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August 3, 2017

世にも珍しい監獄ミュージアム



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先日、北海道「網走」に行ってきました。網走と言って多くの方が思い浮かべるのは、そう「網走刑務所」ではないでしょうか。網走刑務所といえば、極寒の最果てにある刑務所というイメージがあります。実際、網走刑務所は日本最北端に位置する刑務所です。この網走刑務所は、1983年に全面改築工事が行われました。それにともない、正門や旧刑務所の教誨堂、獄舎などを移築、再現をして「博物館 網走監獄」として復元されました。現在は、網走刑務所を体感できる、世にも珍しい体験型監獄ミュージアムになっているということで、実際に足を運んできました。


「博物館 網走監獄」は、明治時代から実際に「網走刑務所」で使用されてきた建物を移築や再現をして公開している野外歴史博物館です。このうち8棟が明治期の貴重な木造行刑建築として、2016年に国の重要文化財に指定されました。また、哨舎や煉瓦造り独居房、裏門など6棟が登録有形文化財に登録されています。

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 立派な正門をくぐるとその広大な敷地に驚かされます。広さはなんと東京ドーム3.5個分。どこから見物したら良いものか、さっぱり分からない状態です。そんな時に助けとなってくれるのが、館内ガイドツアーです。この広大な敷地にたたずむ25の行刑建築物群を、ガイドさんがナビゲートしてくれます。大変わかりやすい説明で、効率よく回ることができます。独居房や教誨堂など多様な建築物がありますが、やはり一押しは「五翼放射状平屋舎房」です。5棟が放射線状に広がる舎房で、木造行刑建築物としては世界最古で最大の規模とのことです。

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舎房が両側に長く並んだ廊下が、見張り小屋を起点に放射状に五本分伸びています。凄いのは見張り小屋から5列に伸びている舎房の廊下を瞬時に見渡すことができます。 舎房のどこかで異常があったとしてもすぐ見つけられる造りとなっています。高い天窓からそそぐ光が印象的で、大変美しい建築物です。

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その他、この博物館には監獄食堂(網走刑務所の監獄食を再現した食堂)や、刑務所を題材にしたユニークなグッズを販売しているお土産屋など見所が沢山ありますので、まともに見学すると1日がかりになってしまうかもしれません。

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余談ですが、見学ツアーで独居房を案内された時、受刑者は陽の光が入らないこの場所を一番恐れたそうです。しかし、それ以上に極寒の最果てに立地している網走では寒さとの闘いであったと。なるほどと思いつつ、私が訪れた7月3連休の網走は、最高気温37℃近くの酷暑日で暑さとの闘いでした。

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