と発展に大きな役割を果たしました。

時運に恵まれず、一時経済的に困窮し雌伏の時代を過ごしましたが、岡倉天心没後の翌年、今から百年ほど前の大正3年(1914年)に、師の意志を継ぐべく横山大観らが中心となり、日本美術院が再興されました。さらにその年の秋には記念すべき「再興第一回展覧会」が開かれました。

以後、再興院展は毎年一回秋期に作品を公募し展覧会を開き続けております。102回を迎える本年も理事長の田渕俊夫画伯をはじめとした同人(どうにん)の先生方32名の力強い作品と、厳しい審査を経て選ばれた270名近くのフレッシュな入選作が一同に会し、充実した内容の展覧会をご覧いただくことができます。日本画の大家から期待の若手作家まで、その最新作が一同に並ぶことで、最新の日本画の創造力、革新性をうかがい知ることもできます。

「再興第102回 院展」は例年通り、来年の6月まで日本全国を巡回いたします。日本画壇の中心となり、常に美術界を先導してきた伝統ある「院展」に皆様もぜひ足をお運び下さい。


【展覧会情報】
「再興第102回 院展」
会場 東京都美術館
会期 9月17日(日)まで
時間 9:30~16:30 (最終日は正午入場まで)

※以後全国巡回9~18年6月 京都、大阪、島根(東)、山形、名古屋、
岡山、広島、宇都宮、横浜、北九州、島根(西)、福井



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そして一方、竹橋の東京国立近代美術館では常設展・MOMATコレクションにおいていよいよ東山魁夷特集が行われます。来年に予定されている魁夷生誕110周年の記念展が今から待ち遠しいところですが、ファンの渇望を癒す絶好の企画といえましょう。

ご存知のように東京国立近代美術館には魁夷より直接寄贈されたキラ星のような名作が多数所蔵されております。風景画家として立つことを決意した「残照」、画家として世間に広く人認知された「道」をはじめ、「秋翳」「冬華」「晩照」「青響」などその名作の数々は実に枚挙に暇がありません。人気作家ゆえ作品が他館に貸し出されることも多く、今回のように本制作の所蔵作品17点が一堂に会する展示は非常に稀な機会とのことであります。

芸術の秋の到来を迎え、皆さまもどうぞご案内の貴重な展示に足をお運びいただき、≪国民的画家≫と称賛を受ける東山芸術の真髄をぜひ心よりご堪能下さい。



【展覧会情報】
MOMATコレクション「東山魁夷特集」
会場 東京国立近代美術館
会期 9月12日~11月5日まで
時間 10:00~17:00 (金曜・土曜は20時まで)

September 1, 2017

【新作のご紹介】彩美版® ゴッホ「夾竹桃」


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。

ヒマワリも首を垂れるほどの炎暑の日々を越え、8月ももう終わりとなる暮夏の時期、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、この度彩美版®にて、ポスト印象派巨匠ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「夾竹桃(きょうちくとう)」
の販売を開始いたします。

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37歳で生涯を終えたゴッホが、画家を志したのは27歳、本格的に絵を描いていた時期は非常に短かったといえます。
「夾竹桃」は、1888年、ゴッホ35歳の時、ゴーギャンら印象派の画家たちとの共同生活を夢見た南仏の地、アルルにて描かれました。
少年時代より花を愛していたゴッホですが、アルル時代、花を題材にした作品は意外にも少なく、その意味で本作は非常に稀少な作品といえます。

ゴッホにとって夾竹桃の花は愛や希望を象徴するかのような特別な花だったことが様々な書簡から推測されます。


「夾竹桃、ああ、それは愛を語り、
ピュヴィ・ド・シャバンヌが描いた、
海辺に女性たちがいるレスボス島のように美しい」


ゴッホが弟テオへ宛てた手紙の中で、こんなにも華麗に形容されております。

今年はメトロポリタン美術館所蔵「夾竹桃」が日本に初来日し、各地展覧会で鑑賞することができます!
また秋には、ゴッホの手紙をテーマにゴッホの絵画に描かれた登場人物などが動画でみられる「油絵アニメ」が映画館で公開されるようですので楽しみです。

"ゴッホ"、改めて大注目です!!!
ゴッホの力強いタッチと南仏の日差しが感じられる鮮やかな色彩を、ぜひ当社彩美版®でお楽しみください。


ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ 《 夾竹桃 》
Vincent VAN GOGH / Les Lauriers Roses
販売価格 115,000円+税

額寸法 557×660㎜ 約3.5キロ
監修 千足 伸之
気品ある木製デコレーション金箔額(国産ハンドメイド仕上げ)に収め、
200部限定でご用意しております。

ぜひお気軽にお問い合わせください。
共同印刷株式会社
アート&カルチャー部
03-3817-2290

August 25, 2017

身近なもののけ伝説



 強い日差しとどんよりした雨雲が不規則に入れ替わる怪しい天候の続く中、桶川市にある、さいたま文学館で開催中の「さいたまの妖怪」という企画展を観に行きました。(7月22日(土)から9月10日(日)まで開催)

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 展示会では、古くは平安時代の今昔物語の記載や鎌倉時代の絵巻物などに描かれた妖怪図をはじめ、江戸時代も葛飾北斎「北斎漫画」の鬼のスケッチや河鍋暁斎の百鬼夜行をモチーフにした「百鬼書談」、利根川図誌の生々しい「河童」の図などが紹介されています。 
 妖怪とは、古来、理解できない現象や病気、災難などに人々が遭遇した時、「神」「仏」のみならず、「妖怪」「鬼」「異形」などの仕業とし、畏怖、不安、恐怖を具象化したものと考えられます。それらはその地方の風土、郷土生活と密着し、民話や伝説として語り継がれてきました。
 会場で多くの原画が展示された埼玉県在住のイラストレーター、池原昭治氏の描く昔ばなしの世界は、埼玉に伝わる妖怪伝承を温かく、親しみを込めて、(時に怖ろしく)表現しています。それを観て、あらためて自分の住む地域の近隣に伝わる伝承に興味を持ちました。そこで私の身近に見聞きする伝説の地を確認してみました。




<見沼の竜神伝説>
 現在のさいたま市見沼田んぼは江戸時代中頃まで巨大な沼でした。そこには竜神が住んでいたと言われ、いくつもの伝説が残っています。代表的なのはその沼の干拓工事を行った井沢弥惣兵衛にまつわる以下のような伝承です。
 
 見沼に住む竜神は美女の姿で弥惣兵衛に干拓工事を延期するよう請うたが、聞き入れず工事を進めると、災難が続き、弥惣兵衛自身も病床につく。竜神の美女は願いを聞けば病を治すと言い、毎夜訪れる。弥惣兵衛は快方に向かったが、家臣が覗いてみると美女は大蛇の姿で弥惣兵衛の体をなめまわしていた。恐れた弥惣兵衛はこっそり居を移し、工事は順調に進み、竜神は沼を去った。

 現在の見沼は、水田や畑が雄大に広がる情景に代表される場所となっています。さいたま市のマスコットキャラクターも「つなが竜 ヌゥ」といいます。

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<白幡沼の巨人伝説>
 白幡沼は、現在さいたま市南区のJR武蔵浦和駅の近く、高台にある白幡中学の麓にあります。ここは、雨の日に巨人が足を滑らせて転び、その時に拳をついたところに水が溜まってできた沼と言われ、かつては「拳が池」または「こぶし沼」と呼ばれたそうです。
 たくさんの葦が茂る静かで落ち着いた場所ですが、訪れた日は白鷺が優美な姿を見せ、カメラを向ける一団体がいらっしゃいました。
 なお、同じ南区に太田窪(だいたくぼ)という場所があり、この地名は日本各地に伝わる巨人伝説「大多(ダイタ)ぼっち(巨人)」~ダイダラボッチ~に由来すると言われています。

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<志木の河童伝説>
 さいたま市のすぐ隣の志木市は、3本の川に囲まれ水との関わりが深く、河童にまつわる伝説がいくつもあります。市内の宝幢寺には柳瀬川の河童伝説があり、柳田国男の『山島民譚集』にも紹介されています。

 昔、柳瀬川に住む河童はたびたび馬や人を襲っていたが、ある日、寺に飼われていた馬を川に引きずり込もうとし、暴れた馬に踏まれて衰弱していた。村人達が、悪さをしてきたその河童を焼き殺そうとするが、寺の和尚は哀れに思い、人々に命乞いをして助け、河童も、今後は人や馬に危害を加えないと誓い泣きながら川に帰って行った。翌朝、和尚の寝ている枕元に大きな鮒が2匹置いてあり、それ以来人や馬が襲われることはなかった。

 なお、市内には愛称のついた20体以上の河童の像があり、志木市商工会では「カッピー」、(公財)志木市文化スポーツ振興公社は「カパル」というカッパキャラを立て、市全体で河童と親しんでいます。

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 足を伸ばせば、まだまだたくさんの伝承の地があります。そういう視点で各地を見ると何気ない場所にも浪漫が感じられ、空想が広がります。




■さいたま文学館
埼玉県桶川市若宮1-5-9   TEL 048-789-1515
展示室営業時間 10時~17時30分
定休日 月曜(祝日の場合開館)、館内整理日
展示室料金 一般210円、学生・生徒100円、(団体20人以上は割引あり)

August 16, 2017

「石の街」宇都宮の多彩な魅力。

 餃子で有名な宇都宮は、石の街としても知られている。その石とは宇都宮市大谷の付近から採掘される「大谷石」である。軽く、加工がしやすく、耐火性があるこの石は古くから建材として使われてきた。著名な建築家、フランク・ロイド・ライトが設計した「旧帝国ホテル ライト館」にもこの石が用いられている。この石を産出する石の里「大谷」に、大谷石資料館がある。ここの地下には巨大な採掘場跡があり、その大きさは2万平方メートル、深さは30mにもなる。暑い日差しから逃れるには打って付けの場所で、外気が30℃近くても、地下は10℃ぐらいしかなく、ひんやりと肌寒いぐらい。巨大な地下神殿のような幻想的な闇の世界が広がっていて、今までに体験していなかった別世界を堪能できる。ちなみに資料館に併設されているカフェのジェラードは大変美味しかった。また、この地域全体が大谷石の展示場のようで、高さ27mもの平和観音や奇岩の崖が連なる大谷景観公園など、楽しいスポットが集まっている。

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やわらかい色合いの大谷石でできた宇都宮美術館のアプローチと緑の中庭

 この大谷石を建築に取り入れた美術館が、近くにある宇都宮美術館である。館内へと続くアプローチに大谷石を用いて、現代的な直線で構成されたデザインの中に、大谷石の持つざらついた手触りや、温かみのある色合いを生かしている。昨年、2016年に開館20周年を迎えたこの美術館は、緑豊かな森に囲まれた丘に建っている。この美術館はマグリットやシャガールなど20世紀の美術品を収集しているが、一方で19世紀〜20世紀のポスターやインテリアなどのデザイン作品も多く収集していることでも特徴がある。高い壁面に囲まれた展示会場の合間からは、大きなガラス窓を通して外の緑の樹々が見える。併設されたレストランも大きなガラス窓で囲まれた開放感あるスペースになっており、森に抱かれて過ごすランチは、美味しい食事と最高のリラックスタイムをもたらせてくれる。緑豊かな自然環境の中での憩いの場、そして芸術文化活動の拠点施設として、という理念を体現している、すばらしい美術館であった。
 なお、宇都宮はバーの街としても有名であり。日が暮れたらそちらの方にも訪れてみたい。かように宇都宮は様々な顔を持った魅力ある街である。 


August 3, 2017

世にも珍しい監獄ミュージアム



いつもブログ「美術趣味」をご覧頂きましてありがとうございます。



先日、北海道「網走」に行ってきました。網走と言って多くの方が思い浮かべるのは、そう「網走刑務所」ではないでしょうか。網走刑務所といえば、極寒の最果てにある刑務所というイメージがあります。実際、網走刑務所は日本最北端に位置する刑務所です。この網走刑務所は、1983年に全面改築工事が行われました。それにともない、正門や旧刑務所の教誨堂、獄舎などを移築、再現をして「博物館 網走監獄」として復元されました。現在は、網走刑務所を体感できる、世にも珍しい体験型監獄ミュージアムになっているということで、実際に足を運んできました。


「博物館 網走監獄」は、明治時代から実際に「網走刑務所」で使用されてきた建物を移築や再現をして公開している野外歴史博物館です。このうち8棟が明治期の貴重な木造行刑建築として、2016年に国の重要文化財に指定されました。また、哨舎や煉瓦造り独居房、裏門など6棟が登録有形文化財に登録されています。

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 立派な正門をくぐるとその広大な敷地に驚かされます。広さはなんと東京ドーム3.5個分。どこから見物したら良いものか、さっぱり分からない状態です。そんな時に助けとなってくれるのが、館内ガイドツアーです。この広大な敷地にたたずむ25の行刑建築物群を、ガイドさんがナビゲートしてくれます。大変わかりやすい説明で、効率よく回ることができます。独居房や教誨堂など多様な建築物がありますが、やはり一押しは「五翼放射状平屋舎房」です。5棟が放射線状に広がる舎房で、木造行刑建築物としては世界最古で最大の規模とのことです。

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舎房が両側に長く並んだ廊下が、見張り小屋を起点に放射状に五本分伸びています。凄いのは見張り小屋から5列に伸びている舎房の廊下を瞬時に見渡すことができます。 舎房のどこかで異常があったとしてもすぐ見つけられる造りとなっています。高い天窓からそそぐ光が印象的で、大変美しい建築物です。

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その他、この博物館には監獄食堂(網走刑務所の監獄食を再現した食堂)や、刑務所を題材にしたユニークなグッズを販売しているお土産屋など見所が沢山ありますので、まともに見学すると1日がかりになってしまうかもしれません。

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余談ですが、見学ツアーで独居房を案内された時、受刑者は陽の光が入らないこの場所を一番恐れたそうです。しかし、それ以上に極寒の最果てに立地している網走では寒さとの闘いであったと。なるほどと思いつつ、私が訪れた7月3連休の網走は、最高気温37℃近くの酷暑日で暑さとの闘いでした。

July 28, 2017

豪雨被災地の皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます


 ようやく梅雨が明けたものの、災害レベルの豪雨に心を痛める毎日です。この度の九州北部、東北北部の豪雨災害、被害を受けられた地域の皆さま、関係の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 恨むべきは突然の豪雨でありますが、古くより農耕に携わる生活をしてきた日本人にとって、雨は切っても切れない存在です。雨にまつわる言葉の数々からは、古人がどのように雨と接してきたかを伺い知ることもできます。以下、穏やかな言葉をまとめました。

・ 霧雨(きりさめ)...霧のように細かい雨。
・ 時雨(しぐれ)...降ったり止んだりする雨。
・ 村雨(むらさめ)...急に降りだして短時間で止むような雨。
・ 瑞雨(ずいう)...穀物を育む雨の意。
・ 慈雨(じう)...恵みの雨の意。
・ 甘雨(かんう)...草木を潤す雨の意。


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庭のトマト


 また、雨のあとには、天に美しい虹が映えるときがあります。

 以下の作品は、女性初の文化勲章受章者で、美人画の巨匠として知られる上村松園の名作《虹を見る》(原画は京都国立近代美術館所蔵)です。右隻には雨上がりの夕べ、振袖姿の姉に抱かれた愛らしい赤ちゃんが、天空に微かに映える虹を見上げて微笑む姿が印象的な構図で描かれています。

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上村松園《虹を見る》(当社彩美版®より)


 このような雨あがりの情景を、穏やかに慈しみたいものです。

 被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

July 21, 2017

夏の到来

 いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。

 一年の前半が終わり、七月に入り本格的な夏を迎えて来ました。そして先日、各地の梅雨明けしたとみられる発表が出されました。それでもまだまだ蒸し暑くて鬱々とした気分になりがちですが、皆様どうか体をご自愛くださいませ。

 今も昔も私たちは季節に寄り添いながら暮らしています。幼いころから自然に親しみ、四季折々の情景や季節感から豊かな文化がうまれ、季節を愉しむすべをよく会得しているのではないでしょうか。

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 日本の風物詩でもある七夕ですが、七月の節句にあたるそうです。子供の頃に短冊に願い事をかいて、色とりどりの折り紙で飾りをつくって笹にくくりつけ楽しんだものです。実は先日、笹を近所の花屋で購入して色々と思い出しながら七夕飾りをつくりました。夢中で飾りをつくったり短冊に願いをしたためたりしていると、童心にかえったようで楽しいひと時をすごしました。心ゆたかに、季節とともにめぐる文化を大事にしていきたい今日この頃でもあります。





 この時期、当社に程近い伝通院および源覚寺境内では「文京朝顔・ほおずき市」、そして以前ご紹介した光源寺(こうげんじ)駒込大観音(こまごめおおがんのん)でも7月9日・10日と「ほうずき市」が開催されました。このお祭りを迎えると初夏からいよいよ夏本番!と感じられます。

 今回は、夏を感じさせる奥村土牛「朝顔)」の複製画をご紹介いたします。
 たおやかで美しい朝顔が一輪が咲き誇っています。画伯の描く「たらし込み」による表現で、より鮮やかに瑞々しさが際立ち、繊細さもうかがえます。当社「彩美版®」により、原画の微妙な色使いや雰囲気を再現いたしました。是非お手元でお楽しみください。


【当社商品のご紹介】


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奥村土牛 《朝顔》
販売価格 95,000円+税


<仕様体裁>
技法 彩美版、本金泥手彩色
原画 華禽大塚美術館所蔵
技法 彩美版®
画寸 天地38.2cm×左右52.8cm
額寸 天地57.5cm×左右71.5cm
重量 約4kg
用紙 版画用和紙(鳥の子)
額縁 特製木製額、アクリル付(国産、ハンドメイド)


※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本作品は軸装仕様もございます。





【今日の谷根千】

◇文京区立森鴎外記念館

コレクション展「森家三兄弟―鴎外と二人の弟」

会期:平成29年7月7日(金)~10月1日(日)
※会期中の休館日:8月22日(火)、9月26日(火)
開館時間:10時~18時(最終入館は17時30分)
※7月9日(日)、10日(月)は20時まで開館(最終入館は19時30分)
観覧料:一般300円(20名以上の団体:240円)
※中学生以下無料、障がい者手帳ご提示の方と同伴者1名まで無料

会場:文京区立森鴎外記念館展示室2

July 14, 2017

大正時代のガーデニング男子


 梅雨だというのに、東京では雨があまり降りません。うだるような暑さが続き木々や草花も心なしか元気がないように見えます。水が足りないのではないでしょうか。我が家の子どもがまだ幼い頃は、家庭菜園が人気で、我が家でも地元自治体が運営する菜園を借りて野菜を育てていました。植物を育てるのは手間がかかるもの、夏場は水やりが大変です。水道が離れた場所にあり重いバケツを運んで何往復もしたものでした。

 ここ数年でしょうか、ガーデニングを楽しむ男性が増えてきているとの話題を耳にしました。そういえば、NHK「趣味の園芸」の講師はイケメン俳優の三上真史さんでしたし、作家いとうせいこうさんのエッセイをもとにして作られた田口トモロヲさん主演のNHKBSプレミアムドラマ「植物男子ベランダー」も、かなりディープな内容で人気だそうです。

 私自身はガーデニングにそれほど興味があるわけではないのですが、植物好きの家族のおかげで緑に囲まれた生活を送っています。リビングのど真ん中には、天井にとどかんばかりのウンベラータという観葉樹が鎮座し、四方に大きく枝葉をひろげています。ウンベラータの大きな葉は繊細でなるべく触らないようにしなけれなならないのですが、さほど広くない我が家のリビングですから、どこに行こうとしてもかならずこの樹の枝先ぎりぎりを通過しなければならず、不便を強いられています。それでも、活き活きとした植物たちに囲まれた空間には不便を上回る快適さと心を満たす歓びがあります。ことに室内にいながら樹下に憩う爽快さは、何物にも代えがたいものがあります。簡単な水やりでも続けていると、植物への愛情が自然と湧きあがってくるのが不思議です。

 ところでガーデニング、すなわち園芸は当初身分や教養の高い限られた人たちの趣味だったそうです。盆栽も含めていわゆる文人の嗜みの一つでした。江戸時代後期には一大ブームが興り、貴賤を問わずひろく愛好されたました。様々な花の品種が作出され園芸にかかわる出版も盛んでした。余談ですが、私はこうした園芸ブームと日本画の主題としての草花には、もちろん総てにあてはる訳ではないですが、なんらかの関連性があるのではないかと考えています。例えば酒井抱一や弟子鈴木其一ら江戸琳派の作品に多い花卉画は、園芸ブームという同時代性も併せて考えてみるべきではないでしょうか。機会があればもう少し深く探ってみたいと思います。

 話を戻します。近代日本を代表する文人の一人森鴎外(1862~1922)は園芸のスペシャリストでした。医学者らしく研究熱心で極めて高度な専門的知識を身に着けていたそうです。著名な植物学者牧野富太郎とも園芸を通じた親交がありました。自邸観潮楼(現在文京区立鴎外記念館のある場所)の裏庭は鴎外が園芸を楽しむ場所でした。毎日のように庭に下りて草花の生育状況を観察していたようです。鴎外がつけていた日記には草花の記述がしばしば登場します。また、花の開花記録である「花暦」を記しています。

 鴎外の弟子を自認していた一人に作家永井荷風(1879~1959)がいますが、荷風もまた園芸を好む男子の一人でした。荷風は随筆『偏奇館漫録』にこう記しています。

 「余花卉(かき)を愛すること人に超えたり。病中猶年々草花を種まき日々水を灌ぐ事を懈(おこた)らざりき。」


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断腸亭にほど近い余丁町の抜弁天。
荷風は大正6年12月の縁日に沈丁花一鉢を買い求め、自邸の窓下に植えている。



 断腸亭という彼の号の由来も花とかかわっています。大久保余丁町(現新宿区余丁町)の実家の庭園に咲いていた断腸花(秋海棠の別名)を好み、自らの書斎に名づけたのでした。断腸花は秋の花ですが、夏の花としては紫陽花と椎の花を特に好みました。

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荷風が好んだ夏の花、紫陽花。


 荷風の日記『断腸亭日乗』には草花の記述がしばしば出てきます。多くは季節の花の開花記録ですが、自ら雑草を抜き、種をまき、球根を植え、根分けをしたというような具体的園芸の記述もあります。また時には、樹医のようこともしています。大正9年に移り住んだ古いペンキ塗りの洋館、偏奇館には椎の老樹がありましたが、その樹に蟻がついて弱ったのを手入れして甦らせたのです。夏はこの椎の木の下で読書をするのが彼のお気に入りでした。

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偏奇館跡地に立つ泉ガーデンタワー。


 草花を好んだ荷風でしたが、偏奇館の庭は人から見れば、荒れ放題だったようです。しかし荷風自身は、綺麗に手入れされた庭園より手をあまりかけず荒廃した雰囲気に雅趣を見出したのでした。『断腸亭日乗』大正6年12月1日の記録にはこう記されています。

 「蝋梅(ろうばい)の黄葉末落尽さゞるに枝頭の花早くも二三輪開きそめたり。予今年は病のため更に落葉を掃(はら)はざりしが、今になりては荒果てたる庭のさま却て風趣あり。」

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偏奇館庭園を偲ぶ:道源寺に隣接する六本木坂上児童遊園の樹立。


 麻布市兵衛町にあった偏奇館は戦災で焼け、その跡地には今、泉ガーデンタワーが聳え立っています。泉屋博古館分館のすぐ裏手です。この周辺は大規模開発により荷風が住んでいたころとはすっかり様子が変わってしまいました。私は、荷風が通った道源寺坂にわずかに残る面影をみつけ心に刻みました。坂下の西光寺の木芙蓉が、午後の陽射しを浴びて可憐な花を咲かせていました。

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麻布道源寺坂。


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道源寺坂に咲く木芙蓉。




【夏の花いろいろ】※クリックするとリンク先の記事に飛びます。
ツツジ: 小倉遊亀 《初夏の花》
ガクアジサイ: 中村岳陵 《八仙花》
セイヨウアジサイ: 山口蓬春 《榻上の花》

スイレン: クロード・モネ 《睡蓮の池》


【お知らせ】
■ロビー展「私たち、自然保護しています。」を日本自然保護協会様にご紹介いただきました

6月22日付当ブログで、自然保護活動がテーマの当社ロビー展の記事を掲載しましたが、このロビー展の概要を、協力いただいた日本自然保護協会様に同会ホームページでご紹介いただきました。以下リンクからご覧いだだけます。

公益財団法人日本自然保護協会(企業連携)http://www.nacsj.or.jp/partner/2017/06/4629/

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