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March 22, 2019

奇想の系譜展と上野公園

美術趣味をご覧いただきまして、ありがとうございます。
桜の花もほころび、春めく季節になってまいりました。


さて今話題の展覧会、「奇想の系譜展」を見てまいりました。
この展覧会は、近年の江戸絵画ブームの原点ともいえる辻惟雄氏(美術史家)の著書「奇想の系譜」で紹介されている画家、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪などの作品を厳選して展示しています。これら江戸時代に傍流扱いされていた画家たちの作品は、斬新な発想と表現で独自の世界観を切り開いていました。若冲の動植物の極端な細密表現。蕭白のグロテスクともいえる人物と色彩。芦雪の漫画表現に通じる大胆な動きとデフォルメなど、過激な個性のぶつかり合いはとても刺激になりました。


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「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」は、上野公園の東京都美術館で4月7日(日)まで。詳しくは展覧会ホームページなどをご覧ください。


東京都美術館は、お花見の季節になると大勢の人で賑わう上野公園にあります。上野公園は歴史があり、明治6年に日本で初めて指定された公園のひとつです。江戸時代は東叡山寛永寺の境内地でしたが、大正13年に東京市に下賜され「恩賜」の名称が付いたそうですので、正しくは上野恩賜公園。江戸時代から「桜の名所」だったこの地には、寒桜、染井吉野、普賢象などの桜が約2ヵ月にわたり楽しめるそうです。
春の日に、お花見と美術鑑賞に出かけてみてはいかがでしょうか。


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桜の花も咲き始めていました。
お花見シーズンには延べ330万人近い人が訪れるそうです!


この度ご紹介しました「奇想の系譜展」は、山下裕二氏(明治学院大学教授)が監修をされました。当社の商品、伊藤若冲 《鼠婚礼図》は、山下裕二氏に解説を執筆いただいております。「~この絵で異例に広い余白をとってあるのは、若冲が鼠のセリフを、マンガの吹き出しみたいに想像させようとしたからだろう。人付き合いが苦手だった若冲、こんな宴席でつらい体験があったにちがいない。~」(解説から一部抜粋)。この商品は、山下氏のユニークでためになる解説付きです。

さらに、来年の2020年はねずみ年!
十二支の先頭に数えられるねずみは、子孫繁栄や、五穀豊穣の神様、大黒天の使いとしてみられてきました。ちょっと気が早いようですが、ねずみ年の方の記念にいかがでしょうか。


伊藤若冲 《鼠婚礼図》 軸装・額装
販売価格(各)70,000円(消費税は別途申し受けます)
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鼠婚礼図(部分)

<仕様体裁>
■軸・額共通仕様

原画 京都・細見美術館所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 和紙
証明 所蔵者検印証紙を貼付
解説 山下裕二


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■軸装仕様
画寸 天地27.0×左右46.3cm
軸寸 天地114.3×左右64.5cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
材料 天地:緞子
    中廻:緞子
    風帯・金襴
    軸先:牙代用
    箱 :柾目桐箱、タトウ入り
掛軸の生地は当社で特織謹製しております。万一品切れになった場合は同一品質・似ている模様の生地を使用することがございますのでご了承ください。


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■額装仕様
画寸 天地27.0×左右46.3cm
額寸 天地45.0×左右64.2cm
重量 約2kg
額縁 特製木製額(国産、ハンドメイド)


【伊藤若冲について】
正徳六年(1716)京都に生まれる。実家は青物問屋「桝源」。四十歳を機に家督を譲り仏門に帰依、絵師として本格的な活動を始める。鹿苑寺(金閣)、相国寺、金刀比羅宮に作品を寄進するなど活躍。寛政十二年(1800)、八十五歳で死去。
代表作に全三十三幅から成る《動植彩絵》(宮内庁三の丸尚蔵館)、《釈迦三尊像》(相国寺)、《紫陽花双鶴図》(プライス・コレクション)、《鶏図押絵貼屏風》(細見美術館)など。近年大規模な展覧会がたびたび開かれており注目が集まっている。


【細見美術館のご紹介】
細見家三代による日本美術のコレクションを中心に年間数回の企画展を開催しています。日本の美術工芸のほぼすべての時代、分野を網羅する所蔵品は重要文化財三十数点を含め約1千点。日本有数の伊藤若冲作品のコレクションでも知られます。


※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
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