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May 29, 2015

日本一高いビル―大阪・あべのハルカス探訪記


 十数年ぶりに出張で大阪に行く機会ができ、せっかくなので高いところから街を眺めてみようと、昨年オープンした日本一の超高層ビル、あべのハルカスの展望台へ行ってみました。

20150529harukasu_Observatory.jpg 16階から高速エレベーターに乗りガラス張りの天井を眺めていると、あっという間に60階の展望台に到着。高所恐怖症の私には地上300メートル、四方が一面ガラス張りの世界はどうにも足がすくむ思いでしたが,周囲に高い建物もなく遠方まで見通すことができるので、とても気持ちの良いところでした。途中、足元がガラス張りになっているところをへっぴり腰で近寄ってみたりしながら、眼下の景色を満喫しました。

20150529harukasu_Observatory2.jpg その後、16階の「あべのハルカス美術館」で、企画展「昔も今も、こんぴらさん。」をやっていたのでこちらも覗いてみました。長きにわたり庶民から厚い信仰をあつめる讃岐の「こんぴらさん」で知られる金刀比羅宮。ここに所蔵される貴重な絵画や彫刻、民俗資料などを紹介しています。私はこんぴらさんに行ったことはありませんが、入ってすぐに展示されていた「象頭山社頭並大祭行列図屏風」(伝狩野清信筆)には、江戸時代の人たちがこんぴらさんを参拝する様子が描かれており、そこからとても楽しそうな様子が伺われて一緒に旅をしているような感覚を味わいました。

20150529konpirasan.jpg また、円山応挙の障壁画「遊虎図」は、ひとつひとつを見ると少し可愛げのある、丸く太った猫のようなトラが描かれているのですが、東面、北に2面、西面に各4面ずつある襖の展示は、とてもボリュームがあり見応えがありました。テーマからして、入場者はご年配の方々が多いのかと思いきや、若い人も結構いたのが意外でした。入口に可愛い犬のフィギュアが置いてあったりと、若い人でもちょっと寄ってみようかな、という気にさせる仕掛けもされていたように思います。



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