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October 16, 2015

紅葉の季節を迎える小石川後楽園


20151016entrance.jpg いつも美術趣味をご覧いただきありがとうございます。弊社の所在地である文京区小石川付近には、東京ドーム、ラクーア、小石川植物園など様々な施設や観光名所があります。その中でも今回は、都内屈指の美しい紅葉名所として知られる「小石川後楽園」を"一足早く"ご紹介いたします。

 小石川後楽園は江戸時代初期に水戸徳川家の江戸上屋敷内につくられた築山泉水回遊式(池を中心にした回廊型の造り)の日本庭園(大名庭園)であり、国の特別史跡及び特別名勝に指定されている都立公園です。
 寛永6年(1629)初代藩主頼房が庭の造営に着手し、二代光圀に引き継がれました。園名は中国・北宋時代の文人、范仲淹(989~1052)が著した『岳陽楼記』中の一節「天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ(先憂後楽)」に因んで光圀が命名したそうです。

20151016kourakuen_park.jpg 7万平方メートル以上の広大な園内には、梅、松、桜、ツツジ、花菖蒲、稲、ススキなど数多くの植物が植えられ、四季を通じて情緒溢れる景色が広がっています。今の季節は写真の通り緑豊かな木々に囲まれている様子ですが、11月に入るとイロハモミジやハゼ、ケヤキ、イチョウなどが紅葉し、通天橋や紅葉林などの紅葉が緻密に計算された園内に所狭しと趣深く色づきます。特に、京都・嵐山を再現した大堰川付近は、多くの木々が色づく絶景ポイントとなります。

20151018maccha_tea.jpg 歩き疲れたら、園内にあるお食事処『涵徳亭美都屋(かんとくていみとや)』へ。ランチのお弁当だけでなく、甘味やお茶、お酒もあるので、天下の庭園を眺めながらのんびりと過ごすこともできます。間もなく紅葉の季節。この名園で美しく長閑な時間をお過ごし頂ければ幸いです。



※「小石川~」と冠したのは、岡山の「後楽園」と区別する為です。隣接する野球場はその名にちなみ『後楽園球場(現:東京ドーム)』と名づけられました。



【都立小石川後楽園】

所在地 東京都文京区後楽1-6-6
電 話 03-3811-3015
入 園 9:00~16:30(閉園17:00)
休 園 年末年始(12月29日~翌年1月1日)
入園料 一般:300円、65歳以上:150円
    小学生・都内中学生は無料。
    その他、団体割引有。
交 通 後楽園駅(丸ノ内線・南北線)より徒歩8分
    飯田橋駅(JR、大江戸線・東西線・有楽町線・南北線)より徒歩8分


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