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April 22, 2016

いざ、怪しい館へ


 いつもブログ「美術趣味」をご覧頂きましてありがとうございます。

 さて本日取り上げるのは、伊豆半島の城ケ崎近く、大室山ふもとにある「怪しい少年少女博物館」です。一風変わったネーミングに惹きつけられ、以前より通りすぎる度に気にはなっていたのですが、先日ついに立ち寄ってみました。名前からはどのようなものを展示しているのか想像がつきません。博物館前にペンギンの体に人の顔がついた奇怪な巨像が立っているので、否が応でも目立っているのです。建屋は昔の学校風で、入る前から怪しげな雰囲気を醸しだしていて期待も高まります。

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 いよいよ入場してみれば、展示物の多さに圧倒されます。確かに怪しすぎて思わずニヤリとしてしまいます。まず目に入ってくるのはショーケースに並ぶ昭和ファッションをまとったマネキンの数々。その中に混ざって昔懐かしいおもちゃ、フィギュア、生活雑貨が所狭しに展示されています。例えば「野球板第1号、なめ猫、月光仮面、アイドルフィギュア、紙芝居、アイスキャンデー販売の自転車、ブラウン管テレビ、鯉のぼり、日本人形などなどなどなどなど」といったようなものです。

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 なにが何だか分からないと思いますが、特定のテーマや時代背景に沿ったかたちで展示されているのではありません。とにかく色々な物が多少のジャンル分けがあるだけで、良い意味で適当に陳列されています。あえて言えば「驚安の殿堂ドンキホーテ」をイメージしていただければ分かりやすい?かもしれません。その数の多さに、もはや「怪しい」を超え、摩訶不思議な空間に仕上がっています。

 2階にも展示スペースがあり、ファミコンをプレイできる場所の横にある螺旋階段を上ります。2階は、一応オカルト系のジャンルでまとめられているようで、なんと藁人形の打ち付けスポットがあります。来場者の思いが込められた藁人形が多数打ち付けられていました。もちろん、「藁人形と釘」はこちらの怪しい博物館で購入可能です。

 怪しい「少年少女博物館」は昭和の文化、特にサブカルチャー満載の博物館でした。私でも十分懐かしい感じがして相当楽しめたのですが、団塊の世代あたりの方たちがご覧になれば、胸が熱くなること間違いなしだと思います。かなりディープなスポットでしたが、私にはこの博物館の近くにもう一箇所気になる施設がありました。「まぼろし博覧会」。受付の方に訊ねてみるとやはり姉妹館のようで、さらにディープな感じに仕上がっているそうです。次回周辺を訪れた時は、是非立ち寄ってみたいと思います。



【怪しい「少年少女博物館」の情報】
所在地  静岡県伊東市富戸街道下1029-64
電 話  0557-51-8800
休館日  年中無休
開館時間 9:00~17:00まで (入館は16:30まで)
入館料金 大人1,000円 小・中学生600円
アクセス 伊豆急行「城ケ崎海岸駅」より徒歩10分


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