July 25, 2016

神楽坂界隈で川合玉堂を思う


 こんにちは。なかなか梅雨の明けない関東ですが、暑い夏はもうすぐですね。
 今週末は神楽坂のお祭りです。今年は7月27日から二日間がほおずき市、29日からの二日間が阿波踊りの日程で、毘沙門天を中心に一年のうちでも大変賑やかな数日間を迎えます。


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 ちょっと散歩に出かければ、あちこちでお祭りの準備をしており、こちらもウキウキした気分になってきます。


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 さてそんな神楽坂界隈は、かつて矢来町(やらいちょう)といえば鏑木清方 、若宮町(わかみやちょう)といえば川合玉堂のことを指し、他にも新小川町は藤田嗣治誕生の地であったりと、近代日本画の巨匠たちにもゆかりの地であったりします。
 川合玉堂は自然の中に暮らす人々の生活を数多く描き、個人的には晩年の住まいもあった奥多摩の人、というイメージが強いのですが、実は東京・牛込若宮町(現在の新宿区若宮町)に画業70年のおよそ半分以上となる40年余りも暮らしていました。
 周囲は、歌舞伎の中村吉衛門をはじめ由緒ある家が並ぶ屋敷町だったそうですが、この界隈は現在でも、賑わう神楽坂にほど近いところにありながら、大変静かな高級住宅地となっています。
 長流閣と呼ばれた玉堂邸は、東京大空襲で焼失してしまいましたが、とても立派なお屋敷だったようで、《行く春》や《紅白梅》、《彩雨》などの名作もここで描かれたのかと思うと、もし残っていれば...と残念です。

 日本画家ゆかりの神楽坂界隈、この週末はお祭りと散策にお出かけされてはいかがでしょうか。



彩美版®
川合玉堂 《三保富嶽之図》 軸装・額装
販売価格(各) 90,000円+税

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<仕様体裁>
 技 法 彩美版®
 用 紙 特製絹本
 監修及び原画所蔵 玉堂美術館
 証 明 監修者検印入り証紙を貼付
 解 説 小澤萬里子(玉堂美術館館長)
【額装】
 額 縁 赤松材使用特製木製額(国産、ハンドメイド)
 画 寸 天地28.2×左右45.2cm
 額 寸 天地44.1×左右69cm
 重 量 約2.2kg
 付属品 黄布袋、吊紐
【軸装】
 表 装 三段表装(国産、ハンドメイド)
 画 寸 天地28.4×左右45.3cm
 軸 寸 天地117.9×左右64.6cm
 収 納 柾目桐箱、タトウ入り

June 28, 2013

「富士山」世界文化遺産登録決定を祝し緊急発売!   【新作】川合玉堂《三保富嶽之図》 


いつもブログ「美術趣味」をご覧いただき、ありがとうございます。
6月22日、富士山の世界文化遺産登録が決定し、大きな話題となりました。
この夏は富士山周辺が大いに盛り上がりそうですね。

山中湖富士今年の2月に山中湖畔へ旅行をして参りましたが、雄大な富士山が目の前にあって刻々と姿を変えていく様はいつまでも見飽きることがなく、心が洗われるような気分になったことを思い出します。
きっと何十年、何百年も前の画家達も、同じような気持ちで富士山を見上げて描いたのではないかな、と想像してしまいます。



【新作のご案内】

川合玉堂 《三保富嶽之図》

販売価格(軸・額共通) 94,500円(税込)
限定(軸額合計)300部


7月初旬より川合玉堂画伯作品による彩美版「三保富嶽之図」を発売いたします。今年は川合玉堂生誕140周年の記念イヤーでもあります。
当初対象外とされていた三保の松原も含めての世界文化遺産への登録が決定となったニュースには、私たちも大変嬉しい気持ちで一杯になりました。


日本平から見える富士と三保の松原を描いた作品です。
富士の偉大さは前面には出さずにおとなしく、気品高く描いており、一見あっさりと描かれているように見えますが、しかしすべてが景色の中に溶け込んで無限の時の流れが感じられる、隅々まで神経の行き届いた玉堂ならではの作品です。
いつまでもいつまでも、時を忘れて眺めていたい富士の姿です。


川合玉堂《三保富嶽之図(額装)》


川合玉堂《三保富嶽之図(軸装)》

<仕様体裁>

【共通】
 技 法 彩美版(R)
 用 紙 特製絹本
 監修及び原画所蔵 玉堂美術館
 証 明 監修者検印入り証紙を貼付
 解 説 小澤萬里子(玉堂美術館館長)


【額装】
 額 縁 赤松材使用特製木製額(国産、ハンドメイド)
 画 寸 天地28.2×左右45.2cm
 額 寸 天地44.1×左右69cm
 重 量 約2.2kg
 付属品 黄布袋、吊紐


【軸装】
 表 装 三段表装(国産、ハンドメイド)
 画 寸 天地28.4×左右45.3cm
 軸 寸 天地117.9×左右64.6cm
 収 納 柾目桐箱、タトウ入り


※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。

May 13, 2013

旧川合玉堂別邸《二松庵》に行ってきました


皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。

わたしは、横浜市金沢区富岡にあり毎月1回(第一土曜日)のみ一般公開されている旧川合玉堂別邸《二松庵》に行ってきました。川合玉堂(1873-1957)は昭和15年に文化勲章を受章した日本画の巨匠ですが今年は生誕140周年にあたる記念すべき年だそうです。

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《二松庵》は、故川合玉堂が富岡に構えた別荘です。大正中期から昭和初期の富岡の別荘建築の雰囲気を遺す貴重な遺構として、平成7年11月、横浜市の有形物文化財に指定されています。自然の趣をふんだんに取り入れた造園を抜けると、主屋が佇んでいました。


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川合玉堂は、この別邸を夏冬の画室としてよく活用したとのことです。邸内に枝振りのいい2本の老松があったため《二松庵》と名づけられたといいます。そのため、画室から見える風景や周辺の人物や景色を描いた作品も多いそうです。





JR奥多摩線の「御嶽(みたけ)」駅前には玉堂を顕彰して建てられた《玉堂美術館》があります。玉堂は現在の新宿区若宮町にアトリエを構えていましたが戦争が激しさを増した昭和19年夏に御嶽へ疎開しそのまま終生の住処としたことからここに美術館が建てられました。

仕事柄訪問する機会が多いのですが美しい奥多摩の風景に抱かれた瀟洒な美術館で玉堂芸術を堪能するひとときの素晴らしさは格別です。皆様にも是非ご体験いただけることを願っています。

四季それぞれの味わいがありますが新緑の美しい今は特にお薦めです。


【旧川合玉堂邸(二松庵)のご案内】
 住 所 横浜市金沢区富岡東5-19-22
 電 話 080-1241-0910(開園時のみ)
 最寄駅 京浜急行「富岡」駅東口下車徒歩2分
 開園日 毎月第1土曜日
     ※第1土曜日が1日から4日にあたる場合は翌週(第2土曜日)開園


玉堂美術館のご案内】
 住 所 東京都青梅市御岳1-75
 電 話 0428-78-8335
 最寄駅 JR奥多摩線「御嶽」駅前
 休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、9月初旬、年末年始
 Web http://www.gyokudo.jp/

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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