January 24, 2019

新作≪唐獅子図≫のご案内

いつもブログ「美術趣味」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
厳しい寒さが続きます。いかがお過ごしでしょうか。風邪など召されませぬよう、ご自愛ください。
さて今回は、まもなく販売を開始する葛飾北斎筆≪唐獅子図≫をご紹介します。
国際的に著名な浮世絵師・葛飾北斎は、版画「冨嶽三十六景」や版本「北斎漫画」などを残しました。また、肉筆画でもすぐれた作品を描いています。本作「唐獅子図」は、北斎最晩年の作品で、積み重ねた技法や経験が集約された作品です。
北斎は天保13年から翌年にかけて、魔を祓うために≪日新除魔≫と名付けた墨画の獅子図を描き、邪鬼を祓うことを日課としていました。≪唐獅子図≫は≪日新除魔≫を描き終えた翌年、85歳の時の作品です。
本作は北斎獅子図の集大成とも言うべき傑作で、雄渾な筆致で描かれた「百獣の王」として知られる獅子を、「百花の王」である色とりどりの牡丹が彩り、壮厳さと華やかさを漂わせています。
このたび、浮世絵の世界的権威・小林忠氏に監修をあおぎ、当社高品質の複製技術「彩美版®」にて、北斎の筆致を克明に再現しました。
魔を祓う神獣出現のめでたさに満ちた本作を、ご自宅にて心ゆくまでご賞玩ください。


【軸装】
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©2018 Museum of Fine Arts,Boston.


【額装】
karajishi_gaku.jpgのサムネイル画像
©2018 Museum of Fine Arts,Boston.


【仕様体裁】
技法-彩美版®
用紙-特殊絹本
画面寸法-天地41.0cm × 左右38.3cm
原画所蔵-ボストン美術館 ウィリアム・スタージス・ビゲローコレクション
監修・解説-小林 忠(学習院大学名誉教授、国際浮世絵学会会長、「国華」主幹、岡田美術館館長、日本美術アカデミー理事長)

【軸装仕様】
軸寸法-天地127.5cm × 左右55.5cm
表装-三段表装
材料-天地:利休色無地
    中廻:薄茶地小花飛紋緞子
    風帯:一文字・白地唐花唐草紋金爛
    軸先:牙使用
収納-桐箱・タトウ

【額装仕様】
額寸法-天地58.0cm × 左右60.7cm × 厚さ3.5cm
額縁-木製額金泥塗装仕上げ
    茶地小花飛紋緞子張マット
    アクリル付(国産)
重量-約2.6kg
本体価格-125,000円(税別)

January 8, 2019

新年のごあいさつ

新しい年になって初めての美術趣味でございます。私共一同、新たな気持ちでスタートしてまいります。皆様、本年もどうぞご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

20190110fuji2.jpg
湘南海岸から臨む富士山

 さて新年といえば皆様は初夢をご覧になりましたでしょうか。初夢で見ると縁起が良いとされているのは「一富士、二鷹、三茄子」ですが、やはり富士山は一番おめでたい存在のようです。
 一番といえば富士山が日本の最高峰(標高3776 m)であることはいわずもがなです。また、富士山は他に比べようがない唯一無二の山として、「不二山」と書かれたりもします。その美しい姿は日本の紙幣に度々描かれており、現在の千円札の裏面には本栖湖に映る逆さ富士が描かれています。これは、写真家の故・岡田紅陽氏が撮影したものを図案化したものだそうです。

 富士山は2013年に世界文化遺産に登録され大変な話題になりました。登録の理由には、富士山が「信仰の対象」と「芸術の源泉」としての価値を認められたことがあります。信仰といえば江戸時代は庶民が富士山を参詣する富士講が流行ったそうです。関東地方には、富士講に行けない人たちのために造られた小さい富士山の塚「富士塚」が今でも残っています。
 芸術といえば確かに葛飾北斎の富嶽三十六景などの浮世絵や日本画の巨匠横山大観など、時代を超えて多くの芸術家の題材となっています。
 
まことめでたき富士山の魅力は尽きません。一生に一度は登ってみたい山です。
 
さて、おめでたい新年に相応しい富士山にまつわる商品をご紹介いたします。
 
片岡球子「富士」
こちらは再興第69回院展作品集の表紙のために描き下ろされた貴重な作品の複製画です。
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[仕様体裁]
限定:500部
画寸:29.5cm × 40.5cm
額寸:47.5cm × 58.5cm
技法:彩美版® シルクスクリーン手刷り
用紙:版画用紙
額縁:特製木製額金泥仕上げ、アクリル付(日本製)
重量:約2.7kg
証明:著作権者承認印入り証書を額裏に貼付
監修:片岡雍子
解説:田渕俊夫(日本画家)
原画所蔵:日本美術院
販売価格 180,000円(税別)
 
横山大観「雲中富士」
本作「雲中富士」は、大観「富士」の原点ともいえる名作で、かつて越中立山の山頂から眺めた富士を題材に描かれたと言われています。琳派の系譜を受け継ぐ装飾性とシンプルな構図によって、富士の雄大で神々しい姿が際立っています。
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[仕様体裁]
限定:150部
画寸:天地31.0cm×左右69.0m
額寸:天地44.0cm×左右82.0cm×厚み2.5cm
技法:彩美版® シルクスクリーン手刷り
用紙:版画用紙
額縁:特注木製額金泥仕上げ、アクリル付(日本製)
重量:約3.1kg
監修:横山 隆 (横山大観記念館 理事長 兼 館長)
解説:佐藤 志乃(横山大観記念館 主任学芸員)
原画所蔵:東京国立博物館 ※原画《雲中富士図屏風》の左隻部分を複製したものです。
本体価格 150,000円(税別)
 
※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※作品の色彩は、ご覧いただいている画面と現品とでは多少異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。
 
※作品についてのお問い合わせ:共同印刷(株)アート&カルチャー事業 TEL.03-3817-2290

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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