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January 11, 2008

着せ替え人形と掛軸

あけましておめでとうございます!お餅を堪能した営業のクロです。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。
 
仕事始め。おとそが抜けません〜、と言っている場合ではなく、
新作の準備にバタバタしております。
 
各商品に営業担当がつくのですが、私は現在、安田靫彦先生の新作(掛軸)を進めております。
企画のツネさんに指導していただきながら、軸の装丁を考えているのですが・・・


これぞ!という生地の組み合わせがなかなか見つけられません。
生地は、こういった織物見本帳から選んでいきます。
 
生地選び

ご覧の通り見本は小さいので、実際に装丁して掛け軸に仕上がった様子を想像しなければなりません。
「これきれい〜!」と飛びついても、実際の仕上がりが「こんなはずじゃなかった・・・」
となっては困ってしまうのです。
 
これはどうですか〜!?

飛びつく私を先輩たちが冷静に制してくださり、取り寄せる生地は何とか決まりました。
 
 
この作品の背景の色には、何色の生地が良いだろう。
この構図には、どんな柄が合うだろう。
 
そう考えながら選んでいる時、小さい頃好きだった着せ替え人形を思い出しました。
 
この子には何が似合うかしら。どの布を組み合わせてあげればより映えるかなあ。
みんなにきれいと言ってもらえるように、がんばって選んであげなければ。
 
 
桜と美人を描いた靫彦の新作「花の酔」、2月上梓予定です!
どうぞお楽しみに〜!

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コメント (2)

 

装丁を着せ替えに例えると
なんだか可愛いというか楽しそうというか。
でも責任重大なお仕事でもありますね!
頑張ってくださいー

 

こんにちは。ブログの感想、どうもありがとうございます。
仰るとおり、「こんなの着たくなかったのにっ!」と言われないよう責任重大なのです。
まだまだ生地のカワイイ・キレイだけを見てしまいがちで・・。
掛軸そのものはもちろん、色々なモチーフやデザインを見て勉強していこうと思います。
何か面白いものを見つけたら、ぜひご一報くださいませ〜!

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