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February 8, 2019

小さい春の訪れ

 いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。

まだまだ寒さが身に染み入る今日この頃ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。各所ではインフルエンザの猛威で体調を崩されている方が多く見受けられます。皆様、どうか体をご自愛くださいませ。

(※①写真↓)
文京区千駄木 光源寺の白梅20190208.jpeg さて2月に入りました。3日に節分、翌4日は立春を迎え、暦の上ではもう春が訪れます。少し陽だまりのほうに目を注ぐと、所々に白く可愛らしい白い梅の花が咲き始めていました。これからさらに陽気が暖かくなると、赤や白の梅の花が香り高く一層咲き始め春の訪れを感じさせる事でしょう。昔は梅を見物するための「梅見船」があったそうで、咲き始めた梅の上品な香りに包まれながら優雅な一時を楽しんだのかもしれませんね。


文京区千駄木 光源寺の梅20190208.jpeg  (※②写真→)



≪※①②東京文京区千駄木・光源寺(こうげんじ)の紅白の梅もそろそろ見頃を迎えます≫




今回は、春の訪れを感じさせる複製画をご紹介いたします。








seison_kouhakubai(F)_300x350.jpg

前田青邨 《 紅白梅 》
販売価格(額・軸) 各190,000円+税



 淡く下地に金泥を刷いた画面に、琳派に由来する垂らし込みの技法で、華やかな紅白梅が描かれています。リズミカルにデザイン化された幹と枝は、光琳の紅白梅図屏風を連想させます。よく観ると濃い紅色、淡い紅色、白色と異なる色の花を咲かせた三本の樹々が、あたかも家族のように互いを抱きあいながら、複雑に絡み上方へと伸びています。香り高い梅の花が一面に咲きこぼれ、上品で華やかな青邨独特の画面をつくりあげています。



<仕様体裁>
■基本情報
監修: 平山郁夫
原画: 公益財団法人石橋財団 石橋美術館 所蔵
解説: 石橋美術館
技法: 彩美版(R)・シルクスクリーン
用紙: 和紙
限定: 300部
証明: 著作権者承認印入り奥付及び所蔵者承認印入り証紙を貼付
■額装仕様
画寸: 天地43.9×左右60.3cm
額寸: 天地65.5×左右81.9cm
重量: 約5.8kg
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
※この作品は掛軸もございます。



yukihiko_baikateiyouhei_F32400pix.jpg


安田靫彦 《 梅花定窯瓶(ばいかていようへい) 》
販売価格(額・軸) 各120,000円 +税



 赤い壁を背景に置かれた白い壺に、紅白の梅の枝が活けられています。
 梅は靫彦が最も愛した花と言われます。壺(瓶)は中国・宋時代を代表する定窯の白磁です。あたたか味のある乳白色の釉に特徴があります。
 色彩、構図とも一見さりげない感じながら緻密に計算されており、明快で絶妙な調和をもたらしています。気品高く深い精神性を感じる靫彦芸術が、この一作に凝縮されています。



<仕様体裁>
■基本情報
監修: 安田建一
原画: 豊田市美術館 所蔵
解説: 豊田市美術館
技法: 彩美版®・シルクスクリーン
用紙: 和紙
限定: 300部
証明: 著作権者承認印入り奥付を貼付
■額装仕様
額縁: 木製白茶仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地45.3cm×左右38.6cm(8号)
額寸: 天地64.2cm×左右57.5cm
重量: 約3.7kg
※この作品は掛軸もございます。




yuki_ume_400pix.jpg

小倉遊亀 《 梅 》
販売価格 190,000円 +税

※この作品は額装仕様のみです。


 金箔を背景に鮮やかな絵付け文様の古壺に紅白の梅の枝が活けられています。華麗な色彩で構成された小倉画伯独特の画風が眼に鮮やかです。画中から春を告げる芳しい香りが漂ってくるかのようです。
 壺(古赤絵酒次)は小倉画伯が愛蔵した磁器で、中国・明代に景徳鎮の窯で製作されたものです。上絵付けの技法で赤を主体に緑や黄色で華やかな模様が描かれており、わが国では「古赤絵」と呼ばれています。



<仕様体裁>
■基本情報
監修: 有限会社 鉄樹
解説: 谷岡 清(美術評論家)
技法: 彩美版®・シルクスクリーン、本金箔使用
用紙: 版画用紙(かきた)
限定: 200部
証明: 著作権者承認印を画面左下部と奥付に押印
■額装仕様
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地41.0cm×左右28.5cm(6号)
額寸: 天地59.0cm×左右46.5cm
重量: 約2.4kg




【複製画画像】瓶梅図.jpg


速水御舟 《 瓶梅図 》
販売価格 185,000円 +税

※この作品は額装仕様のみです。


 時代を先駆けた希代の天才と言われた速水御舟。写実すぎるゆえに波紋を呼んだ、御舟代表作《京の舞妓》をはじめ究極の写実《炎舞》(重要文化財)を描き、数々の作品を発表します。本作が描かれたのは1932年(昭和7年)。当時の東京は関東大震災復興事業を通じ、モダン都市へと変貌を遂げていた時代でもありました。赤絵壺の模様にみられる緻密さと、らせん状に描かれた枝ぶりの隙のない構図に、御舟らしい凄みを感じさせます。東洋画の伝統に立脚しながらも、モダンな感覚に満ち伝統とモダンが融合した《瓶梅図》を、ぜひお手元でお楽しみください。
 また、本作には日本画家、田渕俊夫先生のインタビューを収録した特別付録冊子がついております。


<仕様体裁>
■基本情報
監修: 速水夏彦
解説: 石井幸彦(世田谷美術館主席学芸員)
技法: 彩美版®・シルクスクリーン(パール、銀、本金一部使用)
用紙: 版画用紙
限定: 200部
≪特別付録≫
『速水御舟《瓶梅図》を紐説く』
石井幸彦学芸員による作品解説に加え、田渕俊夫氏のロングインタビューを収録した冊子が付きます。
■額装仕様
額縁: 金泥仕上げ木製特製額(国産ハンドメイド)
画寸: 天地53.0cm×左右43.6cm(10号)
額寸: 天地75.0cm×左右65.6cm
重量: 約3.9kg





※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
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