August 9, 2013

宝塚市立手塚治虫記念館訪問記


全国的に気象の変化が激しいようです。
夏風邪も流行っています。皆さまどうかお気を付け下さい。

takarazuka_gekijou.jpg私は先月、大阪から急行で30分あまり、兵庫県宝塚市にある手塚治虫記念館を訪問いたしました。宝塚といえばもちろんあの宝塚歌劇団の聖地です。東京育ちの私には宝塚といえば、日比谷シティにある東京の宝塚劇場の風景が真っ先に思い浮かびますが、本家の宝塚は川が流れ、山々の稜線が美しい温泉のある観光地の風情です。東京の宝塚とはあまりにも周りの環境が違い正直あれっという思いでした。

花のみちここで少し宝塚歌劇の歴史をお勉強いたしますと、今から100年程前に田舎の温泉地であった宝塚の地に観光誘致用に作った巨大室内プールがそもそもの発端だとか。せっかくのプールもお客さんが集まらず、苦肉の策でプールにフタをして客席を作り少女歌劇団を起こしたことが、今の華麗なる宝塚歌劇団のルーツなんだそうです。日本経済界先達の偉人、小林一三(いちぞう)翁のひらめきから、「清く、正しく、美しく」タカラヅカの舞台は産声を上げたのだそうです。
tezuka_kinenkan.jpg閑話休題。街の中心街、見どころ満載のお洒落な『花のみち』を抜けたところ、≪火の鳥≫の羽ばたく像がメルクマールの、洋風の瀟洒な建物が今回目的の手塚治虫記念館です。
手塚治虫先生が5才から24才までを過ごしたゆかりの地が宝塚であり、それを記念し
1994年に開館。館内には手塚マンガが全作品揃った「ライブラリー」や、映像作品を上映する「アトムビジョン」、アニメ製作のワークショップワークのコーナーもあり手塚ワールドが満喫できます。

shop1.jpg実はこちらの2階売店で弊社制作の「手塚治虫プレミアムピンズ」を販売していただいております。どれどれとガラスケースの中を覗いて見れば、光線の具合でシルバーピンズが燦然と輝き、タカラヅカ風(?)の素敵な陳列が目を引きます。係りの皆さまどうもありがとうございます!因みに、喫茶コーナーでいただいたアイスコーヒーはちょっと濃い目で、とても美味しかったです。記念館開館翌年(1995年)の阪神淡路大震災は宝塚市にも甚大な被害を及ぼしたそうで、現在の復興ぶりからはとても想像がつかないのですが、ゆくりなく往時のお話しもお伺い出来て、記憶に残る一日となりました。


※現在、手塚治虫記念館では企画展「MACROSS:THE MUSEUM」が10月28日(月)まで行われております。マクロスの世界がディープに堪能出来るファン垂涎の展示内容です。


宝塚市立手塚治虫記念館のご案内】

住 所 兵庫県宝塚市武庫川町7-65
電 話 0797-81-2970
休館日 毎週水曜日
     他に長期休館として年末休館、および2月のメンテナンス休館
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
入館料 大人700円、学生300円、小人100円(団体割引10名以上)
最寄駅 JR・阪急線「宝塚」」から徒歩8分
      阪急線「宝塚南口」から徒歩5分
ホームページ http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/information.html


<関連記事> ―手塚治虫プレミアム宝飾ピンズ販売開始のお知らせ―

July 5, 2013

―手塚治虫プレミアム宝飾ピンズ販売開始のお知らせ―


蒸し暑い日が続きます。皆さまお変わりはありませんか?
さて今年はマンガの神様、手塚治虫の記念イヤーです。代表作「鉄腕アトム」がアニメ放映50周年、「ブラックジャック」がマンガ連載40周年、そして「リボンの騎士」がマンガ連載60周年にあたっています。

これを記念して共同印刷株式会社株式会社美術商品部は、日本が世界に誇る≪マンガ≫の人気キャラクターの製品化を企画し、その第一弾として、『2013手塚治虫メモリアルイヤー プレミアム宝飾ピンズ』の販売を開始いたしました。

手塚治虫メモリアル宝飾ピンズ

パッケージ

●鉄腕アトム(アトム/ウラン)ペアセット[ルビー付き]
●ブラック・ジャック(BJ/ピノコ)[ダイヤモンド付き]
●リボンの騎士(サファイア姫/チンク)ペアセット[サファイア付き]
 価格 (各)39,900円(税込)


<仕様体裁>

●監修 株式会社手塚プロダクション
●素材 スターリングシルバー(.925銀)、天然宝石
●日本製、特製化粧箱付(記念ロゴ入り)

<商品内容見本>
フライヤー表.jpg


作品は手塚治虫プロダクションの全面監修の下、熟練の職人が、一点一点を丁寧に手作業で仕上げました。キャラクターのディテールへのこだわりが驚きの再現性を実現しております。素材は全てスターリングシルバー.925銀に天然石を嵌め込んだ贅沢な仕様です。

この作品は、東京都江東区現代美術館(江東区三好4-1-1)にて6月29日より先行販売をいたしております。現在のところ、7月の末までは会場に設置のショップ(B2階)でしか作品をお買い求めになれません(8月より他媒体にて展開拡大の予定)。
ですから是非、お早目に会場までお越しいただき、作品をお手に取ってご覧ください。

tezuka_exhibition&pins.jpg


特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/145/

2013年6月29日(土)~9月8日(日) 東京都現代美術館(開催中)
2013年11月15日(金)~2014年1月5日(日) 広島県立歴史博物館
2014年1月15日(水)~3月10日(月) 大阪歴史博物館
2014年3月21日(金・祝)~5月19日(月) 山梨県立博物館
2014年5月31日(土)~7月27日(日) 宮城県美術館

※一年間、全国を巡回いたします。プレミアムピンズの展示販売も継続の予定です。


なお他に、宝塚市立手塚治虫記念館でもプレミアムピンズの同時先行販売を行っております。関西方面の手塚ファンの皆様は是非、そちらにも足をお運び下さい。

最後に、この作品は2013年の手塚治虫三大キャラクターの周年記念に因み、限定総数2013セットのみの販売となります。数には限りがあり、無くなり次第終了となります。世代を超えて愛されるキャラクターをぜひ皆様のお手元でご愛用下さいますようお願い申し上げます。


【宝塚市立手塚治虫記念館のご案内】

住  所 〒665-0844 兵庫県宝塚市武庫川町7-65
電  話 0797-81-2970

開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)

休 館 日 毎週水曜日(祝日と重なる日、春・夏休みの水曜日は開館)
12月29日~12月31日[年末休館]
2月21日~2月末日[メンテナンス休館]
※他に臨時休館もあります。詳しくは記念館へお問い合わせください。

最寄り駅 JR・阪急「宝塚」駅 花のみちを徒歩8分
     阪急「宝塚南口」駅  宝塚大橋を渡り徒歩5分

ホームページ http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/index.html


<関連記事>小石川歴史散歩-手塚治虫「陽だまりの樹」の巻

April 25, 2013

小石川歴史散歩━手塚治虫「陽だまりの樹」の巻


「美術趣味」をご訪問いただきありがとうございます。
今年はマンガの神様、手塚治虫の記念イヤーであることはご存知でしたか?
代表作「鉄腕アトム」がアニメ放映50周年、「ブラックジャック」がマンガ連載40周年、そして「リボンの騎士」がマンガ連載60周年にあたっています。
記念イベントが各地で開催されていますが、東京では6月29日から9月8日まで東京都現代美術館(木場公園内)で「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」と題する展覧会が開催されます。是非足をお運びください。


播磨坂さて当社の西側に「播磨坂」という長い坂があり桜の名所として知られています。坂の名はこのあたりに屋敷を構えた常陸府中藩主・松平播磨守に因むものです。
手塚治虫の先祖は代々松平家に仕える藩医で、藩邸の傍当時「三百坂下通り」と呼ばれた道沿いに屋敷を構えていました。徳川家縁の名刹伝通院(でんづういん)の裏手にあたり、現在東京学芸大学付属竹早小・中学校の校庭の一部となっています。
三百坂下通り手塚治虫は「陽だまりの樹」という作品で医師・蘭学者として活躍した曽祖父・手塚良庵(良仙)光享の姿を活き活きと描きました。「陽だまりの樹」は昨年NHKのドラマ(BS時代劇)となりましたのでご覧になった方も多いことと存じます。原作のマンガは小学館文庫に収録されておりますので未だの方は是非お読みください。
良庵は大阪に上り緒方洪庵が開いた「適塾」という蘭学塾で学びますが同門の先輩に慶応義塾を創設した福澤諭吉がいました。諭吉の「福翁自伝」には良庵との交流に関わるいかにも若者らしい逸話が記されています。手塚治虫もずいぶん参考にしたそうです。「福翁自伝」は岩波文庫から出ておりますのでご興味のある方は是非お読みください。

当社周辺には歴史や小説の舞台となった場所が数多くあります。浅学ではありますが今後もエピソードを交え少しずつご紹介してまいりますのでご期待ください。


【展覧会情報】

「手塚治虫 × 石ノ森章太郎 マンガのちから」展

会場 東京都現代美術館
    東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
    03-5245-4111(代表)   03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期 2013年6月29日(土)から9月8日(日)まで
休館 月曜(7月15日は開館)、7月16日

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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