November 27, 2015

映画祭の季節 ―第2回広島国際映画祭―


20151127hiroshima_movie_fes.JPG 日ごとに寒気加わる時節となりました。今年も残すところあとひと月です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 10月には、山形(山形国際ドキュメンタリー映画祭)、京都(京都国際映画祭)そして東京(東京国際映画祭)で国際色豊かな映画祭が執り行われました。現在、東京ではアジア映画を中心に特集が組まれた≪東京フィルメックス≫が有楽町で行われております。

 そこで今回は、昨年よりスタートし今年は更に充実した特集プログラムが組まれた≪第2回広島国際映画祭≫をご紹介いたします。

20151127hiroshima_movie_fes2.JPG 復興と希望の象徴である街、広島を舞台に世界一の映画祭を目指すと高らかにに宣言する≪広島国際映画祭≫。 第1回の昨年は広島県出身の映画監督・長谷川和彦にスポットを当て本格映画祭へのスタートを切り注目を集めました。

 バージョンアップした本年は、国外の映画祭で話題となっている作品の日本プレミアから、いま勢いのある日本の若手監督たちの特集上映、シネフィルの殿堂シネマテーク・フランセーズとの初の協賛企画に、質の高い作品を集めた短編映画のコンペティションなど注目のプログラムが目白押し。他にも広島出身の人気アーティストPerfumeのドキュメンタリー作品や、広島に因んだ作品の上映など関連ゲストも交え、新しい発見と出会いのある賑やかな映画祭となりました。

 中でも、ドキュメンタリーとフィクションの間を往還する不思議なテイストのポルトガル映画、ミゲル・ゴメス監督作品『アラビアン・ナイト』全三部作(日本プレミア)と、「今後20年間上映されることはない」(主催者言)という大変貴重な上映に立ち合うことができた、究極のプライヴェート・フィルム、フイリップ・ガレル監督作品『水晶の揺籠』(国内初上映)、人気俳優の染谷将太主演、古代魚ポリプテルス・エンドリケリーが実に印象的な濱口竜介監督作品『不気味なものの肌に触れる』(短編2013年制作)の三作が、私にとって特筆すべき収穫でした。

20151127hiroshima_movie_fes3.JPG 私自身広島を訪れるのも何十年振りかのことでしたので、映画祭を楽しむ傍ら、限られた時間ではありますが活気ある広島の市内を探索し、過去と現在が共存する広島の街のさまざまな表情を新たに発見することが出来ました。それは先人たちが生きた証、今を生き抜くため力、人と人との絆・・・。

 結びに、これからの期待も込めて≪広島国際映画祭≫には、地方都市開催の国際映画祭として優れて評価の高い≪山形国際ドキュメンタリー映画祭≫にも負けない、強い個性と革新的な魅力、ポジティブな力を国内外に発信していってもらいたいと思います。

※写真:上から、①②映画祭会場風景 ③平和通りのイルミネーション

≪第2回広島国際映画祭映画祭≫
会期:11月20日(金)~23日(月)
会場:NTTクレドホール、広島市映像文化ライブラリー他
次回映画祭(第3回)開催は平成28年を予定。

≪第16回東京フィルメックス≫
会期:11月21日(土)~12月4日(金)
会場:11月21日(土)~29日(日)有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇
   11月28日(土)~12月4日(金)有楽町スバル座(「特集上映ツァイ・ミンリャン」)
詳しくは http://www.filmex.net

    


April 25, 2014

晩春の光


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。

心地よい風が頬をなで、ここ最近は初夏を思わせる陽気で汗ばんだりと早い季節の移り変わりを感じる今日この頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

hanamizuki.jpg小石川界隈は樹木が多く道行く花壇は紫陽花やツツジが植えられています。晩春の光を浴びて今はいツツジが鮮やかに咲いき見頃な時期ですね。よくそのツツジ花壇にはハナミズキも植えられ、白や赤色の花が咲き誇っていました。花のように見えるのは実はガクが変形したものだそうです。草花の不思議を感じながら、これから過ごしやすい季節に足を運んで散策もいいですね。

さて今回は、端午の節句にちなんで安田靫彦「菖蒲」と、東山魁夷「金太郎」の複製画をご紹介いたします。

安田靫彦 《菖蒲》 軸・額
販売価格 120,000円+税


金地に描かれた色鮮やかな「菖蒲」。歴史画の大家、安田靫彦画伯の秘められた名作を再現いたしました。本作は画伯81歳の晩年に描かれた作品で、凛とした菖蒲が気品を感じさせます。

この作品はこちらの販売店でお求めになれます。

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<仕様体裁>

原画 古川美術館所蔵
監修 安田建一
解説 草薙奈津子(平塚市美術館館長)
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン
用紙 和紙
限定 300部
画寸 40×53cm
額寸 60.2×73.3cm
重量 約2.6kg
額縁 木製金泥仕上げ、アクリル付き(国産、ハンドメイド)
証明 著作権者承認印入り証紙を貼付
発行 共同印刷株式会社

※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本作品は軸装もご用意しております。額装と同価格です。



東山魁夷 《金太郎》 軸・額
販売価格 90,000円+税


小さな金太郎の気丈な姿を、東山魁夷画伯独自のやさしいタッチで描かれた「金太郎」。子供の健やかな成長を切に願う思いが伝わってきます。

この作品はこちらの販売店でお求めになれます。


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<仕様体裁>

原画 長野県信濃美術館・東山魁夷館所蔵
監修 東山すみ
解説 谷岡 清(美術評論家)
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン、本金泥手彩色
用紙 和紙(鳥の子)
額縁 特製木製額(国産、ハンドメイド)
限定 1,000部
画寸 33×30cm
額寸 51×48cm
重量 約2.5kg
証明 監修者承認印入り証紙を貼付、監修者空押し(エンボス)を画面に刻印
発行 共同印刷株式会社

※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本作品は軸装もご用意しております。額装と同価格です。




【今日の谷根千】

①根津神社 文京つつじまつり
第45回 平成26年4月5日~5月6日開催
つつじ苑入苑は期間中の9時~17時30分(18時完全閉苑)
境内には約100種3000株のツツジが咲き、見頃な時期くを迎えています。
〒113-0031東京都文京区根津1-28-9
tel 03-3822-0753(受付時間9:00~17:00)



②暁の劇場―鴎外が試みた、或る演劇
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2014年 4月 26日~ 2014年 6月 22日
会期 2014年4月26日(土)~6月22日(日)
※会期中の休館日 5月27日(火)
会場 文京区立森鴎外記念館 展示室1、2
開館時間 10時~18時(最終入館17時30分)
     ※6月中の金曜日は20時まで開館(最終入館19時30分)
観覧料 一般600円(20名以上の団体:480円)、
中学生以下、障がい者手帳ご提示の方と同伴者1名まで無料

November 29, 2013

監督 小津安二郎


今年もあと残すところ一月余り。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは本年12月に生誕110年・没後50年を迎え各所で記念イベントが行われる、日本の誇る世界の巨匠・小津安二郎です。

小津監督は1903年12月12日生まれ。27年24歳で監督デビューを果たし、軽妙洒脱なサイレント作品で評価を確立。その後2度の応召を経験し、人間を凝視する独自の厳密な画面作りに深化。戦後は中流家庭を舞台に親と子の関係や人生の機微を描き、ローアングル撮影の技法を確立、日本映画を代表する巨匠となりました。

外国人には分からないとの誤った評価から、惜しくも海外への紹介が遅れましたが、後年その厳格なスタイルが徐々に国際的な評価を高めていき、59年には映画人初の日本藝術院会員となるなど、内外の評価も高まりましたが、1963年奇しくも自らの60歳の誕生日の日になくなりました。

『どうでもよいことは流行に従い、 重大なことは道徳に従い、 芸術のことは自分に従う』
(小津安二郎)

独創的な小津作品の評価は今も衰えるどころか新たな発見を生み、日本の監督はもちろん世界の監督たちに大きな影響を与え続けています。昨年(2012年)も「東京物語」(1953年)が世界映画史上ベストワン作品に選ばれました(英「サイト&サウンド」誌選出)。



ozu_chirasi.jpg■展覧会他情報

 展覧会「小津安二郎の図像学」が12月12日(木)から2014年3月30日(日)まで京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター展示室(7階)で開催されます。
映画『秋刀魚の味』(1962年)で使われた橋本明治作『石橋』が今回特別展示されます(展示期間2月2日まで)。東京の神保町シアターでは現在大規模な特集上映「映画監督 小津安二郎」が行われておりますhttp://jinbocho-theater.jp/(1月中旬まで)。
監督のお墓がある北鎌倉の円覚寺でも11月30日(土)から12月8日(日)まで記念イベント「北鎌倉で小津三昧」が行われます。小津監督のお墓参りは、国内はもちろん小津を崇拝する海外からの映画ファン関係者には欠かせません。そのお墓にはただ一文字「無」という文字が刻まれております。



当社ではかつて北鎌倉・円覚寺境内にアトリエを構えた日本画家・前田青邨(せいそん)の作品を扱っております。以下にご紹介いたします。いずれもこちらの販売店でお求めになれます。




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彩美版・前田青邨 《紅葉(もみじ)》
軸装・額装

販売価格 軸装・額装(各)190,000円+税

<仕様体裁>

■共通仕様
原画 五島美術館所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
限定 300部
解説 秋山光和(東京大学名誉教授)
証明 著作権者及び作品所蔵者の承認印入りシールを貼付
発行 共同印刷株式会社

■軸装仕様
画寸 天地46.6×左右60.5cm
軸寸 天地135.5×左右75.5cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地47.0×左右60.6cm
額寸 天地66.5×左右80.3cm
重量 約5.7kg
額縁 特製木製額金泥仕上げ、アクリル付(国産、ハンドメイド)



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彩美版・前田青邨 《千羽鶴
軸装・額装

販売価格 軸装・額装(各)190,000円+税

<仕様体裁>

■共通仕様
原画 メナード美術館所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
限定 300部
解説 川口直宜(美術評論家、前泉博古館分館長)
証明 著作権者承認印入りシールを貼付
発行 共同印刷株式会社

■軸装仕様
画寸 天地43×左右60.5cm
軸寸 天地138.5×左右77.5cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地42.5×左右60cm
額寸 天地63.7×左右81cm
重量 約5.7kg
額縁 特製木製額金泥仕上げ、アクリル付(国産、ハンドメイド)



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彩美版・前田青邨 《紅白梅》
軸装・額装

販売価格 軸装・額装(各)190,000円+税

<仕様体裁>

■共通仕様
原画 石橋美術館所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
限定 300部
解説 石橋美術館
証明 著作権者及び作品所蔵者の承認印入りシールを貼付
発行 共同印刷株式会社

■軸装仕様
画寸 天地44×左右60.6cm
軸寸 天地135.7×左右75.7cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地43.9×左右60.3cm
額寸 天地65.5×左右81.9cm
重量 約5.8kg
額縁 特製木製額金泥仕上げ、アクリル付(国産、ハンドメイド)



※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。

November 22, 2013

映画「天心」と春草の名作《落葉》


いつも「美術趣味」をご覧頂きましてありがとうございます。

11月16日より公開の映画「天心」を観てきました。天心とは日本美術院を創立した岡倉覚三(「天心」は号)のことです。映画は東日本大震災復興支援映画・岡倉天心生誕150周年・天心没後100周年記念として制作されました。

主人公、岡倉天心は明治から大正にかけて伝統美術の再興に尽力し、日本近代美術の父と称されました。その天心の葛藤と創作活動を描く伝記ドラマとなっています。

東京藝術大学の前身、東京美術学校の二代校長を務め、後に橋本雅邦、横山大観、菱田春草らと日本美術院を立ち上げるなど美術界で活躍していた天心が、苦境に立ち、新天地となった茨城県五浦で新たな日本画の創造にのめり込んでいく姿を映しだします。

天心役は、数多くの作品で独特の存在感を放つ竹中直人。日本画家の大家である横山大観を中村獅童が、菱田春草を平田浩行が演じています。急速に進む西洋化の中で日本の美を守り、外国に日本の美を紹介した美術家の知られざる人生の裏側が大変興味深いものとなっています。

また、作品の舞台となっている茨城県の五浦の風景は非常に美しく、いつか訪れてみたいと感じました。太平洋に面した断崖沿いにある天心が設計した「六角堂」は東日本大震災の際津波の直撃を受け、土台のみを残して姿を消しましたが、2012年に再建されました。

さて今回は本作品に登場した画家の中で、特にスポットがあたっていた菱田春草の作品《落葉(おちば)》を紹介させていただきます。原画は明治42年(1909)、当時春草が住んでいた東京・代々木の雑木林をテーマに描かれた六曲一双の屏風です。その年の第三回文展に出品されました。心に染入る叙情と深い精神性を秘めた、早世の天才春草の代表作として、現在では重要文化財となっています。




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彩美版・菱田春草 《落葉》 左隻・右隻

販売価格
■25号版
左右セット 480,000円+税
単品(各) 250,000円+税
■15号版
左右セット 380,000円+税
単品(各) 200,000円+税

この作品はこちらの販売店でお求めになれます。


<仕様体裁>

■共通仕様
原画 公益財団法人永青文庫所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 ハーネミューレ(ドイツ)
額縁 特製木製額縁、アクリル付(国産、ハンドメイド)
限定 右隻・左隻(各)限定150部 ※25号版・15号版の合計
証明 原画所蔵者の承認印入り証紙を額裏面に貼付
発行 共同印刷株式会社

■25号版仕様(左右共通)
画寸 天地34.6cm×左右80.3cm
額寸 天地52.5cm×左右98.5cm
重量 約4.5kg

■15号版仕様(左右共通)
画寸 天地28.3cm×左右65.2cm
額寸 天地46.0cm×左右83.0cm
重量 約3.7kg

※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。




【永青文庫のご紹介】

公益財団法人 永青文庫(えいせいぶんこ)
 住 所: 東京都文京区目白台1-1-1
 電 話: 03-3941-0850
開館時間: 10:00~16:30(入館は16:00まで)
 休 館: 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日に休館)、展示替期間、年末年始
アクセス: JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて「椿山荘前」下車徒歩5分
      東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」下車1a出口より徒歩15分
      東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」下車3出口より徒歩15分

November 8, 2013

北鎌倉の名刹・浄智寺 ~過去・現在・未来の仏さま~


皆様いつもブログ「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。
先日北鎌倉の名刹、浄智寺(じょうちじ)を訪問してきました。
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浄智寺は鎌倉五山のひとつに数えられ、鎌倉時代に創建された長い歴史を持つ臨済宗の禅寺です。山門へと向かう苔むした石段は、藤沢周平の小説をもとにした映画『武士の一分』で、主人公(木村拓哉)の妻(檀れい)が、墓参りをするシーンに使われたそうです。

山門をくぐると、仏殿である曇華殿(どんげでん)があり、それぞれ過去・現在・未来の三世を表す「阿弥陀」「釈迦」「弥勒」の三世仏坐像が安置されていました。仏教経典によれば、弥勒は修業中の身であるため菩薩として彫られることが多いのですが、この仏像は、悟りを開いた弥勒如来の姿で彫られており、釈迦の入滅後、五十六億七千万年後の遥か未来に地上に現れて、衆生を救済するお姿なのだとのこと。途方もない時間の流れに、日常を忘れて立ち留まってしまいました。
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更に奥へ進むと、「おなかをなでてください。元氣がもらえます。」という看板が。裏手の洞穴の中に、「鎌倉・江の島七福神」の一人、布袋和尚の像が佇んでおりました。ずいぶん多くの人にお腹をさすられたのでしょう。参拝者が皆触っていくからか、お腹のあたりだけ黒くなっていました。さわり心地はすべすべで、私も元気を頂きました。

この秋は台風などで天候に恵まれない日が多かっただけに、久々の秋晴れのもと名刹を堪能し心が洗われたような気持ちになりました。鎌倉は仕事で訪れる機会が多く、今後また機会を見つけて名所訪問記を綴ってまいります。




【鎌倉・浄智寺のご案内】

寺号 金峰山浄智寺(臨済宗円覚寺派)
創建 弘安四年(1281年)
住所 鎌倉市山ノ内1402
電話 0467-22-3943 
拝観料  200円
拝観時間 9:00~16:30
アクセス JR北鎌倉駅から線路沿いに鎌倉市街方面へ徒歩10分




北鎌倉ゆかりの芸術家といえば日本画の小倉遊亀画伯が有名です。
当社が取り扱う小倉画伯の複製画を2点ご紹介いたします。いずれもこちらでお求めになれます。


小倉遊亀 《菩 薩》
販売価格 230,000円+税(軸・額共通)


小倉遊亀《菩薩》軸装


小倉遊亀《菩薩》額装


<使用体裁>

■軸・額共通
監修 有限会社 鉄樹
原画 新潟県糸魚川市所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り、一部本金泥・天然岩絵具手彩色
用紙 和紙
限定 300部(軸・額合計)
証明 画中及び奥付シールの2箇所に著作権者承認印捺印

■軸装仕様
画寸 天地70×左右48.5cm
軸寸 天地162.5×左右67.5cm
表装 三段表装(国産・ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地70×左右48.5cm
額寸 天地89×左右67.5cm
重量 約5.9kg
額縁 特製木製額、アクリル付(国産・ハンドメイド)




小倉遊亀 《山茶花(さざんか)》
販売価格 180,000円+税(軸・額共通)


小倉遊亀《山茶花》軸装


小倉遊亀《山茶花》額装


<使用体裁>

■軸・額共通
監修 有限会社 鉄樹
原画 滋賀県立近代美術館所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
限定 300部(軸・額合計)
証明 画中及び奥付シールの2箇所に著作権者承認印捺印

■軸装仕様
画寸 天地47.3×左右53.3cm
軸寸 天地143×左右73.5cm
表装 三段表装(国産・ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地47.4×左右53.5cm
額寸 天地63.8×左右70cm
重量 約3.2kg
額縁 特製木製額、アクリル付(国産・ハンドメイド)


※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。




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October 24, 2013

秋の国際映画祭


台風の進路が気になる今日この頃。
皆さまも十分お気をつけ下さいませ。

本ブログ執筆現在(24日)、東京六本木では≪第26回東京国際映画祭≫が開催中です-会期は10月17日(木)から25日(金)まで-今年はゲストスターも多数来日し、六本木ヒルズで連日華やかな宴を繰り広げているようです。

yamagata1.jpgかくいう私は先日、山形の≪山形国際ドキュメンタリー映画祭2013≫に行ってまいりました。映画祭は1989年の第1回開催から隔年で、今年で13回を数えます。山形市の公民館をメイン会場に、世界的にも優れて評価の高い、強い個性と歴史のある国際映画祭です。また映画祭自体の魅力はもちろん、市を挙げてのホスピタリティの質の高さで、海外から多数のジャーナリストが訪れることでも知られております。10月は気候も良く、山形名産のお酒に山形牛や蕎麦、果物等々が美味しく、グルメでも十分満足出来ること受け合いです。

yamagata2.jpg今年の≪山形≫では、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの伝説の実験映画や、「ラ・ジュテ」で知られる仏の映画作家クリス・マルケルの追悼特集上映など注目のプログラムが目白押しでした。なかでも日本初上映の審査員作品、ジャン=ピエール・リモザンの日本を舞台にしたドキュメンタリー「YOUNG YAKUZA」(2008年)が私には強く印象に残りました。リモザン監督は北野武のドキュメンタリー作品や吉川ひなの主演の「TOKYO EYES」(1998年)等で著名な、日本とも縁の深いフランス人監督ですが、そのタブーをものともしない映像作品には心底驚嘆いたしました。たった2日の短い滞在でしたが短編を中心に映画を7本も鑑賞し、芸術の秋を心行くまで楽しんで参りました。



●≪山形国際ドキュメンタリー映画祭2013≫は平成25年10月10日[木]―17日[木]に山形市中央公民館他で開催。映画祭は隔年毎に開催されており、次回開催は平成27年を予定。




尚、当美術商品部では、山形県に因んだ下記の洋画複製作品を取り扱っております。



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向井潤吉 《聚落(しゅうらく)
価格:105,000円(税込)

≪聚落≫は日本各地の民家を描き続けた向井潤吉画伯が1966年(昭和41年)、山形県朝日村田麦俣(現・鶴岡市)の懐かしい風景を描いた作品です。
その昔、田麦俣(たむぎまた)は湯殿山神社への参拝客が立ち寄る宿場町として栄えました。冬は雪深い風景となる土地柄、「田麦俣多層民家」(重要文化財指定等)と呼ばれる四層式の立体建築様式は、積雪時に備えたその地方固有の風土と人々の生活の中から生まれました。
本作は生命力溢れる夏の集落の風景。藁葺の民家が、眩しいほど生き生きとした緑に囲まれています。


<使用体裁>

監修・原画所蔵: 世田谷美術館
技法: 彩美版(R)
限定: 100部
画寸: 天地34.8×左右45.2cm
額寸: 天地48.8×左右59.2cm
重量: 約2kg
額縁: 国産ヒノキ製、アクリル付(ハンドメイド)
解説: 橋本善八(世田谷美術館)
発行: 共同印刷株式会社

※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。

December 20, 2012

深谷のミニシアターで新作仏映画を見る

深谷シネマ写真.jpg埼玉県深谷に初訪問です。大宮から電車で更に1時間程。赤い煉瓦作りのクラシックな駅舎が出迎えてくれます。東京駅を思わせるその瀟洒な佇まい、かつて煉瓦の町として栄え、歴史的建造物の残る深谷の町のシンボルだそうです。ときめきで期待も高まります。

映画の前のお楽しみは市内グルメ散歩。地元の雄・渋沢栄一翁が好物にしたという煮ぼうとう(野菜たっぷり平打ち麺)は食べられませんでしたが、地元の老舗食堂の黄色いカレー(とってもスパイシー!)や洋食屋さんのオムライスは感涙ものの美味しさでした。深谷では町おこしに力を入れていて、市内各所に置かれた無料タウン誌『深谷BIIKI』が、お店の場所や情報の収集にとても役に立ちました。

当日のメインイベントの映画館は、旧中山道沿い300年の歴史を持つ酒蔵の跡地に立つ、実に趣きのある外観の小劇場です。かつては映画館が複数あったというこの町も、今は有志によるNPO法人が運営する「深谷シネマ」を残すのみ。劇場内はゆったりした造りの整った設備で、都内のミニシアターと全く遜色はありません(というかそれ以上です)。

上映作品の仏映画『愛のあしあと』(クリストフ・オノレ作品)は本年制作の最新作です。衛星放送のWOWWOWが「旅するW座」と銘打ち、全国にある個性的な単館小劇場を貸し切って、一日興業をするというユニークな企画。第一回の作品はカトリーヌ・ドヌーブ母娘が共演のヌーヴェルヴァーグの流れを汲む、ちょっと過激な?愛の編年記スタイルのフレンチ・ミュージカルです。劇中でも娘役のキアラ・マストロヤンニが最高に美しく、そのアンニュイな表情と演技が、自由気ままな趣きの映画にピッタリとマッチし、実に見事な出来映えでした。入場無料はありがたく、レアな上映にもかかわらず告知も行き届き、地元の熱心なファンで60席余りの場内は満員。映画好きの私にはなんとも心強い限りでした。

今回は映画目的で慌ただしく、駅周辺の探訪しかできませんでしたが、かつての宿場町・深谷に残る伝統と郷土愛は好印象で、なんとも貴重な忘れがたい映画体験となりました。


<酒蔵の映画館 深谷シネマ>

■住所
〒366-0825  埼玉県深谷市深谷町9-12
TEL: 048-551-4592  FAX: 048-551-4593
旧中山道沿い七ッ梅酒造跡
JR高崎線深谷駅より徒歩約10分
商店街無料駐車場あり

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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