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February 8, 2013

馥郁たる香り、観梅の季節に寄せて


いつも「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。
立春を過ぎてそろそろ梅の季節ですね。

今月から来月にかけ全国各地で梅まつりが開催されます。
東京は一昨日も小雪がちらつくなど寒い日が続いておりますので、梅の花もまだ蕾のところが多いようですが、当社のある文京区内では2月16日から「湯島天神梅まつり」が開かれます。

さて観梅の季節に寄せて当社商品のなかから梅を描いた作品をいくつかご紹介しましょう。


靫彦_梅花定窯瓶(額)400pix.jpg

安田靫彦 《梅花定窯瓶(ばいかていようへい)》
販売価格: 126,000円(税込)


赤い壁を背景に白い壺に紅白の梅の枝が活けられています。梅は靫彦が最も愛した花と言われます。壺(瓶)は中国・宋時代を代表する定窯の白磁です。あたたか味のある乳白色の釉に特徴があります。
色彩、構図とも一見さりげない感じながら緻密に計算されており明快で絶妙な調和をもたらしています。気品高く深い精神性を感じる靫彦芸術がこの一作に凝縮されています。


[仕様体裁]
原画: 豊田市美術館 所蔵
技法: 彩美版(R)・シルクスクリーン
限定: 300部
額縁: 木製白茶仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地45.3cm×左右38.6cm(8号)
額寸: 天地64.2cm×左右57.5cm
重量: 約3.7kg
※この作品は掛軸もございます。
※この作品はこちらでお求めになれます。





青邨_紅白梅(額)400pix.jpg

前田青邨 《紅白梅》
販売価格: 199,500円(税込)


淡く下地に金泥を刷いた画面に琳派に由来する垂らし込みの技法で華やかな紅白梅が描かれています。リズミカルにデザイン化された幹と枝は光琳の紅白梅図屏風を連想させます。よく観ると濃い紅色、淡い紅色、白色と異なる色の花を咲かせた三本の樹々があたかも家族のように互いを抱きあいながら複雑に絡み上方へと伸びています。香り高い梅の花が一面に咲き零れ上品で華やかな青邨独特の画面をつくりあげています。

[仕様体裁]
原画: 公益財団法人石橋財団 石橋美術館 所蔵
技法: 彩美版(R)・シルクスクリーン
限定: 300部
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地43.9cm×左右60.3cm(12号)
額寸: 天地65.5cm×左右81.9cm
重量: 約5.8kg
※この作品は掛軸もございます。
※この作品はこちらでお求めになれます。





小倉遊亀_梅400pix.jpg

小倉遊亀 《梅》
販売価格: 199,500円(税込)


金箔を背景に鮮やかな絵付け文様の古壺に紅白の梅の枝が活けられています。華麗な色彩で構成された小倉画伯独特の画風が眼に鮮やかです。画中から春を告げる芳しい香りが漂ってくるかのようです。
壺は(古赤絵酒次)は小倉画伯が愛蔵した磁器で、中国・明代に景徳鎮の窯で製作されたものです。上絵付けの技法で赤を主体に緑や黄色で華やかな模様が描かれており、わが国では「古赤絵」と呼ばれています。


[仕様体裁]
監修: 有限会社 鉄樹
技法: 彩美版(R)・シルクスクリーン、本金箔使用
限定: 200部
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地41.0cm×左右28.5cm(6号)
額寸: 天地59.0cm×左右46.5cm
重量: 約2.4kg
※この作品はこちらでお求めになれます。





徳川御三家_梅画賛800pix.jpg

徳川御三家 《梅画讃》
販売価格: 53,550円(税込)


尾張、紀州、水戸の徳川御三家の合作。水戸徳川家に伝来した歴史的にも貴重な作品です。
右に紀州光貞公(紀州二代藩主)が梅を描き、中央に尾張光義公(後の光友公、尾張二代藩主)が紀友則の和歌を揮毫、左に水戸光圀公(水戸二代藩主)が讃を添えています。光圀公十三歳の作と推定されています。三人は初代将軍徳川家康の孫で、従兄弟同士にあたります。

 
[仕様体裁]
原画: 公益財団法人 徳川ミュージアム 所蔵
表装: 三段表装
画寸: 25cm × 39cm
軸寸: 116cm × 55cm
※この作品はこちらでお求めになれます。



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