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October 24, 2018

芸術の秋と奈良

 深まり行く秋、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 さて古の都の奈良から西に少し行った近鉄学園前駅周辺には、素敵な美術館が点在しています。その一つ、松柏美術館は閑静な住宅街にある大渕池の畔に立つ落ち着いた美術館です。こちらの松柏美術館では日本画家の上村松園、松篁、淳之の三代の画業を紹介しています。今開催中の「上村松園・松篁・淳之三代展」(~12月2日まで)では、下絵などを紹介しながら本画ができるまでの過程を見ることができます。展示作品の中でも松園の「鼓の音」は凛とした女性の美しさと、今まさに鼓を打たんとしている緊張感が伝わる名品で、まさしく一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香り高い珠玉のような絵でした。上村松園は明治8年に京都に生まれ、女性として初めて文化勲章を受章されましたが、この作品を見ると、作品制作に向かう作家の強い決意のようなものを感じます。
IMG_0755.JPG 湖畔に立つ松柏美術館
 
 学園前駅から南東に少し行ったところには西ノ京と呼ばれるエリアがあります。こちらには薬師寺や唐招提寺、菅原天満宮など歴史的遺産の見どころが集まっています。10月24日から開催された「生誕110年 東山魁夷展」(東京の国立新美術館で12月3日まで)では、唐招提寺御影堂に奉納された障壁画の全作品が再現展示されます。この度、唐招提寺を訪れたところ、御影堂は平成大改修をしていて竣工予定は2022年とのことでした。竣工時には鑑真和上坐像と東山魁夷画伯奉納の障壁画を御影堂で参拝できることを楽しみにしています。帰りは奈良駅まで足を延ばし、興福寺の国宝館に安置されている阿修羅像を拝見し、奈良公園の鹿と戯れて奈良の芸術と秋を満喫いたしました。
IMG_0781.JPG 歴史を感じさせる唐招提寺への道
 
 これからのシーズンは魅力的な展覧会が目白押しです。皆様も芸術の秋を満喫しに、美術館を訪れてみてはいかがでしょうか。
 展覧会の情報は美術館のホームページなどでご確認ください。


 さて、私どもの商品も秋にふさわしい名品がございますので、ご紹介いたします。

~松園が描いた明るく上品なたたずまいの女性。~
上村松園筆「初秋」
20181024shoshu_2.jpg
本体価格 120,000円(消費税等は別途申し受けます)

■仕様体裁
限定 200部
技法 彩美版®シルクスクリーン手刷り
用紙 特製絹本
画面寸法 天地43.5×左右53.0cm
監修 上村淳之
原画所蔵・解説 古川美術館
証明 監修者承認印・限定番号入り証紙を貼付
■額装仕様
額縁 特注木製額縁金泥仕上げ、アクリル付き、しぐれ紬織りマット
額寸法 天地63.0×左右72.5cm
重量 約4.5kg
■軸装仕様
軸装 三段表装
表装素材 天地 利休茶色無地
中廻 浅葱鼠色地流水文緞子
風帯・一文字 白茶色地唐花唐草文金襴
軸先 新牙
箱 柾目霧箱、タトウ付き
箱書き 上村松園(シルクスクリーン印刷)  


~東山魁夷が京都の栂尾山高山寺への石段を登る時に見た紅葉の輝き。~
東山魁夷筆「照紅葉」(てるもみじ)
20181024terumomiji02.jpg
本体価格 250,000円(消費税等は別途申し受けます
■仕様体裁
限定 1000部
技法 岩絵具方式複製画
画面寸法 天地36.4×左右53.0cm
額寸法 天地58.0×左右74.7cm
額縁 特製木製額、アクリル付き
重量 約4.9kg
監修 東山すみ
解説 谷岡清(美術評論家)
証明 監修者承認印・限定番号入り証紙を貼付
   ATELIER KAII HIGASHIYAMAの空押しが画面右下部に入ります。


※寸法・重量は天然材料を使用しており手作りのため、表記と若干異なる場合があります。
※「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。
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共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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