September 19, 2019

世界を魅了する伊藤若冲の新作、「白鶴図」をご紹介。


美術趣味をご覧いただきましてありがとうございます。

 江戸時代の中期に京都で活躍した絵師、伊藤若冲は日本人に最も親しまれている画家のひとりです。2016年に開催された東京都美術館の回顧展では会期中の入場者数が44万人以上を記録し、社会現象ともなりました。昨年2018年パリのプティ・パレ美術館で開催された大規模な若冲展はフランスで大変な反響を呼び、今や世界が認める日本のアーティストにもなっています。そして今年は、若冲ブームの火付け役ともなった極彩色の細密画「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館)が、相国寺から明治天皇に献上されて130年を迎える年です。

このように人気の若冲ですが、彩色された花鳥画はそれほど多くありません。この度、美しい彩色が施され、傑作の誉れが高い「白鶴図」を彩美版®で商品化できることになりました。「白鶴図」は「松に鶴」、「浪に鶴」の双幅になっています。本作品は相国寺に現存する明代の画家、文正(ぶんせい)の作品「鳴鶴図」をもとに、若冲が大胆にオリジナルの表現を加えて描いた逸品です。「松に鶴」に描かれているのは、長寿の象徴である鶴と松というおめでたい図柄で、家内の繁栄の願いが込められています。また「浪に鶴」では若冲独自の波頭の表現と、飛翔する鶴の姿にあふれる躍動感があります。双幅でご鑑賞いただければ静と動の対比が見事に表現されています。
 また若冲は「白鶴図」の鶴の羽を一本一本、精緻な筆遣いで描いています。本商品ではこの鶴の羽をシルクスクリーンの技術で細部にわたり再現しました。この「動植綵絵」にも通じる若冲の真骨頂、超絶細密描画を高級複製画「彩美版®」でご鑑賞ください。
 来年2020年は、若冲が85歳という江戸時代では珍しい長寿を全うして220年が経ちます。平成から令和へ、そして新しい時代にかわるこの時に、貴重な吉祥柄を皆様のご家庭にお届けできることは、当社にとってまさしく幸いでございます。

【若冲の展覧会のご案内】
秋田県立近代美術館では下記の日程で「若冲と京の美術―京都 細見コレクションの精華―」を開催しています。
前 期:9月14日(土)~10月14日(月)、後 期:10月16日(水)~11月10日(日)(10月15日(火)は展示替えのため入場できません)
詳しくは美術館のホームページをご覧ください。


【伊藤若冲「白鶴図」(はっかくず)双幅 「松に鶴」/「浪に鶴」のご案内。】

[本体価格]
「松に鶴」/「浪に鶴」ともに
額・軸(各) 128,000円(税別)
左右セット(特別価格) 250,000円(税別)

[仕様体裁]
限 定:松に鶴/浪に鶴 各800部
技 法:彩美版®シルクスクリーン手刷り
用 紙:特殊絹本
画面寸法:天地65.2cm×左右36.6cm
監 修・解説:小林忠 (学習院大学名誉教授、岡田美術館館長)
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「白鶴図」松に鶴、軸装(彩美版®)
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「白鶴図」浪に鶴、軸装(彩美版®)
【軸装仕様】
軸寸法:天地151.5cm×左右54.0cm
表 装:本表装
材 料:天地:新綿支那パー/中廻:七宝繋ぎ地唐草紋緞子/
風帯・一文字:牡丹紋新金襴/軸先:新牙
収 納:桐箱・タトウ


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「白鶴図」松に鶴、額装(彩美版®)
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「白鶴図」浪に鶴、額装(彩美版®)
【額装仕様】
額寸法:天地83.0cm×左右54.4cm×厚さ4.5cm
額 縁:特製木製額金泥仕上げ、アクリル付き
重 量:約3.8kg

商品のお問い合わせにつきましては下記までご連絡ください。
お電話:03-3817-2290 (土日祝日を除く平日の10:00~17:00)
FAX:03-3817-2288 (24時間受付)
※番号にお間違えのないようご注意ください。
メール:下記当社ホームページの「製品・サービスに関するお問い合わせ」からご連絡ください。
https://www.kyodoprinting.co.jp/inquiry/products/



寸法・重量等は、天然材料を使用し、一点ずつ手作りのため、表記と異なる場合がございます。
作品の色彩等、画面と現品で多少異なる場合がありますが、ご了承願います。
彩美版(R)は共同印刷株式会社の登録商標です。
掲載画像、文章等の無断転写、複製、転載およびインターネットでの無断使用を禁じます。

September 3, 2019

談山神社



いつもブログ「美術趣味」をご覧頂きましてありがとうございます。
まだまだ暑い日は続いておりますが、初秋を迎え朝夕はだいぶしのぎやすくなってまいりました。


先日、私は「談山(だんざん)神社」を訪れました。奈良県桜井市多武峰にある「談山神社」は、日本史の大事件となった「大化の改新」に大変ゆかりのある場所です。中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足がこの政変について語り合った場所がこの地、多武峰なのです。
その言われから「談らい山」、「談所が森」と呼ばれるようになり、「大化の改新談合の地」の伝承が残りました。現在の社号「談山神社」もここからきています。
木造建築では最古と言われる鮮やかな十三重塔は必見で、大和路を旅するのであれば、是非とも立ち寄っておきたい場所です。


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また、その長い歴史とともに、季節ごとに変化する自然の美しさがとても有名です。特に秋の紅葉時期は3,000本のモミジに包まれる美しい景色から、「関西の日光」とも呼ばれているそうです。



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さて今回は、当社複製画商品「後藤純男/秋の談山神社多武峰」を紹介させていただきます。
色鮮やかな紅葉に映える『秋の談山神社』。じっくりとご堪能ください。


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後藤純男 《秋の談山神社多武峰》 額
販売価格 250,000円+税



画面寸法  36.0cm × 72.5cm(20号)
額装寸法  57.0cm × 93.5cm
技法  彩美版(R)、シルクスクリーン手摺り、本金泥使用
用紙  かきた
重量  約6.1kg
額縁  特製木製額金泥仕上げ、アクリル付き
監修・原画所蔵  後藤純男美術館


※ 寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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