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December 20, 2013

年の瀬のお祭り


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
各地では初雪が観測され段々と本来の冬らしさがやってきました。

illumination.jpgこの時期、街灯の景色がクリスマス色になり賑やかになってきますね。
各所でライトアップやイルミネーションアートで建物や大通り、動物園や神社が華やかになり私達の目を楽しませてくれます。

私の地元でもこの時期ならではのイルミネーションがお目見えし子供と一緒になって楽しんでいます。地上でキラキラ光る景色の後ろに、夜空に浮かぶ満月(写真)。何時の時代にも変わらず柔らかく輝く月を眺め、「今」「昔」と時の流れを感じさせます。





西新井大師/酉の市「納めの大師(おさめのだいし)」
【開催日時】2013年12月21日(土) 9:00~22:00   
【会場】西新井大師 總持寺境内(足立区西新井1-15-1)
http://www.nishiaraidaishi.or.jp/event/
 酉の市と言えば一般的には11月の酉の日(十二支)を祭日として、浅草の酉の寺(鷲在山長國寺)など各地の鷲神社、大鳥神社で行われるお祭りです。福を招く縁起ものの熊手や達磨などを売る露店が立ち並びます。開運招福・商売繁盛を願う祭りとして江戸時代から続く代表的な年中行事です。西新井大師では12月に行われ、1年で最後の縁日として親しまれています。




当社の豊富なラインアップのなかから新春にふさわしい作品をいくつかご紹介いたします。
いずれも、こちらの販売店でお求めになれます。




版画 伊藤髟耳 《家族》
販売価格 150,000円+税


日本美術院同人の伊藤髟耳(ほうじ)先生にお願いして、再興第87回院展作品集の表紙画をもとに版画を制作していただきました。
ほんの短い、ささやかな言葉のやりとりの中のに芽生えるあたたかな気持ちを、身近にいる「家族」に感じ、手で創られる郷土土人形のぬくもりを、手の中で感じ取られたそうです。
ひとつひとつ先生御自身が丁寧に手彩色を入れて下さいました。
伊藤先生のお人柄を反映し、暖かく穏やかな気持ちにさせてくれるまさに「特別な」作品です。


itou_houji_family400pix.jpg


<仕様体裁>
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン、画家自身による手彩色(岩絵具、金泥)
用紙 版画用紙
限定 100部(作者直筆サイン、落款印入り)
額縁 特製木製額、アクリル付(国産、ハンドメイド)
画寸 天地35.5×左右37cm
額寸 天地55.5×左右55.7cm
重量 約2.5kg




鈴木其一 《歳首の図(さいしゅのず)》
販売価格 90,000円+税


新春を感じさせる梅、高く昇る旭日に一羽の鶯が飛来しています。
よく見ると、青い一文字には金泥の松葉、下方には若い笹でしょうか。
「松竹梅」と掛軸全体が年頭(歳首)にふさわしい構図となっています。
そして梅の枝には輪飾りが掛けられ...
まるで「だまし絵」の様です。
掛軸全体が本来表装裂であるところまで絵の具で描かれた「描表装」と言われる技法が用いられています。
遊び心満載な画家の作風が窺えます。


kiitsu_saihunozu700x400pix.jpg


<仕様体裁>
原画 細見美術館(京都)所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 特製絹本
表装 描表装
軸寸 天地175.3×左右47cm
箱  柾目桐箱、タトウ入り
証明 原画所蔵者の検印入り証紙を桐箱に貼付
発行 共同印刷株式会社




富岡鉄斎 《宝船図》
販売価格 70,000円+税


原画は京都嵯峨野の車折(くるまざき)神社に併設された車軒文庫に所蔵されています。
鉄斎はかつて車折神社の宮司を務めていたことがあります。
大正7年、83歳の作品ですが、前年の大正6年に帝室技芸員に任命され8年には帝国美術院会員に就任していることから絶頂期の作品といえるでしょう。
縁起がよいとされる宝船図を墨の濃淡のみを用いた作品は、晩年の作とは思えない凛とした勢いと豪快さがあり実に見事です。
宝船の左側には、上から読んでも下から読んでも同音になる回文歌が書き添えられています。

「なかきよの とをのねふりの みなめさめ 浪のり舟の 音のよきかな」
(永き夜の/遠の眠りの/皆目覚め/波乗り船の/音のよきかな)

この回文歌も縁起がよいとされ、宝船の図によく添えられた歌でもあります。


tessai_takarabune700x400pix.jpg


<仕様体裁>
原画 車軒文庫(京都)所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 和紙
表装 三段表装
画寸 天地30×左右45.8cm
軸寸 天地122.6×左右63cm
箱  柾目桐箱、タトウ入り
証明 原画所蔵者の検印入り証紙を桐箱に貼付
発行 共同印刷株式会社




橋本雅邦 《松竹梅七福神図》
販売価格 70,000円+税


様々な福ともたらすとされる七福神。
松林に集う七福神の面々はかなり個性的です。
画面左上からやって来るのは鶴に乗った福禄寿!
福禄寿は鶴を小脇に抱いた姿で描かれるのが通例ですが、鶴に乗って飛来してやって来るお姿は愛嬌たっぷりです。ここにも画家の遊び心が窺えます。
複製にあたっては表装の裂地にもこだわり、福寿の二文字があしらわれた金襴と宝尽くしの紋様による緞子で仕上げました。


gahou_sitifukujin800pix.jpg


<仕様体裁>
原画 松岡美術館(東京)所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 特漉和紙
表装 三段表装
画寸 天地25×左右41cm
軸寸 天地118×左右60cm
箱  柾目桐箱、タトウ入り
証明 原画所蔵者の検印入り証紙を桐箱に貼付
発行 共同印刷株式会社


※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。




今年も残すところ僅かとなりました。
皆様にとって平成25年はどんな一年だったでしょうか。
来年が皆様にとってよき年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

※次回更新は年明けの1月17日(金)を予定しております。


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