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March 23, 2018

【速報】小石川播磨坂さくら並木の開花状況


 巷では、袴を羽織ったり美しく正装をして歩く学生さんたち、その親御さんたちの意気揚々とした姿が多数見受けられます。全国のご卒園やご卒業を迎えられた皆さん、この度はご卒園・ご卒業、誠におめでとうございます。


播磨坂の桜並木460pix.JPG


 当社近隣にある播磨坂のさくら並木は、現在写真のとおり「5分咲き」といったところでしょうか。本日(撮影した日)はあいにくの曇り空ですが、この数日に降った雨の水分をしっかりと吸って、瑞々しく開花し始めている様子が風流で元気をもらいました。


桜(花アップ)460pix.JPG


 「お花見」は、もともと農民にとっての豊作祈願の行事でした。「桜の木」は、田んぼの神様が春になると里へ下りてきて「宿る木」とされていたため、桜の木のもとに人が集まり賑やかに愛でる習慣が根付いていきました。桃の花や菜の花といったいろいろな色彩の花が咲き誇る季節の中でも、やはり桜は特別な「春の象徴」という印象がありますね。


 また、はるか遠く昔の日本人は「色は匂えど散りぬるを(いろはにほへとちりぬるを)」と歌っています。現代の言葉に置き換えると、「花は美しく香り高く咲きそして散りゆく」と。「桜は儚いからこそ美しい」とはよく聞きますが、たくさんの人たちが桜の木のもとに集う光景を見ていると、やがて散ってしまう花の姿に「諸行無常(この世のものは常に変化し、変わらないものはない)」を重ねるのは、昔も今も変わらない情緒だなと感じます。


 桜を眺めて巡る思いは人それぞれ異なります。「友達と過ごした楽しかった日々に思いを馳せる人」「4月からの新生活へ向けて高ぶる気持ちを寄せる人」「桜だ。飲もう!」という人(私は主にこれですが。笑)


 文京区小石川の播磨坂さくら並木は、今週末から来週にかけて満開を迎える見込みです。
 どうか皆さんも、目まぐるしく忙しい毎日とは存じますが、このときくらいはふと立ち止まり、ゆっくりと桜の木と触れ合い、思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。


 皆さまの新しい1年のご活躍とご健勝を、心よりお祈り申し上げます。




文京さくらまつりゲート460pix.JPG


【文京さくらまつり】
開催:2018年3月24日(土)から4月8日(日)まで
会場:播磨坂さくら並木
※期間中、様々なイベントが開催されます。
※詳しい情報は文京区のホームページにてご覧ください。

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