May 8, 2019

初春令月 氣淑風和

いよいよ令和元年がスタートし、年末年始の休みがまた来たような感覚でもあったこの大型連休でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
5月4日、何かしらの記念になれば...と、せっかくの機会ですので初めての一般参賀に行ってまいりました。
老若男女、国籍問わず集まった大勢の人たちと共に皇居前広場に待機し、皇族方がお出ましされる長和殿へと案内されるまで1時間半強、子供連れには決して短い時間ではありませんでしたが、新しい時代のはじまりに、天皇皇后両陛下はじめ皇族方お揃いでのお姿を拝見し、ご挨拶を拝聴するという貴重な経験をしてまいりました。
とても良いお天気の中、皇居前広場から二重橋を渡り長和殿へ続いていくゆるやかな坂道からは、広々とした広場の向こうに丸の内のビル群を望み、とても気持ちが良かったです。

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さて、皇室に献上された美術作品といえば、近年その展覧会が大変な話題となった伊藤若冲の動植綵絵が思い出されます。
当社で取り扱っております彩美版「日出鳳凰図」は、旭日の中、極彩色の鳳凰が大きく力強く羽を広げ、若冲らしさがいかんなく表現された、ボストン美術館が所蔵する作品です。新しい時代の到来にふさわしい、ボストン美術館認可のもと複製された価値ある高級美術商品です。

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<仕様体裁>
原画 米国・ボストン美術館所蔵
解説 河野元昭(美術史家、東京大学名誉教授)
技法 彩美版®
用紙 特製絹本
表装 三段表装(本表装)
画寸 94.0×33.0㎝
軸寸 183.0×52.5㎝
箱  柾目桐箱、タトウ付
※ご希望により額装のご注文も承ります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。

April 19, 2019

【商品紹介】東山魁夷≪金太郎≫

いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。



 3月下旬から4月上旬に弊社界隈の播磨坂の桜並木で行われた「文京さくらまつり」は、中日に花冷えした日もありましたが天気にも恵まれ、訪れた多くの方々は晴れた空の下、または夜桜をみて楽しまれた様でした。そして風が吹くごとに桜の花が舞い散り、今桜並木はだいぶ葉桜にかわりました。青々とした木々の葉に生命力が宿り、初夏の日差しが射し季節の移り変わりを肌で感じる今日この頃でございます。


 さて今回は、日本画の巨匠として崇高な自然風景の作品を数多く描いた東山魁夷が描かれた「金太郎」の複製画をご紹介いたします。
 大きな熊にまたがり、斧を持った小さな金太郎。でもその表情は口元も眉もきりっとして、愛らしく力強い眼差しを向けています。彩美版®プレミアムの美しい額装に仕上げました。お子様の健やかなご成長を願って、是非お部屋にお飾りください。



東山魁夷 マスターピース コレクション™
東山魁夷 《金太郎》
販売価格 180,000円+税


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<仕様体裁>
限定: 500部
技法: 彩美版®プレミアム
証明: 著作権者承認印、限定番号入り証書を額裏に貼付け
額装: 特注木製額ハンドメイド浮き出し加工
画寸: 33.3×30.0cm
額寸: 48.5×45.0×4.0cm
重量: 約2.3kg
発行: 共同印刷株式会社



※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。

April 4, 2019

新作≪春の花束≫のご案内

美術趣味をご覧いただきまして、ありがとうございます。
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桜の花も今を盛りとばかりに、美しく咲き誇っています。
会社の近くには、約120本の桜並木があり、多くの方がお花見を楽しまれています。
花を見ている方は、笑顔でお顔ほころび、穏やかで幸せそうです。
どうぞ皆様も、心ゆくまで桜花の季節を楽しまれてください。


さて、今回は間もなく販売を開始する新作、ルノワールの《春の花束》をご紹介します。
ルノワールは、生涯を通して多くの花を描きました。本作は、こぼれるほどに生けられたバラやアイリス等の花々が、陽の光を浴びて瑞々しく咲いています。
描いたのは、彼が25歳の画学生の時でした。まるで花の香りまでしてくるような、麗しい花々の生命感を、自由で透徹した絵筆で描いています。画家として初期の頃に制作した、類まれなる審美眼を感じさせる名作です。
ルノワールが花の美しさを余すところなくとらえた本作は、お部屋に飾ると室内を芸術の香気で満たし、日々の生活に潤いをもたらすことでしょう。
是非ご自宅で存分にご賞玩ください。
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《春の花束》が描かれた1866年にも、ルノワールはフォンテーヌブローの森の南端にあるマルロットという村に滞在していた。この村にはコローの弟子のジュール・ル・クールがいた。彼は最初は建築家を志していたが画家に転向する。裕福な家庭の出身だったル・クールは貧しいルノワールを経済的に援助した。ルノワールの最初の気に入りのモデルになるリーズ・トレオは、マルロットのル・クール家の家政婦クレマンス・トレオの妹だった。ルノワールはリーズをモデルにした初期の人物画の秀作を残している。
この静物画はル・クールの注文で制作されたから、ル・クール家の邸宅を飾っていたのかもしれない。青い色調の図柄が施された大きな花瓶は画面中央に位置する。花瓶の中にはバラやアイリスなどの春の花々が生きいきと描かれている。画面左下から右上方に重ねられた白い花々が、大理石の台の上に置かれた左下の一輪の白い花房によってバランスがとられている。ルーヴル美術館にあるオランダ派の花の絵やクールベの作品などから学びとった、堅実な描写方法を示している。のちに華麗に展開していくルノワールの画風の起源のひとつを垣間見ることができるだろう。
【解説より抜粋】
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©Fogg Art Museum, Harvard Art Museums, USA / Bequest of Grenville L. Winthrop / Bridgeman Images / UNIPHOTO PRESS


ルノワール《春の花束》
【仕様体裁】
技法:彩美版®シルクスクリーン手刷り
限定:300部
画面寸法:天地59.5×左右45.0㎝
額寸法:天地72.5×左右58.3×厚さ3.2㎝
用紙:キャンバス
額縁:特注木製額金箔貼りハンドメイド仕上げ、アクリル付き(日本製)
重量:約3.4kg
監修:島田 紀夫(美術史家/実践女子大学名誉教授)
原画所蔵:ハーヴァード大学付属フォッグ美術館(アメリカ合衆国)
発行:TOMOWEL|共同印刷株式会社
本体価格:120,000円(消費税は別途申し受けます)
・肩書き等は初版発行当時のものです。
・寸法・重量等は、天然材料を使用し、一点ずつ手作りのため、表記と異なる場合があります。
・作品の色彩等、カタログと現品で多少異なる場合がありますが、ご了承願います。
・本カタログ掲載写真・文章等の無断転写、複製、転載およびインターネットでの無断使用を禁じます。

March 22, 2019

奇想の系譜展と上野公園

美術趣味をご覧いただきまして、ありがとうございます。
桜の花もほころび、春めく季節になってまいりました。


さて今話題の展覧会、「奇想の系譜展」を見てまいりました。
この展覧会は、近年の江戸絵画ブームの原点ともいえる辻惟雄氏(美術史家)の著書「奇想の系譜」で紹介されている画家、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪などの作品を厳選して展示しています。これら江戸時代に傍流扱いされていた画家たちの作品は、斬新な発想と表現で独自の世界観を切り開いていました。若冲の動植物の極端な細密表現。蕭白のグロテスクともいえる人物と色彩。芦雪の漫画表現に通じる大胆な動きとデフォルメなど、過激な個性のぶつかり合いはとても刺激になりました。


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「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」は、上野公園の東京都美術館で4月7日(日)まで。詳しくは展覧会ホームページなどをご覧ください。


東京都美術館は、お花見の季節になると大勢の人で賑わう上野公園にあります。上野公園は歴史があり、明治6年に日本で初めて指定された公園のひとつです。江戸時代は東叡山寛永寺の境内地でしたが、大正13年に東京市に下賜され「恩賜」の名称が付いたそうですので、正しくは上野恩賜公園。江戸時代から「桜の名所」だったこの地には、寒桜、染井吉野、普賢象などの桜が約2ヵ月にわたり楽しめるそうです。
春の日に、お花見と美術鑑賞に出かけてみてはいかがでしょうか。


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桜の花も咲き始めていました。
お花見シーズンには延べ330万人近い人が訪れるそうです!


この度ご紹介しました「奇想の系譜展」は、山下裕二氏(明治学院大学教授)が監修をされました。当社の商品、伊藤若冲 《鼠婚礼図》は、山下裕二氏に解説を執筆いただいております。「~この絵で異例に広い余白をとってあるのは、若冲が鼠のセリフを、マンガの吹き出しみたいに想像させようとしたからだろう。人付き合いが苦手だった若冲、こんな宴席でつらい体験があったにちがいない。~」(解説から一部抜粋)。この商品は、山下氏のユニークでためになる解説付きです。

さらに、来年の2020年はねずみ年!
十二支の先頭に数えられるねずみは、子孫繁栄や、五穀豊穣の神様、大黒天の使いとしてみられてきました。ちょっと気が早いようですが、ねずみ年の方の記念にいかがでしょうか。


伊藤若冲 《鼠婚礼図》 軸装・額装
販売価格(各)70,000円(消費税は別途申し受けます)
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鼠婚礼図(部分)

<仕様体裁>
■軸・額共通仕様

原画 京都・細見美術館所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 和紙
証明 所蔵者検印証紙を貼付
解説 山下裕二


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■軸装仕様
画寸 天地27.0×左右46.3cm
軸寸 天地114.3×左右64.5cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
材料 天地:緞子
    中廻:緞子
    風帯・金襴
    軸先:牙代用
    箱 :柾目桐箱、タトウ入り
掛軸の生地は当社で特織謹製しております。万一品切れになった場合は同一品質・似ている模様の生地を使用することがございますのでご了承ください。


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■額装仕様
画寸 天地27.0×左右46.3cm
額寸 天地45.0×左右64.2cm
重量 約2kg
額縁 特製木製額(国産、ハンドメイド)


【伊藤若冲について】
正徳六年(1716)京都に生まれる。実家は青物問屋「桝源」。四十歳を機に家督を譲り仏門に帰依、絵師として本格的な活動を始める。鹿苑寺(金閣)、相国寺、金刀比羅宮に作品を寄進するなど活躍。寛政十二年(1800)、八十五歳で死去。
代表作に全三十三幅から成る《動植彩絵》(宮内庁三の丸尚蔵館)、《釈迦三尊像》(相国寺)、《紫陽花双鶴図》(プライス・コレクション)、《鶏図押絵貼屏風》(細見美術館)など。近年大規模な展覧会がたびたび開かれており注目が集まっている。


【細見美術館のご紹介】
細見家三代による日本美術のコレクションを中心に年間数回の企画展を開催しています。日本の美術工芸のほぼすべての時代、分野を網羅する所蔵品は重要文化財三十数点を含め約1千点。日本有数の伊藤若冲作品のコレクションでも知られます。


※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。
※作品についてのお問い合わせ先:共同印刷(株)アート&カルチャー事業 
お電話:03-3817-2290 (土、日、休日を除く平日の10:00~12:00、13:00~17:00)
FAX:03-3817-2288 

March 6, 2019

六義園 -しだれ桜と乙女椿ー



いつもブログ「美術趣味」をご覧頂きましてありがとうございます。
この頃はだいぶ暖かくなってきて、日に日に春の訪れを感じるようになってきました。
春のお花といえば、やはり「桜」。満開の時期に大きなしだれ桜がライトアップされる、「六義園」に行って参りました。


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「六義園」は五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった柳沢吉保が築園した「回遊式築山泉水」の大名庭園です。中心の大きな池をめぐる園路を歩きながら、移り変わる四季の移ろいを感じることのできる日本庭園です。


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この時期はさすがに庭園の様子も寂しく、訪れる人の数もまばらでした。有名な「しだれ桜」の所まで足を運んでみるも、蕾も膨らんでない状態です。この「しだれ桜」は樹齢は70年程度ですが、高さ約15m、幅約20mと大きく、満開時はあたかも水しぶきを上げて流れ落ちる滝のような姿となります。そして、多い時にはなんと1日で3万人以上の人々が訪れるようです。今年も3月21日よりライトアップが始まるようなので、大混雑必死ですね。


また、そんな主役となる桜の木の周りに、ひっそりとピンク色の花が咲いていました。薔薇のようですが「乙女椿」という椿です。その名の通り、可愛らしい花びらの形をしています。茶屋の方にお話しを伺うと、椿の中では遅咲きの方で、ちょうど桜の時期と見頃が重なるそうです。桜に目を奪われがちですが、いっしょに「しだれ桜と乙女椿」の共演を楽しまれてはいかがでしょう。


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さて今回はご好評いただいております、小倉遊亀筆「椿」特装版をご紹介します。
椿は小倉画伯が好んで描いたモチーフで、この作品は代表的な作品の一つになります。
金地に映える紅、白、絞りの三種の椿が鮮やかに咲き、部屋に飾ると明るく華やかに彩ります。 純美な名画を、ぜひお手元でお楽しみください。


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《椿 》特装版
[仕様体裁] 本体価格 185,000円(税別)
限定:500部
技法:彩美版®シルクスクリーン手刷り 本金泥使用
用紙:版画用紙
額縁:特注木製額金泥仕上げ、アクリル付き 面金付布マット(日本製)
画面寸法:天地32.0×左右53.0cm
額寸法:天地54.5×左右75.5×厚さ3.7cm
重量:約3.5kg
監修:有限会社 鉄樹
解説:谷岡 清(美術評論家/NPO法人美術教育支援協会 理事長)
証明:著作権者承認印を奥付と画面右下部に押印
原画所蔵:宮内庁
※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
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February 20, 2019

「新・北斎展」


いつもブログ≪美術趣味≫をご覧いただき、まことにありがとうございます。

2月に入り厳しい寒さが続いてまいりましたが、そろそろ春の足音も聞こえてきました。私のまわりでは花粉が気になりはじめたという方も見受けられます。皆さまも季節の変わり目には体調の変化に十分お気をつけ下さい。

さて私は六本木の森アーツセンターギャラリーで「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」を鑑賞してまいりました。この展覧会は、世界で一番有名かつ影響を与えた日本人画家として知られる葛飾北斎(1760-1849年)の画業を通覧・再検証します。国内外の名品や近年国内で発見された作品、海外からの初公開作品を取り揃え、北斎ワールドの全貌に迫ります。



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会場では北斎の70年の長きにわたる画業を、作風の移り変わりと用いた画号に基づき、系統立てて展示。総作品数は480点にも及ぶという見ごたえ十分の展示内容です。あの有名な冨嶽三十六景シリーズの『凱風快晴』『神奈川沖浪裏』はもちろん『北斎漫画』や晩年の肉筆画≪龍図≫や≪虎図≫などの名品も登場。中でも北斎の肉筆画としては最大級という西新井大師總持寺所蔵の「弘法大師修法図」はおどろおどろしくも躍動感があり壮観のひと言です。

保存の関係もあるのでしょうか、「新・北斎展」の見どころのひとつである永田コレクションの貴重な絵本や版画の数々は、今回が最後の東京展示となるとのことです。以後は島根県のみでの公開とのことですからこれも見逃せません。今年(2019年)は北斎没後170年の節目の年でもあります。カルチャーの先端をいく六本木ヒルズで、時代を超えて繰り広げられる北斎ワールドの一大絵巻に皆様もぜひ足をお運びください。



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【展覧会情報】
新・北斎展
HOKUSAI UPDATED
会場 六本木・森アーツセンターギャラリー
会期 3月24日(日)まで ※3月5日(火)休館
時間 10:00~20:00 (火曜日は17:00まで)





最後に弊社でお取り扱いのある北斎の複製画をご紹介いたします。本作は北斎が晩年に好んで描いた、「北斎獅子絵図」の集大成ともいうべき傑作です。


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葛飾北斎 『唐獅子図 』

販売価格 125,000円+税


■共通体裁
技 法 彩美版®
用 紙 特殊絹本
額 縁 木製額金泥塗装仕上げ、茶地小花紋緞子張りマット、アクリル付(国産)
画 寸 天地41.0×左右38.3㎝
原 画 肉筆袱紗絵
原画所蔵 ボストン美術館 ウイリアム・スタージス・ビゲローコレクション
監修・解説 小林忠
(学習院大学名誉教授、国際浮世絵学会会長、「国華」主幹、岡田美術館館長、日本美術アカデミー理事長)
発 行 共同印刷株式会社

※彩美版®とは、画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された、新時代の画期的な技法による複製画です。「唐獅子図」の制作においては、原画を所蔵するボストン美術館の正式許諾を受け、北斎研究の第一人者である小林忠先生の監修を受けました。「彩美版®は共同印刷株式会社の登録商標です。

February 18, 2019

春間近、もうすぐひな祭り。「お雛あそび」のご紹介です。



 「美術趣味」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
 寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 会社の近所にある桜並木では、河津桜が花を開きはじめております。
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 もうすぐ3月3日、桃の節句、ひな祭りです。
 女の子の健やかな成長を祈るとても華やかな節句ですね。この晴れやかなひな祭りに、大切なお孫さん、お子さんへ、華麗なオリジナル版画をプレセントされてはいかがでしょうか。
 現代日本画壇でトップクラスの活躍をされている、森田りえ子先生のオリジナル版画「お雛あそび」。シルクスクリーンを47版、47色という大変手間をかけて刷って、鮮やかで微妙な色彩を表現しています。バックには、贅沢にも本金箔を全面に手張りしています。
 優しくも凛とした立ち姿の男雛・女雛。その手前には、安産や子孫繁栄の縁起物の犬筥(いぬばこ)が、雌雄一対でかわいらしいく鎮座しています。
 作品一枚一枚には森田先生直筆のサインが入り印章が捺印されます。オリジナル版画として特別に制作された希少性の高い逸品です。

 品格と華やかさを兼ね備えた芸術品を、是非ご家族の皆様でお楽しみください。


オリジナル版画
森田りえ子 《お雛あそび 》
限定 100部制作
価格 320,000円+税


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<仕様体裁>
■版画
作者 森田りえ子
題名 お雛あそび
制作 2016年
画寸 425×294㎜
限定 100部
版式 シルクスクリーン
版数 47版47色
用紙 鳥の子和紙、手張り本金箔
署名 作者直筆サイン、印章
工房 K.T.M.printers


■装丁
額縁 杉材浮造り仕上、近江織金襴筋廻し、アクリル付き
額寸 626×480㎜
重量 約2.6㎏


■解説
草薙奈津子(平塚市美術館館長)


■発行
共同印刷株式会社


・本金箔は手張りのため一枚一枚の風合いが異なり、仕上がりは均一ではありません。
・当社が独自に開発したセキュリティーシールを奥付に貼付しています。スマートフォンなどで、作品が当社(KP)が発行する真正な作品であることを判定できます。


■お問い合わせ先
お電話:03-3817-2290 (土、日、休日を除く平日の10:00~12:00、13:00~17:00)
FAX:03-3817-2288 

February 8, 2019

小さい春の訪れ

 いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。

まだまだ寒さが身に染み入る今日この頃ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。各所ではインフルエンザの猛威で体調を崩されている方が多く見受けられます。皆様、どうか体をご自愛くださいませ。

(※①写真↓)
文京区千駄木 光源寺の白梅20190208.jpeg さて2月に入りました。3日に節分、翌4日は立春を迎え、暦の上ではもう春が訪れます。少し陽だまりのほうに目を注ぐと、所々に白く可愛らしい白い梅の花が咲き始めていました。これからさらに陽気が暖かくなると、赤や白の梅の花が香り高く一層咲き始め春の訪れを感じさせる事でしょう。昔は梅を見物するための「梅見船」があったそうで、咲き始めた梅の上品な香りに包まれながら優雅な一時を楽しんだのかもしれませんね。


文京区千駄木 光源寺の梅20190208.jpeg  (※②写真→)



≪※①②東京文京区千駄木・光源寺(こうげんじ)の紅白の梅もそろそろ見頃を迎えます≫




今回は、春の訪れを感じさせる複製画をご紹介いたします。








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前田青邨 《 紅白梅 》
販売価格(額・軸) 各190,000円+税



 淡く下地に金泥を刷いた画面に、琳派に由来する垂らし込みの技法で、華やかな紅白梅が描かれています。リズミカルにデザイン化された幹と枝は、光琳の紅白梅図屏風を連想させます。よく観ると濃い紅色、淡い紅色、白色と異なる色の花を咲かせた三本の樹々が、あたかも家族のように互いを抱きあいながら、複雑に絡み上方へと伸びています。香り高い梅の花が一面に咲きこぼれ、上品で華やかな青邨独特の画面をつくりあげています。



<仕様体裁>
■基本情報
監修: 平山郁夫
原画: 公益財団法人石橋財団 石橋美術館 所蔵
解説: 石橋美術館
技法: 彩美版(R)・シルクスクリーン
用紙: 和紙
限定: 300部
証明: 著作権者承認印入り奥付及び所蔵者承認印入り証紙を貼付
■額装仕様
画寸: 天地43.9×左右60.3cm
額寸: 天地65.5×左右81.9cm
重量: 約5.8kg
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
※この作品は掛軸もございます。



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安田靫彦 《 梅花定窯瓶(ばいかていようへい) 》
販売価格(額・軸) 各120,000円 +税



 赤い壁を背景に置かれた白い壺に、紅白の梅の枝が活けられています。
 梅は靫彦が最も愛した花と言われます。壺(瓶)は中国・宋時代を代表する定窯の白磁です。あたたか味のある乳白色の釉に特徴があります。
 色彩、構図とも一見さりげない感じながら緻密に計算されており、明快で絶妙な調和をもたらしています。気品高く深い精神性を感じる靫彦芸術が、この一作に凝縮されています。



<仕様体裁>
■基本情報
監修: 安田建一
原画: 豊田市美術館 所蔵
解説: 豊田市美術館
技法: 彩美版®・シルクスクリーン
用紙: 和紙
限定: 300部
証明: 著作権者承認印入り奥付を貼付
■額装仕様
額縁: 木製白茶仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地45.3cm×左右38.6cm(8号)
額寸: 天地64.2cm×左右57.5cm
重量: 約3.7kg
※この作品は掛軸もございます。




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小倉遊亀 《 梅 》
販売価格 190,000円 +税

※この作品は額装仕様のみです。


 金箔を背景に鮮やかな絵付け文様の古壺に紅白の梅の枝が活けられています。華麗な色彩で構成された小倉画伯独特の画風が眼に鮮やかです。画中から春を告げる芳しい香りが漂ってくるかのようです。
 壺(古赤絵酒次)は小倉画伯が愛蔵した磁器で、中国・明代に景徳鎮の窯で製作されたものです。上絵付けの技法で赤を主体に緑や黄色で華やかな模様が描かれており、わが国では「古赤絵」と呼ばれています。



<仕様体裁>
■基本情報
監修: 有限会社 鉄樹
解説: 谷岡 清(美術評論家)
技法: 彩美版®・シルクスクリーン、本金箔使用
用紙: 版画用紙(かきた)
限定: 200部
証明: 著作権者承認印を画面左下部と奥付に押印
■額装仕様
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地41.0cm×左右28.5cm(6号)
額寸: 天地59.0cm×左右46.5cm
重量: 約2.4kg




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速水御舟 《 瓶梅図 》
販売価格 185,000円 +税

※この作品は額装仕様のみです。


 時代を先駆けた希代の天才と言われた速水御舟。写実すぎるゆえに波紋を呼んだ、御舟代表作《京の舞妓》をはじめ究極の写実《炎舞》(重要文化財)を描き、数々の作品を発表します。本作が描かれたのは1932年(昭和7年)。当時の東京は関東大震災復興事業を通じ、モダン都市へと変貌を遂げていた時代でもありました。赤絵壺の模様にみられる緻密さと、らせん状に描かれた枝ぶりの隙のない構図に、御舟らしい凄みを感じさせます。東洋画の伝統に立脚しながらも、モダンな感覚に満ち伝統とモダンが融合した《瓶梅図》を、ぜひお手元でお楽しみください。
 また、本作には日本画家、田渕俊夫先生のインタビューを収録した特別付録冊子がついております。


<仕様体裁>
■基本情報
監修: 速水夏彦
解説: 石井幸彦(世田谷美術館主席学芸員)
技法: 彩美版®・シルクスクリーン(パール、銀、本金一部使用)
用紙: 版画用紙
限定: 200部
≪特別付録≫
『速水御舟《瓶梅図》を紐説く』
石井幸彦学芸員による作品解説に加え、田渕俊夫氏のロングインタビューを収録した冊子が付きます。
■額装仕様
額縁: 金泥仕上げ木製特製額(国産ハンドメイド)
画寸: 天地53.0cm×左右43.6cm(10号)
額寸: 天地75.0cm×左右65.6cm
重量: 約3.9kg





※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。

January 24, 2019

新作≪唐獅子図≫のご案内

いつもブログ「美術趣味」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
厳しい寒さが続きます。いかがお過ごしでしょうか。風邪など召されませぬよう、ご自愛ください。
さて今回は、まもなく販売を開始する葛飾北斎筆≪唐獅子図≫をご紹介します。
国際的に著名な浮世絵師・葛飾北斎は、版画「冨嶽三十六景」や版本「北斎漫画」などを残しました。また、肉筆画でもすぐれた作品を描いています。本作「唐獅子図」は、北斎最晩年の作品で、積み重ねた技法や経験が集約された作品です。
北斎は天保13年から翌年にかけて、魔を祓うために≪日新除魔≫と名付けた墨画の獅子図を描き、邪鬼を祓うことを日課としていました。≪唐獅子図≫は≪日新除魔≫を描き終えた翌年、85歳の時の作品です。
本作は北斎獅子図の集大成とも言うべき傑作で、雄渾な筆致で描かれた「百獣の王」として知られる獅子を、「百花の王」である色とりどりの牡丹が彩り、壮厳さと華やかさを漂わせています。
このたび、浮世絵の世界的権威・小林忠氏に監修をあおぎ、当社高品質の複製技術「彩美版®」にて、北斎の筆致を克明に再現しました。
魔を祓う神獣出現のめでたさに満ちた本作を、ご自宅にて心ゆくまでご賞玩ください。


【軸装】
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©2018 Museum of Fine Arts,Boston.


【額装】
karajishi_gaku.jpgのサムネイル画像
©2018 Museum of Fine Arts,Boston.


【仕様体裁】
技法-彩美版®
用紙-特殊絹本
画面寸法-天地41.0cm × 左右38.3cm
原画所蔵-ボストン美術館 ウィリアム・スタージス・ビゲローコレクション
監修・解説-小林 忠(学習院大学名誉教授、国際浮世絵学会会長、「国華」主幹、岡田美術館館長、日本美術アカデミー理事長)

【軸装仕様】
軸寸法-天地127.5cm × 左右55.5cm
表装-三段表装
材料-天地:利休色無地
    中廻:薄茶地小花飛紋緞子
    風帯:一文字・白地唐花唐草紋金爛
    軸先:牙使用
収納-桐箱・タトウ

【額装仕様】
額寸法-天地58.0cm × 左右60.7cm × 厚さ3.5cm
額縁-木製額金泥塗装仕上げ
    茶地小花飛紋緞子張マット
    アクリル付(国産)
重量-約2.6kg
本体価格-125,000円(税別)

January 8, 2019

新年のごあいさつ

新しい年になって初めての美術趣味でございます。私共一同、新たな気持ちでスタートしてまいります。皆様、本年もどうぞご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

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湘南海岸から臨む富士山

 さて新年といえば皆様は初夢をご覧になりましたでしょうか。初夢で見ると縁起が良いとされているのは「一富士、二鷹、三茄子」ですが、やはり富士山は一番おめでたい存在のようです。
 一番といえば富士山が日本の最高峰(標高3776 m)であることはいわずもがなです。また、富士山は他に比べようがない唯一無二の山として、「不二山」と書かれたりもします。その美しい姿は日本の紙幣に度々描かれており、現在の千円札の裏面には本栖湖に映る逆さ富士が描かれています。これは、写真家の故・岡田紅陽氏が撮影したものを図案化したものだそうです。

 富士山は2013年に世界文化遺産に登録され大変な話題になりました。登録の理由には、富士山が「信仰の対象」と「芸術の源泉」としての価値を認められたことがあります。信仰といえば江戸時代は庶民が富士山を参詣する富士講が流行ったそうです。関東地方には、富士講に行けない人たちのために造られた小さい富士山の塚「富士塚」が今でも残っています。
 芸術といえば確かに葛飾北斎の富嶽三十六景などの浮世絵や日本画の巨匠横山大観など、時代を超えて多くの芸術家の題材となっています。
 
まことめでたき富士山の魅力は尽きません。一生に一度は登ってみたい山です。
 
さて、おめでたい新年に相応しい富士山にまつわる商品をご紹介いたします。
 
片岡球子「富士」
こちらは再興第69回院展作品集の表紙のために描き下ろされた貴重な作品の複製画です。
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[仕様体裁]
限定:500部
画寸:29.5cm × 40.5cm
額寸:47.5cm × 58.5cm
技法:彩美版® シルクスクリーン手刷り
用紙:版画用紙
額縁:特製木製額金泥仕上げ、アクリル付(日本製)
重量:約2.7kg
証明:著作権者承認印入り証書を額裏に貼付
監修:片岡雍子
解説:田渕俊夫(日本画家)
原画所蔵:日本美術院
販売価格 180,000円(税別)
 
横山大観「雲中富士」
本作「雲中富士」は、大観「富士」の原点ともいえる名作で、かつて越中立山の山頂から眺めた富士を題材に描かれたと言われています。琳派の系譜を受け継ぐ装飾性とシンプルな構図によって、富士の雄大で神々しい姿が際立っています。
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[仕様体裁]
限定:150部
画寸:天地31.0cm×左右69.0m
額寸:天地44.0cm×左右82.0cm×厚み2.5cm
技法:彩美版® シルクスクリーン手刷り
用紙:版画用紙
額縁:特注木製額金泥仕上げ、アクリル付(日本製)
重量:約3.1kg
監修:横山 隆 (横山大観記念館 理事長 兼 館長)
解説:佐藤 志乃(横山大観記念館 主任学芸員)
原画所蔵:東京国立博物館 ※原画《雲中富士図屏風》の左隻部分を複製したものです。
本体価格 150,000円(税別)
 
※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※作品の色彩は、ご覧いただいている画面と現品とでは多少異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本ブログ掲載記事及び画像等の無断転載を禁じます。
 
※作品についてのお問い合わせ:共同印刷(株)アート&カルチャー事業 TEL.03-3817-2290

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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