December 20, 2013

年の瀬のお祭り


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
各地では初雪が観測され段々と本来の冬らしさがやってきました。

illumination.jpgこの時期、街灯の景色がクリスマス色になり賑やかになってきますね。
各所でライトアップやイルミネーションアートで建物や大通り、動物園や神社が華やかになり私達の目を楽しませてくれます。

私の地元でもこの時期ならではのイルミネーションがお目見えし子供と一緒になって楽しんでいます。地上でキラキラ光る景色の後ろに、夜空に浮かぶ満月(写真)。何時の時代にも変わらず柔らかく輝く月を眺め、「今」「昔」と時の流れを感じさせます。





西新井大師/酉の市「納めの大師(おさめのだいし)」
【開催日時】2013年12月21日(土) 9:00~22:00   
【会場】西新井大師 總持寺境内(足立区西新井1-15-1)
http://www.nishiaraidaishi.or.jp/event/
 酉の市と言えば一般的には11月の酉の日(十二支)を祭日として、浅草の酉の寺(鷲在山長國寺)など各地の鷲神社、大鳥神社で行われるお祭りです。福を招く縁起ものの熊手や達磨などを売る露店が立ち並びます。開運招福・商売繁盛を願う祭りとして江戸時代から続く代表的な年中行事です。西新井大師では12月に行われ、1年で最後の縁日として親しまれています。




当社の豊富なラインアップのなかから新春にふさわしい作品をいくつかご紹介いたします。
いずれも、こちらの販売店でお求めになれます。




版画 伊藤髟耳 《家族》
販売価格 150,000円+税


日本美術院同人の伊藤髟耳(ほうじ)先生にお願いして、再興第87回院展作品集の表紙画をもとに版画を制作していただきました。
ほんの短い、ささやかな言葉のやりとりの中のに芽生えるあたたかな気持ちを、身近にいる「家族」に感じ、手で創られる郷土土人形のぬくもりを、手の中で感じ取られたそうです。
ひとつひとつ先生御自身が丁寧に手彩色を入れて下さいました。
伊藤先生のお人柄を反映し、暖かく穏やかな気持ちにさせてくれるまさに「特別な」作品です。


itou_houji_family400pix.jpg


<仕様体裁>
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン、画家自身による手彩色(岩絵具、金泥)
用紙 版画用紙
限定 100部(作者直筆サイン、落款印入り)
額縁 特製木製額、アクリル付(国産、ハンドメイド)
画寸 天地35.5×左右37cm
額寸 天地55.5×左右55.7cm
重量 約2.5kg




鈴木其一 《歳首の図(さいしゅのず)》
販売価格 90,000円+税


新春を感じさせる梅、高く昇る旭日に一羽の鶯が飛来しています。
よく見ると、青い一文字には金泥の松葉、下方には若い笹でしょうか。
「松竹梅」と掛軸全体が年頭(歳首)にふさわしい構図となっています。
そして梅の枝には輪飾りが掛けられ...
まるで「だまし絵」の様です。
掛軸全体が本来表装裂であるところまで絵の具で描かれた「描表装」と言われる技法が用いられています。
遊び心満載な画家の作風が窺えます。


kiitsu_saihunozu700x400pix.jpg


<仕様体裁>
原画 細見美術館(京都)所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 特製絹本
表装 描表装
軸寸 天地175.3×左右47cm
箱  柾目桐箱、タトウ入り
証明 原画所蔵者の検印入り証紙を桐箱に貼付
発行 共同印刷株式会社




富岡鉄斎 《宝船図》
販売価格 70,000円+税


原画は京都嵯峨野の車折(くるまざき)神社に併設された車軒文庫に所蔵されています。
鉄斎はかつて車折神社の宮司を務めていたことがあります。
大正7年、83歳の作品ですが、前年の大正6年に帝室技芸員に任命され8年には帝国美術院会員に就任していることから絶頂期の作品といえるでしょう。
縁起がよいとされる宝船図を墨の濃淡のみを用いた作品は、晩年の作とは思えない凛とした勢いと豪快さがあり実に見事です。
宝船の左側には、上から読んでも下から読んでも同音になる回文歌が書き添えられています。

「なかきよの とをのねふりの みなめさめ 浪のり舟の 音のよきかな」
(永き夜の/遠の眠りの/皆目覚め/波乗り船の/音のよきかな)

この回文歌も縁起がよいとされ、宝船の図によく添えられた歌でもあります。


tessai_takarabune700x400pix.jpg


<仕様体裁>
原画 車軒文庫(京都)所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 和紙
表装 三段表装
画寸 天地30×左右45.8cm
軸寸 天地122.6×左右63cm
箱  柾目桐箱、タトウ入り
証明 原画所蔵者の検印入り証紙を桐箱に貼付
発行 共同印刷株式会社




橋本雅邦 《松竹梅七福神図》
販売価格 70,000円+税


様々な福ともたらすとされる七福神。
松林に集う七福神の面々はかなり個性的です。
画面左上からやって来るのは鶴に乗った福禄寿!
福禄寿は鶴を小脇に抱いた姿で描かれるのが通例ですが、鶴に乗って飛来してやって来るお姿は愛嬌たっぷりです。ここにも画家の遊び心が窺えます。
複製にあたっては表装の裂地にもこだわり、福寿の二文字があしらわれた金襴と宝尽くしの紋様による緞子で仕上げました。


gahou_sitifukujin800pix.jpg


<仕様体裁>
原画 松岡美術館(東京)所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 特漉和紙
表装 三段表装
画寸 天地25×左右41cm
軸寸 天地118×左右60cm
箱  柾目桐箱、タトウ入り
証明 原画所蔵者の検印入り証紙を桐箱に貼付
発行 共同印刷株式会社


※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。




今年も残すところ僅かとなりました。
皆様にとって平成25年はどんな一年だったでしょうか。
来年が皆様にとってよき年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

※次回更新は年明けの1月17日(金)を予定しております。


December 13, 2013

青と黄金のコントラスト

gaien_ichou.jpg


いつも「美術趣味」をご覧頂きましてありがとうございます。

この写真を見て「あ、あのイチョウ並木だ。」と瞬時に思われることも多いことでしょう。青山通りから聖徳記念絵画館に向かって続く都内有数の紅葉スポット、『明治神宮外苑イチョウ並木』です。

最近は木枯らしも吹き始め肌寒い日が多いですが、青空と黄金色のイチョウで彩られる暖かなコントラストを多くの人が楽しんでいました。ただ、道行く人が立ち止まって撮影をしてしまうので、警備の人も苦笑いしながら誘導する一幕も。この光景も、日本の風物詩の一つかなと、心和みました。
b-info02.jpg

さて、この青山通りから脇道に入った住宅街の一角には、知る人ぞ知る名店『べにや民藝店』があります。(※「民藝」とは、日常の暮らしのなかで長年にわたって使われてきたもので、手仕事で作られた日用品のこと。)b-info03.jpg

ここでは、陶磁器や漆器、ガラス器、染職品等、日本各地から厳選して取り寄せた手仕事品が丁寧に陳列されており、商品のひとつひとつを眺めているだけで懐かしさを感じます。お近くにいらっしゃった際は、ぜひお立ち寄りください。b-info01.jpg


べにや民藝店のご紹介】

住 所  東京都港区南青山2‐7‐1
      ホームズ飛騨1階
電 話  03-5875-3261
営業時間 午前10時~午後7時
定休日  水曜日
Web  http://beniya.m78.com/

December 6, 2013

「冬晴」の青空


皆様いつも「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。

本日12月6日は二十四節気の「大雪(たいせつ)」にあたります。
「大雪」の頃には雪が激しく降り始め、鰤(ぶり)など冬魚の漁が盛んとなり、熊が冬眠に入るといわれています。
本格的な冬が到来する時期ということですね。
天気予報によれば今週末から北日本に寒波が訪れるそうです。


nastuzora.JPG田舎道を自転車で走る楽しみのひとつに空の変化があります。
季節やその日の天候、時刻によって千変万化する空は見ていて飽きることがありません。

空の色、雲の形、光が刻々と変化して行きます。

kumo.JPG

先週末は雲ひとつない青空がひろがりました。
瞳の奥底に染み入るような、ラピスラズリにも似た美しく透明感のある青が印象的でした。

akizora.JPG

俳句に「冬晴(ふゆばれ)」という季語があります。
冬の空といえば鈍い灰色の雲が垂れ込めた曇天をイメージするように晴れ間が少ないことから、冬には珍しく心浮き立たせるほど晴れ渡った美しい青空を表現したものです。

satoyama.jpg
先週の空はまさしく「冬晴」の青空でした。





彩美版
金島桂華 《冬晴》 軸装・額装
販売価格 軸装・額装(各)120,000円+税


晴れた青空と清らかな冷気。
ブナの林に響き渡る澄んだ小鳥の鳴き声。
透明な「冬晴」の美しさ。


【金島桂華(かなしまけいか)略歴】
1892年 広島県福山市に生まれる。
1906年 大阪の西家桂州に師事し「桂華」の雅号をもらう。
1911年 後に竹内栖鳳の画塾「竹杖会」に入会し研鑽を積む。
1925年 第6回帝展で特選受賞。
1935年 大阪高島屋で初の個展開催。
1959年 日本芸術院会員となる。
1960年 日展理事となる。
1961年 錦紅会展に本作「冬晴」を出品
1962年 高野山奥之院襖絵制作に着手。
1969年 京都文化功労賞を受賞。
1974年 逝去。享年82。


keika_fuyubare(S)620x400pix.jpg


keika_fuyubare(F)400pix.jpg


《冬晴》はこちらの販売店でお求めになれます。


<仕様体裁>

■軸・額共通仕様
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
原画 華鴒大塚美術館(岡山)
限定 200部
用紙 和紙
証明 著作権者及び作品所蔵者の承認印入り証紙を貼付
解説 平野重光(美術評論家)

■軸装仕様
画寸 天地38.5×左右52.5cm
軸寸 天地133.5×左右72cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ入り

■額装仕様
画寸 天地38.5×左右52.5cm
額寸 天地58.5×左右72.5cm
重量 約4.0kg
額縁 特製木製額、アクリル付(国産、ハンドメイド)

※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。


November 29, 2013

監督 小津安二郎


今年もあと残すところ一月余り。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは本年12月に生誕110年・没後50年を迎え各所で記念イベントが行われる、日本の誇る世界の巨匠・小津安二郎です。

小津監督は1903年12月12日生まれ。27年24歳で監督デビューを果たし、軽妙洒脱なサイレント作品で評価を確立。その後2度の応召を経験し、人間を凝視する独自の厳密な画面作りに深化。戦後は中流家庭を舞台に親と子の関係や人生の機微を描き、ローアングル撮影の技法を確立、日本映画を代表する巨匠となりました。

外国人には分からないとの誤った評価から、惜しくも海外への紹介が遅れましたが、後年その厳格なスタイルが徐々に国際的な評価を高めていき、59年には映画人初の日本藝術院会員となるなど、内外の評価も高まりましたが、1963年奇しくも自らの60歳の誕生日の日になくなりました。

『どうでもよいことは流行に従い、 重大なことは道徳に従い、 芸術のことは自分に従う』
(小津安二郎)

独創的な小津作品の評価は今も衰えるどころか新たな発見を生み、日本の監督はもちろん世界の監督たちに大きな影響を与え続けています。昨年(2012年)も「東京物語」(1953年)が世界映画史上ベストワン作品に選ばれました(英「サイト&サウンド」誌選出)。



ozu_chirasi.jpg■展覧会他情報

 展覧会「小津安二郎の図像学」が12月12日(木)から2014年3月30日(日)まで京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター展示室(7階)で開催されます。
映画『秋刀魚の味』(1962年)で使われた橋本明治作『石橋』が今回特別展示されます(展示期間2月2日まで)。東京の神保町シアターでは現在大規模な特集上映「映画監督 小津安二郎」が行われておりますhttp://jinbocho-theater.jp/(1月中旬まで)。
監督のお墓がある北鎌倉の円覚寺でも11月30日(土)から12月8日(日)まで記念イベント「北鎌倉で小津三昧」が行われます。小津監督のお墓参りは、国内はもちろん小津を崇拝する海外からの映画ファン関係者には欠かせません。そのお墓にはただ一文字「無」という文字が刻まれております。



当社ではかつて北鎌倉・円覚寺境内にアトリエを構えた日本画家・前田青邨(せいそん)の作品を扱っております。以下にご紹介いたします。いずれもこちらの販売店でお求めになれます。




seison_momiji(S)_400x550pix.jpg

seison_momiji(F)_400pix.jpg


彩美版・前田青邨 《紅葉(もみじ)》
軸装・額装

販売価格 軸装・額装(各)190,000円+税

<仕様体裁>

■共通仕様
原画 五島美術館所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
限定 300部
解説 秋山光和(東京大学名誉教授)
証明 著作権者及び作品所蔵者の承認印入りシールを貼付
発行 共同印刷株式会社

■軸装仕様
画寸 天地46.6×左右60.5cm
軸寸 天地135.5×左右75.5cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地47.0×左右60.6cm
額寸 天地66.5×左右80.3cm
重量 約5.7kg
額縁 特製木製額金泥仕上げ、アクリル付(国産、ハンドメイド)



seison_senbazuru(S)_600x400pix.jpg

seison_senbazuru(F)_400pix.jpg


彩美版・前田青邨 《千羽鶴
軸装・額装

販売価格 軸装・額装(各)190,000円+税

<仕様体裁>

■共通仕様
原画 メナード美術館所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
限定 300部
解説 川口直宜(美術評論家、前泉博古館分館長)
証明 著作権者承認印入りシールを貼付
発行 共同印刷株式会社

■軸装仕様
画寸 天地43×左右60.5cm
軸寸 天地138.5×左右77.5cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地42.5×左右60cm
額寸 天地63.7×左右81cm
重量 約5.7kg
額縁 特製木製額金泥仕上げ、アクリル付(国産、ハンドメイド)



seison_kouhakubai(S)_550x400pix.jpg

seison_kouhakubai(F)_400pix.jpg


彩美版・前田青邨 《紅白梅》
軸装・額装

販売価格 軸装・額装(各)190,000円+税

<仕様体裁>

■共通仕様
原画 石橋美術館所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
限定 300部
解説 石橋美術館
証明 著作権者及び作品所蔵者の承認印入りシールを貼付
発行 共同印刷株式会社

■軸装仕様
画寸 天地44×左右60.6cm
軸寸 天地135.7×左右75.7cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地43.9×左右60.3cm
額寸 天地65.5×左右81.9cm
重量 約5.8kg
額縁 特製木製額金泥仕上げ、アクリル付(国産、ハンドメイド)



※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。

November 22, 2013

映画「天心」と春草の名作《落葉》


いつも「美術趣味」をご覧頂きましてありがとうございます。

11月16日より公開の映画「天心」を観てきました。天心とは日本美術院を創立した岡倉覚三(「天心」は号)のことです。映画は東日本大震災復興支援映画・岡倉天心生誕150周年・天心没後100周年記念として制作されました。

主人公、岡倉天心は明治から大正にかけて伝統美術の再興に尽力し、日本近代美術の父と称されました。その天心の葛藤と創作活動を描く伝記ドラマとなっています。

東京藝術大学の前身、東京美術学校の二代校長を務め、後に橋本雅邦、横山大観、菱田春草らと日本美術院を立ち上げるなど美術界で活躍していた天心が、苦境に立ち、新天地となった茨城県五浦で新たな日本画の創造にのめり込んでいく姿を映しだします。

天心役は、数多くの作品で独特の存在感を放つ竹中直人。日本画家の大家である横山大観を中村獅童が、菱田春草を平田浩行が演じています。急速に進む西洋化の中で日本の美を守り、外国に日本の美を紹介した美術家の知られざる人生の裏側が大変興味深いものとなっています。

また、作品の舞台となっている茨城県の五浦の風景は非常に美しく、いつか訪れてみたいと感じました。太平洋に面した断崖沿いにある天心が設計した「六角堂」は東日本大震災の際津波の直撃を受け、土台のみを残して姿を消しましたが、2012年に再建されました。

さて今回は本作品に登場した画家の中で、特にスポットがあたっていた菱田春草の作品《落葉(おちば)》を紹介させていただきます。原画は明治42年(1909)、当時春草が住んでいた東京・代々木の雑木林をテーマに描かれた六曲一双の屏風です。その年の第三回文展に出品されました。心に染入る叙情と深い精神性を秘めた、早世の天才春草の代表作として、現在では重要文化財となっています。




shunsou_ochiba(L)300x400pix.jpg
shunsou_ochiba(R)300x400pix.jpg

彩美版・菱田春草 《落葉》 左隻・右隻

販売価格
■25号版
左右セット 480,000円+税
単品(各) 250,000円+税
■15号版
左右セット 380,000円+税
単品(各) 200,000円+税

この作品はこちらの販売店でお求めになれます。


<仕様体裁>

■共通仕様
原画 公益財団法人永青文庫所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 ハーネミューレ(ドイツ)
額縁 特製木製額縁、アクリル付(国産、ハンドメイド)
限定 右隻・左隻(各)限定150部 ※25号版・15号版の合計
証明 原画所蔵者の承認印入り証紙を額裏面に貼付
発行 共同印刷株式会社

■25号版仕様(左右共通)
画寸 天地34.6cm×左右80.3cm
額寸 天地52.5cm×左右98.5cm
重量 約4.5kg

■15号版仕様(左右共通)
画寸 天地28.3cm×左右65.2cm
額寸 天地46.0cm×左右83.0cm
重量 約3.7kg

※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。




【永青文庫のご紹介】

公益財団法人 永青文庫(えいせいぶんこ)
 住 所: 東京都文京区目白台1-1-1
 電 話: 03-3941-0850
開館時間: 10:00~16:30(入館は16:00まで)
 休 館: 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日に休館)、展示替期間、年末年始
アクセス: JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて「椿山荘前」下車徒歩5分
      東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」下車1a出口より徒歩15分
      東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」下車3出口より徒歩15分

November 15, 2013

冬の気配


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。

急に寒さが厳しくなってきましたね。
東京では今週、11月11日に「木枯らし1号」が吹きました。昨年より7日早い観測だそうです。
立冬も過ぎ、これからいよいよ冬到来と冷え込みそうです。

iroduku_ichou.jpgこの急激な寒さのせいか去年より早く近所の公園の銀杏が黄色く色づきはじめました。
朝の空気は寒く冷たいのですが、清々しい青い空に華やかに輝く黄色が映えてまるで一枚の絵を見ている様です。
朝のほんのひと時ですが、身近にある風景に季節を感じて小さな発見を楽しんでいます。

そろそろ山茶花や椿が咲き始める季節ですね。
今回は奥村土牛《椿》をご紹介いたします。
画家が特に好み、よく写生していたという花が椿だったそうです。凛としてあたたかい、土牛が描く紅白斑の椿を是非お手元に。
この作品はこちらの販売店でお求めになれます。


奥村土牛 《椿》 軸装・額装
販売価格 (各)120,000円+税




togyu_tsubaki(S)600x400pix.jpg

togyu_tsubaki(F)400pix.jpg


<仕様体裁>

■軸額共通
監修 奥村 正
原画 古川美術館(名古屋)所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
証明 著作権者検印シールを貼付

■軸装仕様
画寸 天地36.5cm×左右52.7cm
軸寸 天地124.6cm×左右72.2cm
表装 三段表装
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地35.8×左右52.1センチ
額寸 天地55.1×左右71.4センチ
重量 約4.0kg
額縁 特製・木製金泥仕上、アクリル付(国産、ハンドメイド)


※[彩美版(R)は]共同印刷株式会社の登録商標です。





【今日の谷根千】

千駄木の森鴎外記念館で以下の展覧会が開催中です。

特別展「鴎外と画家 原田直次郎~文学と美術の交響(シンフォニック)~」

会場 文京区立森鴎外記念館
   東京都文京区千駄木1-23-4
   電話 03-3824-5511
会期 2013(平成25)年9月13日(金)~11月24日(日)
開館 10:00~18:00(最終入館は17:30)
会期中の休館日 第4火曜日)
観覧料 一般500円、中学生以下無料
アクセス 東京メトロ千代田線「千駄木」駅1番出口徒歩5分

November 8, 2013

北鎌倉の名刹・浄智寺 ~過去・現在・未来の仏さま~


皆様いつもブログ「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。
先日北鎌倉の名刹、浄智寺(じょうちじ)を訪問してきました。
sanmon_gate.JPG
浄智寺は鎌倉五山のひとつに数えられ、鎌倉時代に創建された長い歴史を持つ臨済宗の禅寺です。山門へと向かう苔むした石段は、藤沢周平の小説をもとにした映画『武士の一分』で、主人公(木村拓哉)の妻(檀れい)が、墓参りをするシーンに使われたそうです。

山門をくぐると、仏殿である曇華殿(どんげでん)があり、それぞれ過去・現在・未来の三世を表す「阿弥陀」「釈迦」「弥勒」の三世仏坐像が安置されていました。仏教経典によれば、弥勒は修業中の身であるため菩薩として彫られることが多いのですが、この仏像は、悟りを開いた弥勒如来の姿で彫られており、釈迦の入滅後、五十六億七千万年後の遥か未来に地上に現れて、衆生を救済するお姿なのだとのこと。途方もない時間の流れに、日常を忘れて立ち留まってしまいました。
dongeden.jpg
更に奥へ進むと、「おなかをなでてください。元氣がもらえます。」という看板が。裏手の洞穴の中に、「鎌倉・江の島七福神」の一人、布袋和尚の像が佇んでおりました。ずいぶん多くの人にお腹をさすられたのでしょう。参拝者が皆触っていくからか、お腹のあたりだけ黒くなっていました。さわり心地はすべすべで、私も元気を頂きました。

この秋は台風などで天候に恵まれない日が多かっただけに、久々の秋晴れのもと名刹を堪能し心が洗われたような気持ちになりました。鎌倉は仕事で訪れる機会が多く、今後また機会を見つけて名所訪問記を綴ってまいります。




【鎌倉・浄智寺のご案内】

寺号 金峰山浄智寺(臨済宗円覚寺派)
創建 弘安四年(1281年)
住所 鎌倉市山ノ内1402
電話 0467-22-3943 
拝観料  200円
拝観時間 9:00~16:30
アクセス JR北鎌倉駅から線路沿いに鎌倉市街方面へ徒歩10分




北鎌倉ゆかりの芸術家といえば日本画の小倉遊亀画伯が有名です。
当社が取り扱う小倉画伯の複製画を2点ご紹介いたします。いずれもこちらでお求めになれます。


小倉遊亀 《菩 薩》
販売価格 230,000円+税(軸・額共通)


小倉遊亀《菩薩》軸装


小倉遊亀《菩薩》額装


<使用体裁>

■軸・額共通
監修 有限会社 鉄樹
原画 新潟県糸魚川市所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り、一部本金泥・天然岩絵具手彩色
用紙 和紙
限定 300部(軸・額合計)
証明 画中及び奥付シールの2箇所に著作権者承認印捺印

■軸装仕様
画寸 天地70×左右48.5cm
軸寸 天地162.5×左右67.5cm
表装 三段表装(国産・ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地70×左右48.5cm
額寸 天地89×左右67.5cm
重量 約5.9kg
額縁 特製木製額、アクリル付(国産・ハンドメイド)




小倉遊亀 《山茶花(さざんか)》
販売価格 180,000円+税(軸・額共通)


小倉遊亀《山茶花》軸装


小倉遊亀《山茶花》額装


<使用体裁>

■軸・額共通
監修 有限会社 鉄樹
原画 滋賀県立近代美術館所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
限定 300部(軸・額合計)
証明 画中及び奥付シールの2箇所に著作権者承認印捺印

■軸装仕様
画寸 天地47.3×左右53.3cm
軸寸 天地143×左右73.5cm
表装 三段表装(国産・ハンドメイド)
箱  柾目桐箱、タトウ付

■額装仕様
画寸 天地47.4×左右53.5cm
額寸 天地63.8×左右70cm
重量 約3.2kg
額縁 特製木製額、アクリル付(国産・ハンドメイド)


※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。




【関連記事】
新商品のご紹介-彩美版 小倉遊亀《夏草
春の兆し-梅花咲く小倉遊亀画伯の庭
馥郁たる香り、観梅の季節に寄せて
春を呼ぶ珠玉の名画 小倉遊亀《瓶花》
新商品のご案内-小倉遊亀《洋壺》

November 1, 2013

秋の谷津田とコスモス畑


みなさま、いつも当ブログをご訪問いただきありがとうございます。
今日から11月ですね。朝晩肌寒く会社の前の街路樹も少しづつ色づき始めています。

tonegawa.JPG
ところで私事で恐縮ですが十代の頃からサイクリングを趣味としており、週末は雨の日を除き100kmほどの距離を走っています。いつも走る千葉県北部の北総地方には自然豊かな里山と谷津田が広がっております。谷津田というのは丘陵に挟まれた湿地帯である谷津(やつ)を開拓して稲田としたものです。

yatsuda2.JPG
北総の谷津田の大部分は利根川下流一帯に広がっていますが、そこにはかつて広大な内海「香取海(かとりのうみ)」がありました。霞ヶ浦や印旛沼はそのなごりです。面積は東京湾ほどもあったといわれています。北総の谷津田の多くは江戸時代に香取海を干拓し新田開発したものです。

yatsuda4.JPG
谷津田に沿い曲がりくねりながら続く狭い谷津道を美しい風景を眺め自然を満喫しながら、またかつての香取海に想いを馳せながらのんびりと走る時間は、何ものにも代えがたい至福のひと時です。毎週出かけるたびに谷津田や里山の姿が変化し、いつも新鮮な驚きと発見があります。

cosmos.JPG
千葉県では概ね9月上旬に稲の収穫を終えるのですが、一部では二期作が行われています。先週末走った谷津田でも水が張られ青々とした苗が風にそよいでいました。休耕田には澄んだ青空に映える色とりどりのコスモスが満開に咲いていました。

「秋桜」とも呼ばれるコスモスの原産地はメキシコです。わが国には明治時代にヨーロッパ経由で伝えられたといいます。田畑は使わないでおくと荒れるため収穫を終えた畑や田んぼにコスモスが植えられるようです。今の時期は北総の田園のあちこちでコスモス畑を見ることができます。




当社では当代随一の人気を誇る日本画家、中島千波画伯が描いたコスモスの作品を販売しております。場所を選ばず飾りやすいコンパクトサイズで価格もリーズナブル。
中島先生から「まるで本画のようだね」とお褒めいただいた彩美版を材料や仕上げにこだわった手仕上げの特製額(国産)で念入りに装丁しました。作品には画伯ご自身による解説が添えられております。
この作品はこちらでお求めになれます。

中島千波 《秋櫻花(コスモス)》 (「四季の花がたり」特装版より)
販売価格 70,000円+税



中島千波《秋櫻花》


<仕様体裁>
監修 中島千波
限定 300部
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手摺り
用紙 版画用紙
証明 作者承認印、限定番号入り証書を額裏に貼付
額縁 金泥仕上げ特製木製額(国産・ハンドメイド)
画寸 20.5×25.0cm(2号)
額寸 39.5×44.0cm
重量 約2.0kg
発行 美術趣味(共同印刷株式会社)

October 24, 2013

秋の国際映画祭


台風の進路が気になる今日この頃。
皆さまも十分お気をつけ下さいませ。

本ブログ執筆現在(24日)、東京六本木では≪第26回東京国際映画祭≫が開催中です-会期は10月17日(木)から25日(金)まで-今年はゲストスターも多数来日し、六本木ヒルズで連日華やかな宴を繰り広げているようです。

yamagata1.jpgかくいう私は先日、山形の≪山形国際ドキュメンタリー映画祭2013≫に行ってまいりました。映画祭は1989年の第1回開催から隔年で、今年で13回を数えます。山形市の公民館をメイン会場に、世界的にも優れて評価の高い、強い個性と歴史のある国際映画祭です。また映画祭自体の魅力はもちろん、市を挙げてのホスピタリティの質の高さで、海外から多数のジャーナリストが訪れることでも知られております。10月は気候も良く、山形名産のお酒に山形牛や蕎麦、果物等々が美味しく、グルメでも十分満足出来ること受け合いです。

yamagata2.jpg今年の≪山形≫では、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの伝説の実験映画や、「ラ・ジュテ」で知られる仏の映画作家クリス・マルケルの追悼特集上映など注目のプログラムが目白押しでした。なかでも日本初上映の審査員作品、ジャン=ピエール・リモザンの日本を舞台にしたドキュメンタリー「YOUNG YAKUZA」(2008年)が私には強く印象に残りました。リモザン監督は北野武のドキュメンタリー作品や吉川ひなの主演の「TOKYO EYES」(1998年)等で著名な、日本とも縁の深いフランス人監督ですが、そのタブーをものともしない映像作品には心底驚嘆いたしました。たった2日の短い滞在でしたが短編を中心に映画を7本も鑑賞し、芸術の秋を心行くまで楽しんで参りました。



●≪山形国際ドキュメンタリー映画祭2013≫は平成25年10月10日[木]―17日[木]に山形市中央公民館他で開催。映画祭は隔年毎に開催されており、次回開催は平成27年を予定。




尚、当美術商品部では、山形県に因んだ下記の洋画複製作品を取り扱っております。



junkichi_shuuraku400pix.jpg


向井潤吉 《聚落(しゅうらく)
価格:105,000円(税込)

≪聚落≫は日本各地の民家を描き続けた向井潤吉画伯が1966年(昭和41年)、山形県朝日村田麦俣(現・鶴岡市)の懐かしい風景を描いた作品です。
その昔、田麦俣(たむぎまた)は湯殿山神社への参拝客が立ち寄る宿場町として栄えました。冬は雪深い風景となる土地柄、「田麦俣多層民家」(重要文化財指定等)と呼ばれる四層式の立体建築様式は、積雪時に備えたその地方固有の風土と人々の生活の中から生まれました。
本作は生命力溢れる夏の集落の風景。藁葺の民家が、眩しいほど生き生きとした緑に囲まれています。


<使用体裁>

監修・原画所蔵: 世田谷美術館
技法: 彩美版(R)
限定: 100部
画寸: 天地34.8×左右45.2cm
額寸: 天地48.8×左右59.2cm
重量: 約2kg
額縁: 国産ヒノキ製、アクリル付(ハンドメイド)
解説: 橋本善八(世田谷美術館)
発行: 共同印刷株式会社

※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。

October 17, 2013

紅葉の上高地


いつも美術趣味をご覧頂きましてありがとうございます。
上高地10月の3連休、山を彩る紅葉を楽しみに上高地へ行って参りました。

皆様ご存じかもしれませんが、上高地は長野県西部の北アルプス南部梓川上流部、標高約1,500mにある景勝地であります。奥穂高岳を中心とする穂高連峰や槍ヶ岳の登山口としても知られています。

また、「かみこうち」の名称は本来「神垣内」の漢字表記ですが、後に現在の「上高地」の漢字表記が一般的となったようです。「神垣内」とは、穂高神社の祭神・「穂高見命」(ほたかみのみこと)が穂高岳に降臨し、この地(穂高神社奥宮と明神池)で祀られていることに由来するとのことです。

穂高連峰私が訪れたこの10月の連休というのは、バスの運転手さんの話によると1年の中でもっとも混雑が激しい時期のようです。確かに一般車両の入場制限のある沢渡駐車場はほぼ満車状態でした。上高地へ到着すると前夜は吹雪いた様子で、うっすら雪化粧した穂高連峰が迎えてくれました。

都内では先週まで季節外れの真夏日が続き、一昨日の台風が過ぎていよいよ秋本番かと思っていれば、山の季節の進み具合に驚かされます。それでも、河童橋を中心とする梓川周辺の色づく木々に心が癒されました。

さて今回は、川の流れと紅葉に彩られた木々、その美しい風景を愛した奥田元宋の作品《秋渓淙々(しゅうけいそうそう)》をご紹介させていただきます。


奥田元宋《秋渓淙々》特別版

奥田元宋 《秋渓淙々》 特別版
販売価格 126,000円(税込)


<仕様体裁>

原画 長野・水野美術館所蔵
限定 500部
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 版画用紙
額縁 木製金泥仕上げ、アクリル付
画寸 天地26.5cm×左右60.5cm
額寸 天地40.0cm×左右74.0cm
重量 約2.5kg
証明 著作権者承認印、限定番号入り証紙を額裏に貼付

October 11, 2013

お祭りだ!

万国旗

いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
10月に入りようやく秋の気配が感じられますね。それでも日中が夏日のように暑い日もあり体調を崩しがちですが気を付けたいものです。

先日、子供の運動会を見に行きました。当初の予定日が雨で延期となったので天気の心配をしていましたが、清々しい秋晴れのお天気の中運動会をする事ができました。

小さい子供ながらも一生懸命踊ったり走ってたりしている姿に目を奪われます。また、普段の生活とは違って、皆で合わせて踊る緊張感が伝わってきます。そして終わった安堵感・達成感も伝わり感慨深いものです。

普段の「日常」と「非日常」を表すのに、日本人の伝統的な世界観に「ハレとケ」があります。ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭り、年中行事の「非日常」、ケ(褻)はふだんの生活である「日常」を表しているそうです。ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、ケとは画然と区別したみたいですね。普段の日常と違った運動会、お祭りは一種の発散の場でもある様ですね。

nezumi_bubun2.jpgさて今回は、お祝いやお祭りにちなんだ名作、伊藤若冲《鼠婚礼図》をご紹介いたします。婚礼の宴のねずみたちが、格式高い儀式が終わったのかやんややんやと祝杯を挙げています。嬉しいお祝いだ!と大盛り上がり。たのしいひと時を想像させられる逸品です

十二支の先頭に数えられるねずみですが、もともと「子」の字は種子のなかに新たな命が萌し始める状態を表し「増える」という意味がある(『漢書』)そうです。そこで子沢山のねずみがあてられたと言われています。また十二支の「子」は北の方角を表すことから北方を護る五穀豊穣の神・大黒天の使いとされ、台所の守り神として大事にされてきました。

このように、小さくも働きもののねずみには招福と子々孫々までの家門の繁栄を願う気持ちが込められているのです。

吉祥の画題に合わせて軸装の裂地にもこだわり、中廻(ちゅうまわし)には縁起物の「花篭」と「巾着蓑」の紋様をあしらいました。また一文字・風帯の金襴には「福」、「寿」の文字が並ぶ福寿の紋様、天地には宝冠牡丹紋を用いました。また飾りやすい額装仕様も用意いたしましたのでお好みでお選びいただけます。

めでた尽くしの「鼠婚礼図」をぜひお手元でお楽しみください。





鼠婚礼図(軸)


鼠婚礼図(額)


伊藤若冲 《鼠婚礼図》 軸装・額装
販売価格(各)73,500円(税込)
鼠婚礼図(部分)

<仕様体裁>

■軸・額共通仕様

原画 京都・細見美術館所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 和紙
証明 所蔵者検印証紙を貼付
解説 山下裕二

■軸装仕様

画寸 天地27.0×左右46.3cm
軸寸 天地114.3×左右64.5cm
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
材料 天地:地変宝冠牡丹緞子
    中廻:金茶地花籠紋緞子
    風帯・一文字:牙地小石畳地福寿紋金襴
    軸先:牙代用
    箱 :柾目桐箱、タトウ入り

■額装仕様

画寸 天地27.0×左右46.3cm
額寸 天地45.0×左右64.2cm
重量 約2kg
額縁 特製木製額(国産、ハンドメイド)

※彩美版(R)は共同印刷株式会社の登録商標です。


【伊藤若冲について】

正徳六年(1716)京都に生まれる。実家は青物問屋「桝源」。四十歳を機に家督を譲り仏門に帰依、絵師として本格的な活動を始める。鹿苑寺(金閣)、相国寺、金刀比羅宮に作品を寄進するなど活躍。寛政十二年(1800)、八十五歳で死去。
代表作に全三十三幅から成る《動植彩絵》(宮内庁三の丸尚蔵館)、《釈迦三尊像》(相国寺)、《紫陽花双鶴図》(プライス・コレクション)、《鶏図押絵貼屏風》(細見美術館)など。近年大規模な展覧会がたびたび開かれており注目が集まっている。

【細見美術館のご紹介】

細見家三代による日本美術のコレクションを中心に年間数回の企画展を開催しています。日本の美術工芸のほぼすべての時代、分野を網羅する所蔵品は重要文化財三十数点を含め約1千点。日本有数の伊藤若冲作品のコレクションでも知られます。

住所 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
電話 075-752-5555

October 4, 2013

夕陽に染まる美術館(神奈川県立近代美術館 葉山館)

hayamakan.JPG
いつもブログ「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。先日仕事で鎌倉を訪ねた後、少し足を伸ばして湘南・葉山へ行ってまいりました。

別荘地として知られる葉山の一色海岸沿いに美しい美術館があります。神奈川県立近代美術館葉山館です。
hayamakan2.JPG

神奈川県立近代美術館には3つの建物(鎌倉館、鎌倉別館、葉山館)があります。
この葉山館は、平成15年(2003年)に開館し今年十周年を迎えました。

hayamakan4.JPG
訪れると同時に、目の前にひろがる海と夕陽に見入ってしまいました。
別館には海岸に面したカフェテラスがあり、日が沈む様子をゆっくりと味わうことができます。

sunset_hayama.JPG
季節が移ろう今日この頃。近代的な建築デザインと、海を望む展望ロケーションに身を委ねて、心癒されに行ってみてはいかがでしょうか。

神奈川県立近代美術館葉山館では現在以下の展覧会が開催中です。



葉山館開館10周年
戦争/美術 1940-1950
モダニズムの連鎖と変容

hayamakan3.JPG
会 期: 2013年7月16日(土)⇒10月14日(月)
観覧料: 一般1000円(900円)
      20歳未満・学生850円(750円)、65歳以上500円
      中学生以下無料 
      ※()内は団体料金(20名以上)


【神奈川県立近代美術館<葉山館>のご紹介】

住 所: 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
電 話: 046-875-2800(代表)
開 館: 9:30~17:00、入場は16:30まで
休館日: 月曜日(ただし祝日および振替休日の場合は開館)
      展示替期間(ただしレストランと駐車場は月曜を除き営業)
      年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料: 展覧会によって異なりますので美術館へお尋ねください。
交 通:
■電車・バス
・JR横須賀線でお越しの場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11、12系統)葉山一色」行き(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。
・京浜急行でお越しの場合
京浜急行「新逗子」駅前(南口2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11、12系統)葉山一色」行き(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。

■車
横浜横須賀道路でお越しの場合
・逗子インターチェンジから
逗葉新道経由で7.6km
・横須賀インターチェンジから
県道27号横須賀葉山線経由で7.2km

September 26, 2013

収穫の秋に寄せて 奥村土牛 《栗》

akinota500oix.JPG
いつもブログ「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。
空の色や雲の変化に深まり行く秋を感じるこの頃です。秋といえば収穫の季節ですね。稲刈りが始まり、梨やぶどうなどの果物も店先に並びだしました。

先週の9月19日(旧暦の8月15日、中秋)は十五夜でしたね。十五夜のお月見は収穫を祝い月に収穫物をお供えする行事です。もうひとつ旧暦9月13日には十三夜のお月見があり、この両方の月を見ないと「片見月」といって縁起が悪いとされます。十五夜は中国、韓国、ベトナムなど中国文化の影響を受けた東アジアの各国に伝わる風習ですが十三夜は日本独特だそうです。

taruho500pix.JPGお月見のお供えには米粉で作った月見団子や秋の七草ととも里芋や栗を用います。里芋や栗は米食が一般的となる前主食だったものです。十五夜には里芋を十三夜には栗をお供えすることからそれぞれ「芋名月」、「栗名月」の別名があります。

五千五百年から四千年前の縄文時代に栄えた青森県の三内丸山遺跡から直径1メートルもある栗の柱が発見されました。出土した栗をDNA鑑定した結果、自然のものではなく栽培されたものであることがわかったそうです。太古の時代から栗は私たちの生活に欠かせない食べ物だったのですね。

今年の十三夜、「栗名月」は10月17日ですので皆様お忘れなく。

さて収穫の秋にふさわしい作品として奥村土牛の《栗》をご紹介します。原画は和紙の裏側に金箔を押した金箋紙に描かれた作品です。彩美版(R)にシルクスクリーンを刷り重ね金箋紙の華やかな質感を忠実に再現しました。


togyu_kuri_S400x600pix.jpg



togyu_kuri_gaku400pix.jpg


奥村土牛 《栗》 軸装・額装
販売価格 (各)126,000円(税込)


<仕様体裁>
◆共通仕様
原画 華鴒大塚美術館(岡山)
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
証明 著作権者検印シール

◆軸装仕様
画寸 天地38cm×左右53cm
軸寸 天地133cm×左右71.8cm
表装 三段表装
箱  柾目桐箱、タトウ付

◆額装仕様
画寸 天地37cm×左右52cm
額寸 天地56.4cm×左右71.3cm
重量 約3.1kg
額縁 特製木製額、アクリル付(国産、ハンドメイド)

※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。


【華鴒大塚美術館のご紹介】

華鴒大塚美術館(はなとりおおつかびじゅつかん)
住所 岡山県井原市高屋町3-11-5
電話 0866-67-2225
開館時館 9:00~17:00(入館は16:00まで)
休館 毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日から1月4日)
入館料 [常設展] 一般500円(400円)、高校生300円(250円)、小・中学生250円(200円)
      [企画展] 別に定めます
アクセス 
■電車で
JR福山駅から福塩線で神辺駅下車。井原鉄道へ乗り換え「子守唄の里・高屋駅」下車 駅のすぐ前 所要時間30~50分
・朝、昼、夕3往復 福山駅から井原鉄道の直通便あり 所要時間25分
■バスで
JR福山駅前から井笠バス御領経由 井原行きで「高屋」停留所下車 徒歩1分 バス所要時間30分
■お車で
山陽自動車道・笠岡ICから県道34号を井原方面へ10km北上し、薬師交差点から313号線を福山方面へ 所要時間30分

September 20, 2013

この秋、必見!竹内栖鳳展


seihou_tenrankai.jpg漸く季節も秋らしくなってまいりました。
芸術の秋(それとも食欲の秋?)の到来です。

私は先日、東京・竹橋の東京国立近代美術館で「竹内栖鳳展」を鑑賞してまいりました。栖鳳といえば、当展覧会の副題-『近代日本画の巨人』が示す通り、〈東の大観、西の栖鳳〉と並び称せられた東西屈指の巨匠として知られております。

元治元年(1864年)京都生まれの栖鳳。その画風は古来の伝統絵画の手法に埋没することなく、因習を破る創意と技法で新しい日本画を常に創造しました。その功績を讃え、昭和12年には横山大観とともに第一回の文化勲章を受章しております。

代表作、重要作等100点あまりが出品された今回の展示作品の中で、特に私が魅かれたのは、生き物や人物の一瞬の動きを捉え、対象の本質をつかみ取った幾つかの作品-動物画の≪金獅≫≪斑猫≫、人物画の≪絵になる最初≫は熟練の筆致で正に永遠の美を表出しております。本展は、10月5日より横浜美術館にて開催の「横山大観展」ともども日本画のマスターピースに触れる絶好の機会と言えるでしょう。

来年には生誕150年の記念イヤーを迎える巨匠・栖鳳。当美術商品部では以下の複製作品を取り扱っております。


seihou_kinshuzu_S620pix.jpg


seihou_kinshuzu_F400pix.jpg


竹内栖鳳 《錦秋図》

販売価格 105,000円(税込)

<仕様体裁>

◆共通仕様
原画 石橋財団 石橋美術館 所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手摺り
用紙 和紙
限定 300部(軸装、額装の合計)
証明 所蔵先の検印書を貼付

◆軸装仕様
画寸 天地39.8cm×左右45.1cm
軸寸 天地135.5cm×左右64.4cm
表装 三段表装
箱  柾目桐箱、タトウ付
 
◆額装仕様
画寸 天地39.5cm×左右44.7cm
額寸 天地58.0cm×左右63.2cm
重量 約3.6kg
額縁 特製木製金泥仕上げ、アクリル付(国産、ハンドメイド)


seihou_kazekaoru_F400pix.jpg


竹内栖鳳 《風かおる》

販売価格 105,000円(税込)

<仕様体裁>

原画 山種美術館 所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手摺り
用紙 和紙
限定 300部(在庫のみ)
証明 所蔵先の検印書を貼付
画寸 天地38.2cm×左右44.7cm
額寸 天地58.0cm×左右63.2cm
重量 約3.6kg
額縁 特製木製金泥仕上げ、アクリル付(国産、ハンドメイド)


seihou_fuji600x450pix.jpg


竹内栖鳳 《富士》

販売価格 168,000円(税込)

<仕様体裁>

技法 コロタイプ
用紙 絵絹
証明 著作件者の承認印付証明書を貼付
画寸 天地29.9cm×左右68.0cm
額寸 天地130.0cm×左右79.5cm
表装 三段表装
箱  柾目桐箱、タトウ付


※複製画「風かおる」の軸装はおかげさまで完売いたしました。秋柄の「錦秋図」は軸装・額装とも作品ございます。栖鳳の描いた「富士」の絵はあまり知られておらずとても貴重な作品です。
※彩美版は共同印刷株式会社の登録商標です。

●「竹内栖鳳展 近代日本画の巨人」は10月14日まで東京国立近代美術館にて開催。10月22日からは京都市立美術館でも開催(会期12月1日まで)。

September 13, 2013

藤子・F・不二雄ミュージアム


いつも美術趣味をご覧頂きましてありがとうございます。
朝晩の涼しさに、秋の気配を感じるようになってきました。
さて、今回は川崎の郊外にある藤子・F・不二雄ミュージアムをご紹介させて頂きます。
こちらはオープン二周年を迎え、入場は完全予約制となりますが、早い時間帯のチケットは未だ入手しづらいと行った盛況ぶりです。
藤子先生は皆様もご存じの通り、「ドラえもん」を始め様々なキャラクターを描かれており、その内容に、読まれた方は勇気・希望・感動などをもらった方も多いのではないでしょうか。

場内は、作品原画の展示は勿論のこと、藤子先生の仕事部屋の再現、また至る所にキャラクターが配置され、訪れる人々を飽きさせることはありません。
人気のカフェは1時間以上の待ちは当たり前ですが、遊び心あるメニューが多数あり思わず微笑んでしまいます。
また、グッツ販売も非常に充実しておりミュージアム限定商品など購買意欲を掻き立てられます。
是非足を運んで頂き、忘れていた子ども心を取り戻すのも良いかもしれません。

ミュージアムまでは登戸駅から直通のバスも出ていますが、向ヶ丘遊園駅から徒歩で行くことがお薦めです。途中途中の道端にキャラクターのブロンズ像が設置してあり、入場前からテンションがあがること間違いなしです。


fujiko_F_fujio_museum.jpg


【藤子・F・不二雄ミュージアム】

所在地:〒214-0023 神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号
開館時間:10:00~18:00
休館日:毎週火曜日、年末年始(12月30日~1月3日)
※臨時休館日は事前にホームページにて案内
※ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)及び夏休み期間(7月20日~8月31日)は開館

予約制:入館時間は1日4回。(入れ替え制ではありません。)
(1)入館指定時間 10:00 / 入館締切時間 10:30
(2)入館指定時間 12:00 / 入館締切時間 12:30
(3)入館指定時間 14:00 / 入館締切時間 14:30
(4)入館指定時間 16:00 / 入館締切時間 16:30

入館料:大人・大学生 1,000円
高校・中学生 700円
子ども(4歳以上) 500円
※3歳以下は無料です
※チケットはローソンチケットにて販売



September 5, 2013

秋めく街


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
今年の夏は何時になく酷暑がつづき、9月に入ってからというもののスッキリしない気候でまばまだ暑く心身とも堪えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

fujibakama.jpg耳をすますと朝夕と蝉の鳴き声から鈴虫の鳴き声に代わり、それだけでもようやく秋を感じられるようになりました。
足を止めると夏に咲いていた「ムラサキシキブ」が花を落し、美しい紫色の果実を実らせていました(写真上)。この果実、10月~11月頃まで楽しめるそうです。

nichinichisou.jpg夏から秋にかけて咲くニチニチソウ(写真下)は日本では耐寒性がなく、春播き一年草として花壇や鉢植えによく見られます。
花の色は桃、白、赤等あり、葉色との対比が美しく綺麗です。また夏の炎天下は公害に強い花と知られ、可愛らしい花を見るとなんと健気で逞しい!と感じます。


ところで「春の七草」は無病息災を願って「七草粥」として食べますが、「秋の七草」についてはご存じでしょうか。

「秋の七草」は、
 ①萩(ハギ) 
 ②尾花(オバナ)=ススキの事 
 ③葛(クズ) 
 ④撫子(ナデシコ)
 ⑤女郎花(オミナエシ) 
 ⑥藤袴(フジバカマ) 
 ⑦桔梗(キキョウ) 
と、観賞して楽しむ植物の事です。古く『万葉集』に収められた山上憶良(やまのうえのおくら)の歌に「萩の花 尾花(をばな)葛花(くずはな) なでしこ花 をみなえし また藤袴(ふぢはかま) 朝顔(あさがほ)が花」と詠まれたことに始まるそうです。ここでの「朝顔」はムクゲ説・ヒルガオ説・アサガオ説とあるそうですが、キキョウ説をとる場合が多いそうです。 これから秋の花を目にする機会がふえて来ますね。

さて今回は、尾花=ススキが背景に自然への情景が際立つ、酒井抱一「月に兎」の複製画をご紹介いたします。雅やかな風情、江戸の粋人が描く奥床しさと無垢なるものへの慈しみを感じさせます。


酒井抱一《月に兎》
販売価格 94,500円(税込)


<仕様体裁>
原画 松岡美術館所蔵
技法 彩美版(R)
用紙 特製絹本
証明 原画所蔵美術館検印入り証書を貼付
画寸 天地80cm×左右35cm
軸寸 天地172.9cm×左右51cm
表装 三段表装
箱  柾目桐箱、タトウ付


※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です

houitsu_tsukiniusagi620pix.jpg



【今日の谷根千+上野界隈】

上野・東京都美術館で「再興第98回 日本美術院展(再興院展)」東京展が開催中です。

■展覧会期: 平成25年9月1日(日)~9月16日(月・祝)

■開催時間: 9:30~17:30 (入場は16:30まで)
        ※ 最終日入場は13:30まで 閉会は14:30

■休館日: 平成25年9月2日(月)

■観覧料: 一般900円(700円)/大学生・高校生600円(400円) 
       ( )内は団体料金(10名以上)
       70歳以上の方700円
       中学生以下・障害者手帳をお持ちの方と付添(1名) 無料

August 29, 2013

アートインボックス(立体絵画)に魅せられて


有楽町の東京交通会館で開催されている、芳賀一洋(はがいちよう)先生の展覧会へ行ってきました。
皆さま、「アートインボックス(立体絵画)」をご存じでしょうか?
写真をご覧ください。なんとこれらは全て、手作りのミニチュアなのです。
今回の展覧会のテーマは「1940年代のパリの街角」だそうです。
ひとつひとつのモチーフに宿るノスタルジックな世界観が、見事なまでの精巧な技術で再現されていました。
作品の配置やライトアップにより、実に巧妙に展示されており、部屋の奥にある小さな家具までゆっくりと作品を楽しむことができました。
今後も、銀座伊東屋や渋谷パルコ等、様々な個展が開催されるとのこと。
芳賀一洋先生の作品、皆さまも是非一度ご覧になってください。


【はがいちよう展&渋谷クラフト倶楽部展のご紹介】

会期 8月25日(日)~8月31日(土)
      午前11時~午後8時 (25日は午後1時開場)

会場 東京交通会館 地下1階ゴールドサロン
   東京都千代田区有楽町2-10-1

交通 JR「有楽町駅」京橋口または東京メトロ「有楽町駅」D8出口徒歩1分

内容 ■1940年代のパリの街角"アートインボックス作品"
      (1/12スケール)25点展示
    ■昭和初期の日本の原風景"ストラクチャー作品
      (1/80スケール)10点展示
    ■はがいちようクラフト教室の現役生徒・OB氏らによる作品

入場料 無料



●以下の写真はすべて芳賀先生の作品です。


haga02.JPG


haga01.JPG


haga04.JPG

August 21, 2013

【新作のご紹介】 彩美版 横山大観 《霊峰飛鶴》


いつもブログ「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。
お盆明けから朝晩ほんの少しですが涼しくなってきましたね。
日中の暑さはあいかわらずですが吹く風や虫の音に秋の気配を感じます。

さて富士山が世界文化遺産に登録されて間もなく二月となります。
今月環境省の関東環境事務所が発表した資料によれば7月(7月1日~21日)の登山者数は昨年比35%も増え、調査開始以来最多の7万9千人余りを記録したそうです。この夏は国内はもちろん海外からも大勢の方々が富士登山にチャレンジされたようですね。

ところで富士山はいにしえより絵画に描かれてきましたが近代の画家で最も多くの富士を描いたのは日本画家・横山大観(1868~1958)に間違いないでしょう。大観は「富士は、いつ、いかなる時でも美しい。それは、いわば無窮(むきゅう)の姿だからだ。私の芸術もその無窮を追う。私はなおこれからも富士を描きつづけるだろう。」と語り、89年の生涯を通じ1200点を超える富士を描きました。(※無窮:無限、永遠の意)

当社では富士山の世界文化遺産登録記念として晩年の代表作「霊峰飛鶴」を彩美版(R)で再現し8月末から販売を開始します。「霊峰飛鶴」は昭和28年(1957)に描かれ晩年の大観の澄み渡った境地を如実に示しています。瑞光を背に雲中から頂を現す神々しい富士はまさに無窮の姿であり、世界に誇る美しき我が国土の象徴とも言えるでしょう。

製作にあたり横山大観記念館様より多大のご支援をいただきました。この場をお借りし厚く御礼申し上げます。



富士山ユネスコ世界文化遺産登録記念
彩美版 横山大観 《霊峰飛鶴》

販売価格 126,000円(税込)
監修 横山大観記念館 限定 950部


<仕様体裁>
◆共通仕様
監修 公益財団法人横山大観記念館
原画 公益財団法人横山大観記念館所蔵
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手摺り(本金泥使用)
用紙 特製絹本
限定 950部(軸装、額装の合計)
証明 監修者検印入り証書を貼付

◆軸装仕様
画寸 天地39.5cm×左右52.5cm
軸寸 天地135cm×左右72.1cm
表装 三段表装
箱  柾目桐箱、タトウ付
 
◆額装仕様
画寸 天地39.2cm×左右52.8cm
額寸 天地58.7cm×左右72cm
重量 約3.6kg
額縁 特製木製金泥仕上げ、アクリル付(国産、ハンドメイド)


※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。


横山大観《霊峰飛鶴》(軸装)


横山大観《霊峰飛鶴》(額装)


【横山大観記念館のご紹介】

kinenkan_maingate.jpg住 所 東京都台東区池之端1-4-24
電 話 03-3821-1017

休館日 毎週月~水
長期休館 夏期休館、冬期休館あり
開館時間 10:00~16:00(入館は閉館30分前まで)
入館料 大人 550円
    団体割引(20名様以上)450円
    小学生 200円
    障がい者料金 大人450円、子人100円
    年間パスポート 1,500円

最寄駅 東京メトロ千代田線「湯島」から徒歩7分
     東京メトロ銀座線「上野広小路」、都営大江戸線「上野御徒町」から徒歩12分
     JR「上野」「御徒町駅」から徒歩15分
     京成線「京成上野」から徒歩15分

ホームページ http://members2.jcom.home.ne.jp/taikan/


<関連記事> 横山大観記念館にて

August 9, 2013

宝塚市立手塚治虫記念館訪問記


全国的に気象の変化が激しいようです。
夏風邪も流行っています。皆さまどうかお気を付け下さい。

takarazuka_gekijou.jpg私は先月、大阪から急行で30分あまり、兵庫県宝塚市にある手塚治虫記念館を訪問いたしました。宝塚といえばもちろんあの宝塚歌劇団の聖地です。東京育ちの私には宝塚といえば、日比谷シティにある東京の宝塚劇場の風景が真っ先に思い浮かびますが、本家の宝塚は川が流れ、山々の稜線が美しい温泉のある観光地の風情です。東京の宝塚とはあまりにも周りの環境が違い正直あれっという思いでした。

花のみちここで少し宝塚歌劇の歴史をお勉強いたしますと、今から100年程前に田舎の温泉地であった宝塚の地に観光誘致用に作った巨大室内プールがそもそもの発端だとか。せっかくのプールもお客さんが集まらず、苦肉の策でプールにフタをして客席を作り少女歌劇団を起こしたことが、今の華麗なる宝塚歌劇団のルーツなんだそうです。日本経済界先達の偉人、小林一三(いちぞう)翁のひらめきから、「清く、正しく、美しく」タカラヅカの舞台は産声を上げたのだそうです。
tezuka_kinenkan.jpg閑話休題。街の中心街、見どころ満載のお洒落な『花のみち』を抜けたところ、≪火の鳥≫の羽ばたく像がメルクマールの、洋風の瀟洒な建物が今回目的の手塚治虫記念館です。
手塚治虫先生が5才から24才までを過ごしたゆかりの地が宝塚であり、それを記念し
1994年に開館。館内には手塚マンガが全作品揃った「ライブラリー」や、映像作品を上映する「アトムビジョン」、アニメ製作のワークショップワークのコーナーもあり手塚ワールドが満喫できます。

shop1.jpg実はこちらの2階売店で弊社制作の「手塚治虫プレミアムピンズ」を販売していただいております。どれどれとガラスケースの中を覗いて見れば、光線の具合でシルバーピンズが燦然と輝き、タカラヅカ風(?)の素敵な陳列が目を引きます。係りの皆さまどうもありがとうございます!因みに、喫茶コーナーでいただいたアイスコーヒーはちょっと濃い目で、とても美味しかったです。記念館開館翌年(1995年)の阪神淡路大震災は宝塚市にも甚大な被害を及ぼしたそうで、現在の復興ぶりからはとても想像がつかないのですが、ゆくりなく往時のお話しもお伺い出来て、記憶に残る一日となりました。


※現在、手塚治虫記念館では企画展「MACROSS:THE MUSEUM」が10月28日(月)まで行われております。マクロスの世界がディープに堪能出来るファン垂涎の展示内容です。


宝塚市立手塚治虫記念館のご案内】

住 所 兵庫県宝塚市武庫川町7-65
電 話 0797-81-2970
休館日 毎週水曜日
     他に長期休館として年末休館、および2月のメンテナンス休館
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
入館料 大人700円、学生300円、小人100円(団体割引10名以上)
最寄駅 JR・阪急線「宝塚」」から徒歩8分
      阪急線「宝塚南口」から徒歩5分
ホームページ http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/information.html


<関連記事> ―手塚治虫プレミアム宝飾ピンズ販売開始のお知らせ―

August 2, 2013

夏の風景 向井潤吉 《聚落(しゅうらく)》


いつもブログ「美術趣味」をご覧いただき、ありがとうございます。
8月になり、近くの小学校から早朝ラジオ体操の声がきこえ、夏休みだなあ、、と実感しています。

夏休みといえば、先日「風立ちぬ」が公開されたばかりのスタジオジブリの名作「となりのトトロ」を観ると、小さいころの夏を思い出します。
私はあの作品の時代設定と同じ年代ではないですが、自分の幼少のころの夏の体験や、目にした田園風景が少しずつリンクするのかもしれません。

当社商品、向井潤吉の《聚落》もまた、山形県朝日村の短い盛夏の情景を描いた、生命力あふれる夏の作品です。眩しいほど生き生きとした緑に囲まれた民家の景色に、どこか懐かしい、トトロの夏と同じにおいを感じます。


junkichi_shuuraku400pix.jpg

向井潤吉 《聚落》
価格:105,000円(税込)

監修・原画所蔵: 世田谷美術館
技法: 彩美版(R)
限定: 100部
画寸: 天地34.8×左右45.2cm
額寸: 天地48.8×左右59.2cm
重量: 約2kg
額縁: 国産ヒノキ製、アクリル付(ハンドメイド)
解説: 橋本善八(世田谷美術館)
発行: 共同印刷株式会社
※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。


※この作品は現在、タカシマヤ通信販売でお求めになれます。


タカシマヤ通信販売(高島屋)
電  話 0120-503-391(フリーダイヤル)
受付時間 午前10:00~午後6:00


July 26, 2013

夏到来


koishikawa_bg_maingate.JPGいつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
皆様、いかがおすごしでしょうか。
早い梅雨明けを迎えましたが、この頃の天気は梅雨時のような蒸し暑さが戻ったりとすっきしませんね。暑いのは苦手ですが、夏らしい爽快な青空を見たいものです。

当社界隈には東京大学大学院理学系研究科付属植物園があります。himaraya_Cedar2.jpg
一般には「小石川植物園」の名で親しまれ、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の教育実習施設です。
約330年前!の貞享元年(1684)に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」が前身の、日本で最も古い植物園です。
明治10年に東京大学の付属植物園となり一般公開され現在に至ります。面積は161,588㎡(48,880坪)、広大な敷地内は様々な植物が配置され四季折々の草花を楽しむ事ができます。

植物園の入り口から傾斜道を進む立派なヒマラヤ杉が立ち並び堂々たる姿は圧巻です。今は桜の葉が青々とて一面が清涼感溢れる風景ですが、桜の咲く時期はまた格別です。

koishikawa_botanical_garden2.jpg
それから少し進むと桜並木の庭園へと続きます。


【当社商品のご紹介】

今回ご紹介するのは、中島千波画伯の「向日葵」です。
青と黄色のコントラストが目に鮮やかな、元気の出る絵です。



「四季の花がたり【特装版】」より
中島千波 《向日葵(ひまわり)》
販売価格 73,500円(税込)

chinami_himawari400pix.jpg


<仕様体裁>

監修・解説 中島千波
限定 300部
画寸 20.5cm×25.0cm(2号)
額寸 39.5cm×44.0cm
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手摺り
用紙 版画用紙
額縁 金泥仕上げ特製木製額、ハンドメイド(アクリル付)
重量 約2.0kg
証明 作者承認印、限定番号入り証書を額裏に貼付




【今日の谷根千】

ame_hyon.JPG
◇千駄木で美味しい夏をみつけました。

「あめ細工 吉原」
東京都文京区千駄木1-23-5 巴ビル1F
TEL:03-6323-3319

July 19, 2013

横山大観記念館にて


「暑いですね...」という言葉が、全国的に挨拶代わりとなっています。
1876年の統計開始以来、7月としては初めての連続猛暑。熱中症にお気をつけください。

横山大観記念館正門そんな中、わたしは涼しげな上野・不忍池のほとりにある「横山大観記念館」を訪ねました。日本画の巨匠・横山大観画伯のお住まいがそのまま公開されています。風情ある正面玄関をくぐると、緑が溢れる日本庭園が広がり、訪れる人を静かに迎え入れてくれます。

中門
当社は現在、横山大観画伯の代表作である《霊峰飛鶴》の彩美版(R)複製画の制作に取り組んでおります。神々しい陽光に包まれた富士の迫力ある存在感。祝福するかのように穏やかな雲の間に間を飛翔する丹頂鶴の群。惹き込まれまること請け合いです。
世界文化遺産登録記念として、8月発売を予定しております。是非ご期待ください。

※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。


【横山大観記念館のご紹介】

住 所 東京都台東区池之端1-4-24
電 話 03-3821-1017

休館日 毎週月~水
長期休館 夏期休館、冬期休館あり
開館時間 10:00~16:00(入館は閉館30分前まで)
入館料 大人 550円
    団体割引(20名様以上)450円
    小学生 200円
    障がい者料金 大人450円、子人100円
    年間パスポート 1,500円

最寄駅 東京メトロ千代田線「湯島」から徒歩7分
     東京メトロ銀座線「上野広小路」、都営大江戸線「上野御徒町」から徒歩12分
     JR「上野」「御徒町駅」から徒歩15分
     京成線「京成上野」から徒歩15分

ホームページ http://members2.jcom.home.ne.jp/taikan/

July 12, 2013

富嶽三十六景「礫川雪ノ旦(こいしかわゆきのあさ)」の謎


いつもブログ「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。
じりじりと太陽が照りつけ本当に暑いですね。外出時はもちろんのこと室内でも熱中症になる恐れがあります。節電は大切ですが体のためにはほとほどの冷房も必要ですね。
さて真夏に「雪の朝」とはいささか季節はずれな話題ですが、富士山がめでたく世界文化遺産へ登録されたのを記念し、当社が所在する東京小石川を描いた北斎の富嶽図をとりあげようと思います。

富士山は東京の西南西の方角に聳えています。距離にして約100km。手前に丹沢山系の黒っぽい山並みが連なりその背後からにょっきりと雪をいただく姿を覗かせています。高い建物のなかった江戸時代には坂の上や遮るものなく開けた海辺など江戸の各所から富士山が見えました。富士見坂あるいは富士坂と名づけられた坂がありますが今風に言えば富士を眺める絶好のビュースポットだったのでしょう。小石川にも当社のすぐそば東大植物園沿いの御殿坂(別名「富士見坂」)と春日通りを挟んで環三通り(桜並木)と対面に位置する藤坂(富士坂)の二つの富士見坂があります。(写真左が御殿坂、右が藤坂)
藤坂(富士坂)御殿坂(富士見坂)

都内にたくさんある富士見坂ですが、近年の高層建築ラッシュで眺望が遮られ富士が見えなくなってしまいました。最近まで富士が見えたのは日暮里富士見坂と大塚富士見坂の二つでしたが日暮里富士見坂は、世界文化遺産登録が決まる直前の今年6月20日頃、付近で建設中のマンションにさえぎられ富士の眺望を失ってしまったそうです。実に残念ですね。残る大塚富士見坂は大塚の護国寺前を通る不忍通りの一部です。当社から比較的近い場所ですのでいつか富士を眺めに行きたいものです。

本題に戻ります。天保2年ごろから天保4年ごろ(1831年ごろから1835年ごろ)にかけて刊行さた葛飾北斎の名作浮世絵版画「富嶽三十六景」は江戸を中心に各地の富士見の名所を描いた作品です。三十六景といいながら48点の作品が描かれています。好評につき後から10点追加したためで追加分は「裏富士」と呼ばれるそうです。人によって評価は異なるかもしれませんが「富嶽三十六景」48点中の代表作は「凱風快晴」「山下白雨」「神奈川沖浪裏」の三作でしょう。ことに「神奈川沖浪裏」は海外でも広く知られた代表作中の代表作と言って過言ないことと思います。

koishikawa_yukinoasa.jpg表題の「礫川雪ノ旦」はその名の通り小石川から見える冬の富士を描いた作品です。小石川のどの場所を描いたのでしょうか、何が描かれているのでしょうか?それが問題です。場所については徳川家ゆかりの名刹伝通院またはそのちかくの牛天神(北野天神)そばの茶屋付近とするのが定説のようですがだとすると当社から歩いてすぐの場所です。それだけに気になります。当時の人が見ればあそこだねと特定できる場所を選んで描いているはずです。謎を解く手がかりを見つけるために、まずは作品を仔細に眺めてみましょう。

一面の銀世界、冬の朝です。画面右のやや上に富士が描かれ空に三羽の鳥が舞っています。鳶でしょうか。左手前には切り立った崖から張り出した建物があります。飲食を供するお茶屋のようです。崖の下は家並が連なり雪をかぶった屋根屋根は美しいリズムを奏でています。崖上のお茶屋は二方が開け放たれた部屋が描かれその中に男性、女性のお客が二人づつおり、そこへお店の女性が猫足のお膳に乗せた食事を運んできたところのようです。女性客の一人が立ち上がって富士を指さしながら何か言っています。一面の銀世界の彼方に聳える富士の、この世のものとも思われぬ美しさに感動し心がはずんでいるのでしょう。
画面の中ほど、雪をかぶった屋根の波の向こうに青い広がりが見えますが川のようです。
以上から手がかりを整理すると、

① 富士が見える西側に開けた崖のある場所。
② その崖上には茶屋がある。
③ 崖の西側に川が流れている。
④ その場所は広く知られた名所である。
以上を満たす場所が作品に描かれたところということになりそうです。

ushitenjin_1842pix.jpgもう一つ手がかりとなりそうな江戸期の資料があります。『江戸名所図会(えどめいしょずえ)』です。富嶽三十六景とほぼ同時期に刊行された挿絵入りの名所案内本で、今で言えば都内とその周辺の観光ガイドです。小石川の名所も多数取り上げられていますが上記四要素をすべて満たす場所は一ヵ所だけでした。その場所とは小石川牛天神(北野神社)です。

「江戸名所図会」には南側から見える牛天神とその周辺を詳細に描いた挿絵が添えられています。「礫川雪ノ旦」とは描く向きが逆ですが情景がぴたりと一致します。西側の石段を登った右側には西南西を向いた崖に沿い茶屋が並び崖下には家並が連なっています。境内の南側には西から東へ小石川上水(神田上水)が流れています(牛天神に隣接する水戸藩上屋敷内に流れ込んでいました)。もっとも小石川上水の南側には上流の関口大洗堰で分かれた江戸川(現在の神田川)が流れていましたので「礫川雪ノ旦」画中の川が小石川上水なのか江戸川なのかは決めかねます。敢えて選ぶなら小石川上水でしょうか。小石川上水は牛天神のすぐ下を流れており川面がよく見えたはずです。江戸川はやや離れている上に間に家並もありましたので川面はあまりよく見えなかったのではないでしょうか。また作品名とも一致します。

牛天神の石段現在も牛天神は江戸時代と同じ場所にありますが富士の眺望は失われています。南側の石段は取り払われましたが現存する西側の石段が往時を忍ぶよすがとなっています。

長々と書き連ねたわりには説明をはしょり舌足らずになりましたが、まとめるとこのようになります。
葛飾北斎の名作「富嶽三十六景」中の「礫川雪ノ旦」は雪が降り積もった冬の朝に小石川牛天神から見える富士を描いた。左側に見える建物は牛天神境内の西側の崖に沿って並ぶ茶屋で眼下に流れる川は小石川上水か江戸川(現神田川)。


※『江戸名所図会』はちくま学芸文庫版(全8冊)が入手可能です。
牛天神
【小石川牛天神、北野神社のご案内】

 住 所 東京都文京区春日1-5-2
 電 話 03-3812-1862

 最寄駅 
 東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」徒歩10分
 都営地下鉄三田線・大江戸線「春日」徒歩10分
 JR中央線・東京メトロ東西線・有楽町線「飯田橋」徒歩10分

July 5, 2013

―手塚治虫プレミアム宝飾ピンズ販売開始のお知らせ―


蒸し暑い日が続きます。皆さまお変わりはありませんか?
さて今年はマンガの神様、手塚治虫の記念イヤーです。代表作「鉄腕アトム」がアニメ放映50周年、「ブラックジャック」がマンガ連載40周年、そして「リボンの騎士」がマンガ連載60周年にあたっています。

これを記念して共同印刷株式会社株式会社美術商品部は、日本が世界に誇る≪マンガ≫の人気キャラクターの製品化を企画し、その第一弾として、『2013手塚治虫メモリアルイヤー プレミアム宝飾ピンズ』の販売を開始いたしました。

手塚治虫メモリアル宝飾ピンズ

パッケージ

●鉄腕アトム(アトム/ウラン)ペアセット[ルビー付き]
●ブラック・ジャック(BJ/ピノコ)[ダイヤモンド付き]
●リボンの騎士(サファイア姫/チンク)ペアセット[サファイア付き]
 価格 (各)39,900円(税込)


<仕様体裁>

●監修 株式会社手塚プロダクション
●素材 スターリングシルバー(.925銀)、天然宝石
●日本製、特製化粧箱付(記念ロゴ入り)

<商品内容見本>
フライヤー表.jpg


作品は手塚治虫プロダクションの全面監修の下、熟練の職人が、一点一点を丁寧に手作業で仕上げました。キャラクターのディテールへのこだわりが驚きの再現性を実現しております。素材は全てスターリングシルバー.925銀に天然石を嵌め込んだ贅沢な仕様です。

この作品は、東京都江東区現代美術館(江東区三好4-1-1)にて6月29日より先行販売をいたしております。現在のところ、7月の末までは会場に設置のショップ(B2階)でしか作品をお買い求めになれません(8月より他媒体にて展開拡大の予定)。
ですから是非、お早目に会場までお越しいただき、作品をお手に取ってご覧ください。

tezuka_exhibition&pins.jpg


特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/145/

2013年6月29日(土)~9月8日(日) 東京都現代美術館(開催中)
2013年11月15日(金)~2014年1月5日(日) 広島県立歴史博物館
2014年1月15日(水)~3月10日(月) 大阪歴史博物館
2014年3月21日(金・祝)~5月19日(月) 山梨県立博物館
2014年5月31日(土)~7月27日(日) 宮城県美術館

※一年間、全国を巡回いたします。プレミアムピンズの展示販売も継続の予定です。


なお他に、宝塚市立手塚治虫記念館でもプレミアムピンズの同時先行販売を行っております。関西方面の手塚ファンの皆様は是非、そちらにも足をお運び下さい。

最後に、この作品は2013年の手塚治虫三大キャラクターの周年記念に因み、限定総数2013セットのみの販売となります。数には限りがあり、無くなり次第終了となります。世代を超えて愛されるキャラクターをぜひ皆様のお手元でご愛用下さいますようお願い申し上げます。


【宝塚市立手塚治虫記念館のご案内】

住  所 〒665-0844 兵庫県宝塚市武庫川町7-65
電  話 0797-81-2970

開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)

休 館 日 毎週水曜日(祝日と重なる日、春・夏休みの水曜日は開館)
12月29日~12月31日[年末休館]
2月21日~2月末日[メンテナンス休館]
※他に臨時休館もあります。詳しくは記念館へお問い合わせください。

最寄り駅 JR・阪急「宝塚」駅 花のみちを徒歩8分
     阪急「宝塚南口」駅  宝塚大橋を渡り徒歩5分

ホームページ http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/index.html


<関連記事>小石川歴史散歩-手塚治虫「陽だまりの樹」の巻

June 28, 2013

「富士山」世界文化遺産登録決定を祝し緊急発売!   【新作】川合玉堂《三保富嶽之図》 


いつもブログ「美術趣味」をご覧いただき、ありがとうございます。
6月22日、富士山の世界文化遺産登録が決定し、大きな話題となりました。
この夏は富士山周辺が大いに盛り上がりそうですね。

山中湖富士今年の2月に山中湖畔へ旅行をして参りましたが、雄大な富士山が目の前にあって刻々と姿を変えていく様はいつまでも見飽きることがなく、心が洗われるような気分になったことを思い出します。
きっと何十年、何百年も前の画家達も、同じような気持ちで富士山を見上げて描いたのではないかな、と想像してしまいます。



【新作のご案内】

川合玉堂 《三保富嶽之図》

販売価格(軸・額共通) 94,500円(税込)
限定(軸額合計)300部


7月初旬より川合玉堂画伯作品による彩美版「三保富嶽之図」を発売いたします。今年は川合玉堂生誕140周年の記念イヤーでもあります。
当初対象外とされていた三保の松原も含めての世界文化遺産への登録が決定となったニュースには、私たちも大変嬉しい気持ちで一杯になりました。


日本平から見える富士と三保の松原を描いた作品です。
富士の偉大さは前面には出さずにおとなしく、気品高く描いており、一見あっさりと描かれているように見えますが、しかしすべてが景色の中に溶け込んで無限の時の流れが感じられる、隅々まで神経の行き届いた玉堂ならではの作品です。
いつまでもいつまでも、時を忘れて眺めていたい富士の姿です。


川合玉堂《三保富嶽之図(額装)》


川合玉堂《三保富嶽之図(軸装)》

<仕様体裁>

【共通】
 技 法 彩美版(R)
 用 紙 特製絹本
 監修及び原画所蔵 玉堂美術館
 証 明 監修者検印入り証紙を貼付
 解 説 小澤萬里子(玉堂美術館館長)


【額装】
 額 縁 赤松材使用特製木製額(国産、ハンドメイド)
 画 寸 天地28.2×左右45.2cm
 額 寸 天地44.1×左右69cm
 重 量 約2.2kg
 付属品 黄布袋、吊紐


【軸装】
 表 装 三段表装(国産、ハンドメイド)
 画 寸 天地28.4×左右45.3cm
 軸 寸 天地117.9×左右64.6cm
 収 納 柾目桐箱、タトウ入り


※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。

June 21, 2013

花まつり


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
梅雨に入りじめじめと蒸し暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ここ東京小石川では紫陽花の花が美しく咲き始め通り行く人々の心を和ませています。 花といえば文京区の代表的なイベント「文京 花の五大まつり」は区内に数多いお寺や神社の境内で開催されます。2月の梅まつり(湯島天満宮境内)に始まり、さくらまつり(播磨坂さくら並木)、つつじまつり(根津神社境内)、あじさいまつり(白山神社境内)、11月の菊まつり(湯島天満宮境内)までの5つからなるものです。

このほか今の季節ですと7月上旬に光源寺駒込大観音で「ほおずき千成市」が、7月下旬には徳川家ゆかりの伝通院や源覚寺(こんにゃく閻魔)境内で「文京朝顔・ほおずき市」が行われます。夏の到来を告げる素敵な催しですね。

【文京区内・7月の花まつり】

ほおずき千成市

開催日 7月9日()、10日(
※曜日を誤って表記しておりました。
 お詫びして訂正いたします。
会 場 駒込大観音光源寺
    東京都文京区向丘2-38-22


文京朝顔・ほおずき市

開催日 7月20日(土)、21日(日)
会 場 伝通院(朝顔市)
    文京区小石川3-14-6

    源覚寺(ほおずき市)
    文京区小石川2-23-1



【当社商品のご紹介】
さて今回ご紹介するのは、奥村土牛「朝顔」です。



togyu_asagao_gaku400pix.jpg


奥村土牛 《朝顔》
販売価格 99,750円(税込)


<仕様体裁>
技法 彩美版、本金泥手彩色
原画 華禽大塚美術館所蔵
技法 彩美版(R)
画寸 天地38.2cm×左右52.8cm
額寸 天地57.5cm×左右71.5cm
重量 約4kg
用紙 版画用和紙(鳥の子)
額縁 特製木製額、アクリル付(国産、ハンドメイド)


※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。
※本作品は軸装仕様もございます。

June 13, 2013

優美な花鳥の館より(「京都花鳥館」訪問記)


京都花鳥館梅雨入りはしたものの、恵みの雨が待ち遠しい今日この頃ですね。
先日わたしは京都へ行く機会があり、いつもより少し遠方へ足を運んでみました。阪急電鉄嵐山線の松尾駅を下車、「松尾大社」を経由すると、ひっそりと上品に佇む「京都花鳥館」という美術館があります。その名の通り、花や鳥を題材とした作品を中心に、ドイツの名窯マイセンの磁器作品と、花鳥画の第一人者、上村淳之画伯の作品を展示している美術館です。

マイセン磁器小さく愛らしい花をモチーフにした器や、色とりどりの美しい鳥をモチーフにした飾り壺のマイセン、優しい色調の上村淳之画伯の花鳥画が数多く展示され、心安らぐ空間をゆっくりと楽しむことができました。わたしの拙い文章と写真ではなかなか伝わりづらいほどの素晴らしい作品の数々ですので、機会ありましたら、ぜひ一度足を運んでみてください。

※館内は特別に許可をいただき撮影させていただきました。


【財団法人 京都花鳥館のご紹介】

京都市西京区松室山添町26-24
TEL:075‐382‐1301
http://www.kachokan.jp/

最 寄 駅: 阪急電鉄「松尾」駅より徒歩約8分
開館時間: 午前10時~午後5時
休 館 日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示品入替期間
観 覧 料: 一般1,500円、中・高・大学生1,200円

June 7, 2013

「富士山」世界文化遺産正式登録に期待を込めて!

皆様いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

再来週末(6月21~23日)富士山の世界文化遺産登録についてユネスコ(UNESCO)の世界遺産委員会で審査されることになりました。

ユネスコが世界遺産登録について事前審査を委嘱している専門家による外部機関のイコモス(ICOMOS)は富士山を「登録」するよう勧告しております。過去の例ではイコモスが「登録」勧告したものが本審査で不登録となったことはないようですので(期待を込めて)内定と言ってもよいのでしょうね。

このところ「富士山」関連作品についてのお問い合わせが急増しております。そこで本日はお薦めの作品をいくつかご紹介させていただくことにします。いずれもこちらでお求めになれます。



tamako_fuji400pix.jpg

片岡球子 《富士》
販売価格 189,000円(税込)


<仕様体裁>
技法 彩美版(R)・シルクスクリーン
限定 500部
額縁 特製木製額金泥仕上げ(国産、ハンドメイド)
画寸 29.5 × 40.5cm
額寸 47.5 × 58.5cm
重量 約2.7kg
原画 日本美術院所蔵



taikan_fujireihou400pix.jpg

横山大観 《神州第一峰》(左)
販売価格 262,500円(税込)

<仕様体裁>
技法 彩美版(R)・シルクスクリーン
限定 150部
画寸 35 × 79cm
額寸 57.7 × 101.6cm
重量 約6.1kg
原画 足立美術館所蔵



taikan_reihoushunsyoku400pix.jpg

横山大観 《霊峰春色》
販売価格 262,500円(税込)

<仕様体裁>
技法 彩美版(R)・シルクスクリーン
限定 200部
額縁 特製木製額金泥仕上げ(国産、ハンドメイド)
画寸 50 × 65cm
額寸 71 × 86cm
重量 約6.6kg
原画 桑山美術館所蔵



taikan_cyouyoueitou600pix.jpg

横山大観 《朝陽映島(ちょうようしまにえいず)》
販売価格 102,900円(税込)

<仕様体裁>
技法 美術印刷
限定 2,000部
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
画寸 40 × 48.4cm
軸寸 134.5 × 67.5cm
重量 約6.6kg
原画 永青文庫所蔵



togyu_shoujiko00pix.jpg

奥村土牛 《精進湖》
販売価格 262,500円(税込)

<仕様体裁>
技法 岩絵具方式(当社オリジナル)
限定 2,000部
額縁 特製木製銀泥仕上げ(国産、ハンドメイド)
画寸 53.5 × 59cm
額寸 74.5 × 80cm
重量 約7kg
原画 山種美術館所蔵



※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。


当社は近々富士山の新商品を上梓する予定です。
準備が整い次第当ブログで案内させていただきます。

May 31, 2013

【新作のご案内】 上村淳之画伯傘寿記念《四季花鳥図》

sikikacyouzu_400pix.jpg

今年も早、6月。梅雨入りの季節となりなりました。東京では5月29日(水)に梅雨入りしましたが、これは過去3番目の早さだそうです。皆さまお住まいの地方はいかがでしょうか?

さて、弊社ではこの度、上村淳之(あつし)先生の傘寿を記念し、彩美版「四季花鳥図」の販売を開始いたします。本作は、2010年にオープンとなった大阪新歌舞伎座の緞帳のために描かれた作品です。今年4月に2年振りにお目見えした東京の新・歌舞伎座の舞台緞帳「水辺の四季」(上村淳之作)ともども、画伯の達意の絵筆が、東西のモニュメンタルな文化施設に典雅な趣きを添えております。

大阪新歌舞伎座の緞帳原画である本作には、画伯がお住まいである平城山(ならやま)のアトリエの庭に四季折々訪れる小鳥たちが、銀色の一枚のキャンバスの全面にわたり愛情込めて描かれております。優しい温もりのある銀地一色を背景に、移ろいゆく四季の花や鳥たちが実に巧みに構成配置されており、大変華やかで上品な、心安らぐ珠玉の花鳥画に仕上げられております。そして更に、画伯の監修による一点一点手作りの高級木製銀泥額が、作品の魅力を一層引き立てております。

今回限定300部のエディションで、6月の初旬より販売を開始します。
どうぞ皆様よろしくお願いいたします。

sikikacyouzu_up.jpg
※背景の銀色をシルクスクリーンで再現しています。


-画家の夢見る世界への誘い-
上村淳之 《四季花鳥図》
販売価格 168,000円(税込)



<仕様体裁>sikikachouzu_bubun.jpg
原画 近畿日本鉄道株式会社所蔵 松伯美術館委託
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手摺り
限定 300部 
画寸 天地25.2cm×左右65cm
額寸 天地41.4cm×左右81cm
重量 約2.3kg
用紙 版画用紙
額縁 特製木製銀泥額、アクリル付(国産、ハンドメイド)


※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。

May 24, 2013

『彩美版』ってどんなもの?


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
最近、「共同印刷の『彩美版』って何?」「どんなもの?」というご質問を頂きましたので、今日はこれについてご紹介させて頂きたいと思います。

saibiban_logo_red.jpg

「彩美版」とは、最新のデジタル加工処理技術と高精度のプリント技術を駆使し、画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された、共同印刷のオリジナル技術「彩美版方式」を用いて制作した版画や複製画のことです。この技術を用いることにより、当社製品では原画の持つ独特の色彩や作家の筆使いといった絵の鼓動までをも表現することができます。


toujou_no_hana.JPG
でも本物でないと出せない色とか質感ってありますよね。そこで用紙など使う材料も吟味しています。必要であれば本金箔や本金泥、岩絵具など本画を描くのに使われる「本物」の画材を併用しています。最後は一枚一枚刷師の手で刷り上げられます。
同様に絵を納める額縁もデザインや材料にこだわり職人の手仕上げで作られています。もちろん国産です。「大手印刷会社の製品だから機械を使った大量生産品でしょ?」という誤解も少なくないようですが、このように材料や品質にこだわり専門技術を持った熟練スタッフが職人としての誇りを胸に一つ一つ丁寧に制作しており「工芸品」といっても過言ありません。

ume.JPG
ちなみにこうした制作技術に加えて、専門家から「まるで実際に描かれた画のようだ」と、高いご評価を頂く当社製品のクオリティを維持する上で欠かせないもの。それは、版画・複製画制作に関わるスタッフの審美眼です。企画・制作スタッフが細部まで丹念に校正を行い、原画の持つニュアンスを印刷物に表現できるよう日々努力しています。何事も最後はやはり人の目によるチェックが入ることにより、完成度の高い商品をお届けすることが出来るというものですよね。


一つ一つに私たちの想いを込めて制作している当社の版画・複製画。お気に入りの作品があればぜひ手に取って頂き、少しでも多くの方に、永くご愛用頂ければと思うところです。

KPreproductionEmboss.jpg

May 17, 2013

身近な場所で始まりの「夏」を見つける


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。

立夏を迎え野山が新緑に彩られ、里では田植えも終わり蛙が鳴き始めました。だんだんと夏の気配が感じられるような季節になりましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

当社のある東京小石川界隈では桜の季節から今はツツジが色鮮やかに咲き乱れ、季節の移り変わりを感じさせませす。ふと足を止めると紫陽花が咲きだしていました。まだ小さいつぼみが多い紫陽花でしたがこれから咲くのが楽しみでもあります。

tsutsuji.jpgajisai1.jpg






さて今回は、額紫陽花を描いた作品、中村岳陵「八仙花(はっせんか)」をご紹介いたします。
院展を経て日展で活躍した画伯は、線描を中心とした伝統的な日本画の技法に西洋画の近代的感覚を加え斬新な画風を築いた画家でもあります。これは昭和12年頃の作品で、卓抜した線描と清明な色彩で清々しい紫陽花を描いています。
葉の上では麦藁トンボが羽を休めていて、凛とした空気を感じさせます。

gakuryo_hassenka_gaku400pix.jpg


中村岳陵《八仙花》
販売価格 126,000円(税込)

<仕様体裁>
原画 華鴒大塚美術館所蔵
技法 彩美版(R)
画寸 天地42.6cm×左右52.6cm
額寸 天地60.7cm×左右70.8cm
重量 約3.6kg
用紙 特製絹本
額縁 特製木製額、アクリル付(国産、ハンドメイド)

※ この作品は軸装もございます。
※ 「彩美版」は共同印刷の登録商標です。


【今日の谷根千】
千駄木界隈では今こんな展覧会が開かれています。
谷根千(谷中・根津・千駄木)へお越しの際は是非お立ち寄りください。


【特別展 鴎外の見た風景~東京方眼図を歩く~】

ougai.jpg
会場 文京区立森鴎外記念館
   東京都文京区千駄木1-23-4
   電話 03-3824-5511
会期 2013年4月19日(金)~6月23日(日)
開館 10:00~18:00(最終入館は17:30)
会期中の休館日:5月28日(第4火曜日)
観覧料 一般500円、中学生以下無料
アクセス 東京メトロ千代田線「千駄木」駅1番出口徒歩5分

May 13, 2013

旧川合玉堂別邸《二松庵》に行ってきました


皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。

わたしは、横浜市金沢区富岡にあり毎月1回(第一土曜日)のみ一般公開されている旧川合玉堂別邸《二松庵》に行ってきました。川合玉堂(1873-1957)は昭和15年に文化勲章を受章した日本画の巨匠ですが今年は生誕140周年にあたる記念すべき年だそうです。

IMG_0320.JPGIMG_0328.JPG

《二松庵》は、故川合玉堂が富岡に構えた別荘です。大正中期から昭和初期の富岡の別荘建築の雰囲気を遺す貴重な遺構として、平成7年11月、横浜市の有形物文化財に指定されています。自然の趣をふんだんに取り入れた造園を抜けると、主屋が佇んでいました。


IMG_0345.JPG


川合玉堂は、この別邸を夏冬の画室としてよく活用したとのことです。邸内に枝振りのいい2本の老松があったため《二松庵》と名づけられたといいます。そのため、画室から見える風景や周辺の人物や景色を描いた作品も多いそうです。





JR奥多摩線の「御嶽(みたけ)」駅前には玉堂を顕彰して建てられた《玉堂美術館》があります。玉堂は現在の新宿区若宮町にアトリエを構えていましたが戦争が激しさを増した昭和19年夏に御嶽へ疎開しそのまま終生の住処としたことからここに美術館が建てられました。

仕事柄訪問する機会が多いのですが美しい奥多摩の風景に抱かれた瀟洒な美術館で玉堂芸術を堪能するひとときの素晴らしさは格別です。皆様にも是非ご体験いただけることを願っています。

四季それぞれの味わいがありますが新緑の美しい今は特にお薦めです。


【旧川合玉堂邸(二松庵)のご案内】
 住 所 横浜市金沢区富岡東5-19-22
 電 話 080-1241-0910(開園時のみ)
 最寄駅 京浜急行「富岡」駅東口下車徒歩2分
 開園日 毎月第1土曜日
     ※第1土曜日が1日から4日にあたる場合は翌週(第2土曜日)開園


玉堂美術館のご案内】
 住 所 東京都青梅市御岳1-75
 電 話 0428-78-8335
 最寄駅 JR奥多摩線「御嶽」駅前
 休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、9月初旬、年末年始
 Web http://www.gyokudo.jp/

April 25, 2013

小石川歴史散歩━手塚治虫「陽だまりの樹」の巻


「美術趣味」をご訪問いただきありがとうございます。
今年はマンガの神様、手塚治虫の記念イヤーであることはご存知でしたか?
代表作「鉄腕アトム」がアニメ放映50周年、「ブラックジャック」がマンガ連載40周年、そして「リボンの騎士」がマンガ連載60周年にあたっています。
記念イベントが各地で開催されていますが、東京では6月29日から9月8日まで東京都現代美術館(木場公園内)で「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」と題する展覧会が開催されます。是非足をお運びください。


播磨坂さて当社の西側に「播磨坂」という長い坂があり桜の名所として知られています。坂の名はこのあたりに屋敷を構えた常陸府中藩主・松平播磨守に因むものです。
手塚治虫の先祖は代々松平家に仕える藩医で、藩邸の傍当時「三百坂下通り」と呼ばれた道沿いに屋敷を構えていました。徳川家縁の名刹伝通院(でんづういん)の裏手にあたり、現在東京学芸大学付属竹早小・中学校の校庭の一部となっています。
三百坂下通り手塚治虫は「陽だまりの樹」という作品で医師・蘭学者として活躍した曽祖父・手塚良庵(良仙)光享の姿を活き活きと描きました。「陽だまりの樹」は昨年NHKのドラマ(BS時代劇)となりましたのでご覧になった方も多いことと存じます。原作のマンガは小学館文庫に収録されておりますので未だの方は是非お読みください。
良庵は大阪に上り緒方洪庵が開いた「適塾」という蘭学塾で学びますが同門の先輩に慶応義塾を創設した福澤諭吉がいました。諭吉の「福翁自伝」には良庵との交流に関わるいかにも若者らしい逸話が記されています。手塚治虫もずいぶん参考にしたそうです。「福翁自伝」は岩波文庫から出ておりますのでご興味のある方は是非お読みください。

当社周辺には歴史や小説の舞台となった場所が数多くあります。浅学ではありますが今後もエピソードを交え少しずつご紹介してまいりますのでご期待ください。


【展覧会情報】

「手塚治虫 × 石ノ森章太郎 マンガのちから」展

会場 東京都現代美術館
    東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
    03-5245-4111(代表)   03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期 2013年6月29日(土)から9月8日(日)まで
休館 月曜(7月15日は開館)、7月16日

April 19, 2013

春の美術館廻り ━ 《エドワード・スタイケン写真展》


スタイケン展ポスター.jpg先日、駆け込みで写真展に行って来ました。砧の世田谷美術館で開催された《エドワード・スタイケン モダン・エイジの光と影 1923-1937》です。

ポスターのビジュアルをご覧下さい。モデルは誰あろうハリウッド・スターのグロリア・スワンソン(1899-1983)。ビリー・ワイルダー監督の名作「サンセット大通り」(1950年)で、晩年の大スターを地のままに演じきった名女優です。老醜をさらけ出したその凄絶な演技が今も強く印象に残りますが、若かりし頃のこのポートレートは実に可憐。でも、この眼差しの強度は只事ではありませんね。思わず魅かれてしまいました。

エドワード・スタイケン(1879-1973)は欧州ルクセンブルク出身でアメリカを代表する写真家として知られます。展覧会は若き日の写真芸術を志した時代から、20-30年代のゴールデン・エイジに商業写真に身を投じモードやセレブのポートレイト写真で隆盛を極めた時代、そして晩年、大戦後のニューヨーク近代美術館(MOMA)のディレクター就任時代までをクロニクルで紹介します。中でも本展の白眉は、「ヴォーグ」や「ヴァニティ・フェア」を飾ったスターの肖像写真。グレタ・ガルボ、リリアン・ギッシュ、フレッド・アステア、ジョーン・ベネット、ジョージ・ガーシュイン、ハロルド・ロイド、アーヴィング・タルバーグ(ラスト・タイクーン!)・・・煌めくようなハリウッド・セレブたちがスタイケンのアーティスティックな眼差しで銀塩フィルムに焼き付けられておりました。アート愛好家はもちろん、映画好きにはたまらない実に見応えのある展覧会でした。

世田谷美術館写真.jpg東京・砧の世田谷美術館は用賀駅よりプロムナードを抜け徒歩約15分。広大な砧公園の一角にあります。皆さんも春の日差しを浴びてぶらりお散歩なんていかがですか。アートと公園緑地でのんびり優雅な時間を過ごせます。




※世田谷美術館で開催の《エドワード・スタイケン写真展》は会期終了。4月20日(土)より《暮らしと美術と高島屋》展を開催―出品作の竹内栖鳳筆「アレ夕立に」(高島屋史料館所蔵の名品)は必見です。

April 10, 2013

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013


いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
事務所の窓から入る風も心地よくなり、過ごしやすい季節となってきました。
さて今、私が気になっているのは・・・このイベントです。

「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013」!

「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」は、1995年フランス北西部の港町ナントに誕生したクラシック音楽祭です。日本には2005年に東京へ初上陸し、現在では世界でも最大級の音楽祭に成長しています。
このイベントの楽しみは、誰でも、気軽に、自由にクラシックを楽しむことが出来る、というところでしょうか。
会期中、丸の内界隈でたくさんの音楽イベントが開催されますが、メイン会場である東京国際フォーラムでは、1コマ45分のコンサートが一日中行われ、格安で生の演奏に触れることができます。
毎年、異なったテーマが設定され、今年は「パリ・至福の時」というテーマでフランス音楽を堪能できる3日間になるようです。
ちなみに毎年作られるロゴタイプやポスターも、センスがあって素敵なので注目です!

会場からは三菱一号館美術館なども歩いてすぐなので、今年のゴールデンウィークは、丸の内へお出かけついでにふらりとクラシック音楽や美術を楽しんでみてはいかがでしょうか。


【ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013 概要】
日程: 2013年5月3日(金・祝)から5月5日(日)まで
会場: 東京国際フォーラム、よみうりホール 及び 東京・丸の内エリア
公式サイトURL: http://www.lfj.jp/lfj_2013/


LFJ2013_poster.jpg

April 5, 2013

リトグラフ 岩澤重夫 《山水清韻》 のご紹介

元荒川堤の桜並木花咲く元荒川堤の桜

いつもブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
当社のある東京小石川界隈では満開だった桜も大方散って若々しい緑の葉が目につくようになりました。目が覚めるように美しい新緑の季節を迎えるのも間もなくですね。
私の地元埼玉県越谷市では今が桜の見頃です。写真は北越谷の元荒川堤の桜です。この桜並木は約2kmにわたり大小およそ350本のソメイヨシノが咲き乱れちょっとした名所でもあります。


さて今回は新緑、初夏の作品の内から岩澤重夫先生の版画「山水清韻(さんすいせいいん)」をご紹介いたします。
岩澤先生は日展を舞台に活躍された日本画家で日本芸術院会員となられました。山間に住まわれていた先生はアトリエから見える山々を眺められては365日、日々変化のある景色を観察し、自分が見えている世界と見えない世界、そのすべてを少しでも一枚の絵として描きたいと語られておりました。
朝もやの中でしょうか、目に鮮やかな青々とした山間に一筋の滝が流れる静かで雄大な景色が広がります。まるで生き物のように立ち上がる霧は山全体を包みながら山に命を与え天に昇りやがて雲になりまた雨となって地上へ還り...永久に循環する自然の物語を感じさせる絵でもあります。

すこし季節が早いかもしれませんが、絵画の中の「初夏」を感じてはいかがでしょうか。


岩澤重夫_山水清韻400pix.jpg

岩澤重夫《山水清韻》
販売価格 262,500円(税込)


<仕様体裁>
限   定 100部
技   法 リトグラフ
       作者直筆サイン・落款印、限定番号入り
版数色数 24版24色
用   紙 ヴェランアルシュ
額   縁 特製木製額金箔仕上げ(国産、ハンドメイド)
画   寸 天地35.5×左右53.0cm
額   寸 天地59.3×左右77.5cm
重   量 約3.1kg
収納ケース クロス装タトウ
工   房 株式会社フジグラフィックス
発   行 共同印刷株式会社

山水清韻_タトウ.jpg

March 28, 2013

春爛漫、播磨坂の桜が満開です!


「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。
共同印刷のすぐそばの【播磨坂】沿いの桜並木は都内指折りの桜の名所です。
春爛漫、今なら満開の桜を見ることができます。
今年は例年よりも開花が早いようですね。
お近くにお寄りの際はぜひ春の息吹を楽しんでください。
なお、3月30日(土)、31日(日)の両日「第42回文京さくらまつり」が開催されます。


【播磨坂】はりまざか 
共同印刷前の「植物前」交差点から春日通りの「小石川五丁目」交差点まで到る長い坂です。
江戸時代、このあたりに水戸徳川家から分かれた松平播磨守(常陸府中藩)の屋敷がありました。



播磨坂の桜並木
桜の花
文京さくらまつり

March 15, 2013

新商品のご紹介―彩美版 小倉遊亀《夏草》


「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。先月予告いたしました小倉遊亀先生の新商品が完成いたしましたのでご紹介いたします。

画題「夏草」は松尾芭蕉の名句「夏草や、つわものどもが夢のあと」(奥の細道)から取られたもので、原画は朝日新聞に連載された作家大佛次郎(おさらぎじろう)の歴史エッセイ「義経の周辺」の挿絵です。先に世界文化遺産に登録された平泉・中尊寺の秘仏《一字金輪仏頂尊》の厳しくも麗しいお姿が透明感溢れる柔らかな色彩、繊細かつ大胆な筆遣いで描かれています。

小倉芸術のひとつの頂点とも言うべきこの作品を定評ある当社「彩美版」で再現しました。本金泥を加えたシルクスクリーンによる金色の再現は1部づつ丁寧な手刷りで仕上げました。また証明として著作権者の承認印を捺印した奥付シールに加え画面中にも承認印が捺されます。
額装と軸装、二つのタイプをご用意いたしました。お好みに合わせお選びいただけます。


小倉遊亀_夏草(額)400pix.jpg

小倉遊亀_夏草(軸)700×400pix.jpg

小倉遊亀《夏草》
販売価格 189,000円(税込)


夏草_証明印.jpg
<仕様体裁>
限定 250部
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り、本金泥使用
用紙 越前和紙
証明 著作権者承認印を奥付と画面右下部に押印
解説 谷岡 清(美術評論家)
発行 共同印刷株式会社

<額装仕様>
額縁 特製木製額金泥仕上げ(国産、ハンドメイド)
画寸 天地39.5×左右30.0cm
額寸 天地57.5×左右48.0cm
重量 2.3kg
付属 黄布袋、吊紐

<軸装仕様>
表装 三段表装(国産、ハンドメイド)
画寸 天地40.5×左右30.5cm
軸寸 天地126.5×左右42.5cm
付属 柾目桐箱、タトウ


※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。


March 7, 2013

―富士山の世界遺産登録を目指して―

日本一高い山、3776mの威容、その美しさから日本のシンボルともいえる富士山。その富士山を、本年6月にカンボジアのユネスコ(国連教育科学機関)で行われる選定会議で、「世界遺産」として登録するか否かが決められます。
古来より日本人が親しみ、深く祈りを捧げた霊峰として、日本画や和歌といった芸術の主題として、尊い歴史・文化を産み出してきた日本の宝が、ついに世界の宝と認められるのでしょうか。

「美術趣味」ではこれを機に、奥村土牛(おくむらとぎゅう)画伯の「精進湖(しょうじこ)」を改めてご紹介いたします。ご承知の通り、富士五湖一の景勝地、精進湖から望む荘厳な富士が、富士の一番美しい姿であると言われております。
文化勲章受章画家の奥村土牛画伯(1989-1990)は富士図を代表作のひとつといたしましたが、この「精進湖」は1963年(昭和38年)制作の≪土牛の富士≫の原点とも呼べる作品です。
原画は山種美術館の所蔵。当初限定2,000部で販売を開始いたしましたが、おかげさまで残すところ60部のお取扱いとなります。
今回は特に、額装をステンレスから銀泥塗装木製枠に一新し、和室や洋間、様々なスペースにマッチする落ち着いたイメージに仕上げました。当社が独自に開発した「岩絵具方式」の技法を駆使し、本画の風合いと質感をありのままに活かし、画伯が意図したプラチナの箔足を活かした描法も忠実に再現いたしております。


奥村土牛 《精進湖》
価格 262,500円(税込)

土牛_精進湖400pix.jpg



<仕様体裁>
原画: 山種美術館所蔵
技法: 岩絵具方式(当社オリジナル)
限定: 2,000部
額縁: 特製木製銀泥仕上げ(日本製、ハンドメイド)
画寸: 53.5×59センチ(約12号)
額寸: 74.5×80センチ
重量: 約7kg

March 1, 2013

クラコレ!

ブログ『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。
寒い日が続きますが、晴れた日の日差しの暖かさから、少しずつ春を感じますね。
とは言え、桜をはじめ色とりどりの花が咲くのはもう少し先、そんな時は美術館でお花を見る
のも良いかもしれません。上品な雰囲気が漂う東京都丸の内・三菱一号館美術館で素敵な展覧会が開催されています。

奇跡のクラーク・コレクション ―ルノワールとフランス絵画の傑作― 展
期間 2013年2月9日(土)から5月26日(日)まで
会場 三菱一号館美術館
    東京都千代田区丸の内2ー6ー2
    電話 03(5700)8600(ハローダイヤル)
    交通 東京メトロ千代田線「二重橋」駅(1番出口)
        JR「東京」駅(丸の内南口)またはJR「有楽町」駅(国際フォーラム口)
    開館 木・金・土10:00から20:00まで 火・水・日・祝10:00から18:00まで
        ※入館は閉館30分前まで

アメリカのクラーク美術館所蔵の貴重なコレクションが日本に初上陸とのことで、話題になっています。特に30点以上のルノワールの油彩画は世界でも非常に評価が高く、印象派愛好家の憧れの的だそうです。
もともと日本人が好むと言われる印象派、その中でもルノワールは特に愛されています。柔らかな明るい色合いが、日本の麗らかな季節を感じさせるからでしょうか。

当社でもルノワールの作品を制作しておりますので、ご紹介させて頂きます。


ルノワール_ばら400pix.jpg


ピエール=オーギュスト・ルノワール 《ばら》
販売価格 42,000円(税込)


<使用体裁>
技法 アートレリーフ(キャンバス張り)
額縁 特製木製額(ハンドメイド、国産)
画寸 53×40.9センチ(P10)
額寸 70×58センチ
重量 約3.3kg


※こちらは≪アートレリーフ≫という技法で制作したものです。
画面に特殊な加工を施し、筆のタッチ、絵具の盛り上がりが再現されています。

February 15, 2013

小さい春一番

光源寺の紅梅.jpg

瑞泰寺の象.jpg

まだまだ寒さが厳しい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は当社界隈でもある、文京区小石川・白山から駒込・千駄木近辺をご案内いたします。

ここ文京区は、森鴎外や夏目漱石、樋口一葉、石川啄木など名だたる文豪、文化人が活躍した所として知られ作品には文京区内の坂や池、神社・寺院の名前が数多くでてきます。今は「散策マップ」なる地図を手に、道沿いに点在するな文人たちの旧居跡や文学碑を眺めながら、散策を楽しむ人達でにぎわっています。

さて朝夕千駄木から白山方面へ到る団子坂を通りながら道沿いのお寺に咲く梅の花の様子を目で追い、「もう春なんだな...」と心和ませてもらっています。夏目漱石『三四郎』には駒込【光源寺】の大観音のことが書かれいますが、この「駒込大観音(こまごめおおがんのん)」は、境内に梅の巨木があることから「梅の大観音」とも呼ばれています。私が毎朝夕前を通る梅のお寺はまさにこの【光源寺】でした!

明治の文豪もこの梅の花を見ていたのかと思うとなんとも不思議な感じがいたします。画家も魅了する春の訪れを、文豪も同じように感じていたのかしらと思いました。

※象の写真は、200mほど白山寄りにある【瑞泰寺】の門です。


光源寺  東京都文京区向丘2-38-22
瑞泰寺  東京都文京区向丘2-36-1

       ※最寄駅  南北線「本駒込」、三田線「白山」、千代田線「千駄木」

February 15, 2013

春の兆し ― 梅花咲く小倉遊亀画伯の庭


入り口.jpg

先日北鎌倉の小倉遊亀画伯のお宅を訪問しご家族にお会いする機会がございました。
天気予報では「朝から雪が降るかもしれない」とのことでしたが、見事に晴れ上がりポカポカと暖かな陽気に恵まれとても気持ちの良い日和でした。


梅.jpg「今日は暖かくて、庭の梅が少し開きましたよ。」
と小倉様が教えてくださり、庭にお通し頂きましたので、記念に一枚写真を撮らせていただきました。梅の花はまだほとんどが蕾の状態ではありましたが春を告げる芳しい香りが漂う素敵な御庭でした。

さて、現在当社では小倉画伯のご家族にご監修いただき新作彩美版(R)の制作を進めております。
詳細は来月当ブログで発表する予定にしておりますので、どうぞご期待ください。



※「彩美版(R)」は共同印刷株式会社の登録商標です。

February 8, 2013

馥郁たる香り、観梅の季節に寄せて


いつも「美術趣味」をご覧いただきありがとうございます。
立春を過ぎてそろそろ梅の季節ですね。

今月から来月にかけ全国各地で梅まつりが開催されます。
東京は一昨日も小雪がちらつくなど寒い日が続いておりますので、梅の花もまだ蕾のところが多いようですが、当社のある文京区内では2月16日から「湯島天神梅まつり」が開かれます。

さて観梅の季節に寄せて当社商品のなかから梅を描いた作品をいくつかご紹介しましょう。


靫彦_梅花定窯瓶(額)400pix.jpg

安田靫彦 《梅花定窯瓶(ばいかていようへい)》
販売価格: 126,000円(税込)


赤い壁を背景に白い壺に紅白の梅の枝が活けられています。梅は靫彦が最も愛した花と言われます。壺(瓶)は中国・宋時代を代表する定窯の白磁です。あたたか味のある乳白色の釉に特徴があります。
色彩、構図とも一見さりげない感じながら緻密に計算されており明快で絶妙な調和をもたらしています。気品高く深い精神性を感じる靫彦芸術がこの一作に凝縮されています。


[仕様体裁]
原画: 豊田市美術館 所蔵
技法: 彩美版(R)・シルクスクリーン
限定: 300部
額縁: 木製白茶仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地45.3cm×左右38.6cm(8号)
額寸: 天地64.2cm×左右57.5cm
重量: 約3.7kg
※この作品は掛軸もございます。
※この作品はこちらでお求めになれます。





青邨_紅白梅(額)400pix.jpg

前田青邨 《紅白梅》
販売価格: 199,500円(税込)


淡く下地に金泥を刷いた画面に琳派に由来する垂らし込みの技法で華やかな紅白梅が描かれています。リズミカルにデザイン化された幹と枝は光琳の紅白梅図屏風を連想させます。よく観ると濃い紅色、淡い紅色、白色と異なる色の花を咲かせた三本の樹々があたかも家族のように互いを抱きあいながら複雑に絡み上方へと伸びています。香り高い梅の花が一面に咲き零れ上品で華やかな青邨独特の画面をつくりあげています。

[仕様体裁]
原画: 公益財団法人石橋財団 石橋美術館 所蔵
技法: 彩美版(R)・シルクスクリーン
限定: 300部
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地43.9cm×左右60.3cm(12号)
額寸: 天地65.5cm×左右81.9cm
重量: 約5.8kg
※この作品は掛軸もございます。
※この作品はこちらでお求めになれます。





小倉遊亀_梅400pix.jpg

小倉遊亀 《梅》
販売価格: 199,500円(税込)


金箔を背景に鮮やかな絵付け文様の古壺に紅白の梅の枝が活けられています。華麗な色彩で構成された小倉画伯独特の画風が眼に鮮やかです。画中から春を告げる芳しい香りが漂ってくるかのようです。
壺は(古赤絵酒次)は小倉画伯が愛蔵した磁器で、中国・明代に景徳鎮の窯で製作されたものです。上絵付けの技法で赤を主体に緑や黄色で華やかな模様が描かれており、わが国では「古赤絵」と呼ばれています。


[仕様体裁]
監修: 有限会社 鉄樹
技法: 彩美版(R)・シルクスクリーン、本金箔使用
限定: 200部
額縁: 木製金泥仕上げ特製額(ハンドメイド、国産)
画寸: 天地41.0cm×左右28.5cm(6号)
額寸: 天地59.0cm×左右46.5cm
重量: 約2.4kg
※この作品はこちらでお求めになれます。





徳川御三家_梅画賛800pix.jpg

徳川御三家 《梅画讃》
販売価格: 53,550円(税込)


尾張、紀州、水戸の徳川御三家の合作。水戸徳川家に伝来した歴史的にも貴重な作品です。
右に紀州光貞公(紀州二代藩主)が梅を描き、中央に尾張光義公(後の光友公、尾張二代藩主)が紀友則の和歌を揮毫、左に水戸光圀公(水戸二代藩主)が讃を添えています。光圀公十三歳の作と推定されています。三人は初代将軍徳川家康の孫で、従兄弟同士にあたります。

 
[仕様体裁]
原画: 公益財団法人 徳川ミュージアム 所蔵
表装: 三段表装
画寸: 25cm × 39cm
軸寸: 116cm × 55cm
※この作品はこちらでお求めになれます。



※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。

January 30, 2013

春を呼ぶ珠玉の名画 小倉遊亀 《瓶花》


今日の東京は穏やかな一日となりましたが全国的に晴れの地域が多いようですね。
早いもので今週末からもう二月、間もなく立春です。これからの季節にふさわしい小倉遊亀画伯の作品をご紹介します。

小倉遊亀 《瓶花(へいか)》
販売価格 199,500円(税込)

※この作品はこちらでお求めになれます。

紅白斑の模様が美しい八重咲きの椿が一枝、赤絵の壺に活けられています。椿と古九谷の壺はどちらも小倉画伯の作品に度々登場する題材です。この「壺」は実は古九谷の大徳利(古九谷色絵草花大徳利)、日本美術院の先輩、小林古径(1883- 1957)が愛蔵し小倉画伯に贈られた名品です。また椿は小倉画伯がことさら愛した花です。北鎌倉にあるアトリエの庭には沢山の椿が植えられ今も見事な花を咲かせています。

<使用体裁>
監修 有限会社 鉄樹
限定 200部
技法 彩美版(R)、シルクスクリーン手刷り(本金箔使用)
用紙 版画用紙かきた
額縁 特製木製額金泥仕上げ(ハンドメイド、国産)
画寸 33.5×41.0センチ
額寸 51.5×59.5センチ
重量 約2.6kg
証明 著作権者承認印を画面左下部と奥付に押印
※ 「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。


小倉遊亀_瓶花_400pix.jpg

原画は現在、滋賀県大津市の滋賀県立近代美術館に寄託されております。小倉遊亀画伯が大津市の出身であることから同美術館には「小倉遊亀コーナ」が設けられており、入れ替えながら常時20点近い作品が展示されています。


【滋賀県立近代美術館のご紹介】

住   所 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
電   話 077-543-2111
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休   館 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
※2月1日まで冬季休館中です。
※ご紹介した「瓶花」は常時展示されているわけではございません。
※展示作品の詳細については美術館へお問い合わせください。

January 25, 2013

「平山郁夫と大いなるシルクロード第1集・西から東へ」分売開始のお知らせ

いつもありがとうございます。皆さまに改めてお知らせいたします。
これまでセット販売のみでご対応していた人気の平山郁夫画伯素描集を、作品1点ごと額付きで販売いたします。

平山郁夫が描いた壮大なシルクロードの風景―ローマより東方へ、砂漠を抜け今は遺跡となった都をつないだ≪絹の道≫。40年以上にわたり各地を訪ね歩いた平山画伯が、シルクロードと自身のつながりを見つめ直し、シルクロードのシンボルともいうべき名所旧跡を、このシリーズのために描き下ろしました。

作品は各々、画伯ディレクションの専用額に入れてお届けします。内容見本(パンフレット)を用意しておりますので当社代理店または直接当社までご請求下さい。


素描集
 《平山郁夫と大いなるシルクロード第1集・西から東へ》

 平山郁夫 作、 平山郁夫シルクロード美術館 監修

収録6作品分売
販売価格 各24,150円(税込)

※作品はすべて額装されております。

※この作品はこちらでお求めになれます。


【作 品】
 1. 古代ローマの都 フォロ・ロマーノ ローマ
 2. ブルーモスク イスタンブール トルコ
 3. パルミラの遺跡 シリア
 4. 月光砂漠 らくだ行
 5. 朝陽砂漠 らくだ行
 6. 楼蘭遺跡


【共通仕様】
 技法: オフセット印刷(FMスクリーニング方式)
 額縁: 木製特製額(国産ハンドメイド/材質ホワイトアッシュ、アクリル付)
 画寸: 天地38..5×左右50.0センチ
 額寸: 天地41.5×左右53.0センチ
 重量: 1.3kg



1_古代ローマの都_450x350.jpg古代ローマの都
 フォロ・ロマーノ ローマ


販売価格 24,150円(税込)

シルクロードの西の起点であるローマ。古代ローマの神殿は西欧文化の源である。







2_ブルーモスク_450x350.jpgブルーモスク
 イスタンブール トルコ


販売価格 24,150円(税込)

ブルーモスクは異文化の接点であるイスタンブールにある、東西文明の混交を象徴するイスラム寺院。







3_パルミラ遺跡シリア_450x350.jpgパルミラの遺跡 シリア

販売価格 24,150円(税込)

パルミラはシリア砂漠の一角にある古代遺跡。ローマ時代東西貿易の中継地として繁栄した。







4_月光砂漠らくだ行_450x350.jpg月光砂漠 らくだ行

販売価格 24,150円(税込)

月光の砂漠に浮かぶ駱駝の隊商。壮大なロマンを感じさせる平山画伯の人気作品。







5_朝陽砂漠らくだ行_450x350.jpg朝陽砂漠 らくだ行

販売価格 24,150円(税込)

往時の移動手段は駱駝だけ。人と文物の移動により人類の歴史が作られていった。







6_楼蘭遺跡_450x350.jpg楼蘭遺跡

販売価格 24,150円(税込)

楼蘭は中国の西域に繁栄した古代通商都市。遥か東方の日本につながる≪絹の道≫。

January 17, 2013

御雛祭りに寄せて 上村松園「御ひな之図」

松園_御ひな之図(軸)650×300pix.jpg『美術趣味』をご覧頂きましてありがとうございます。大変寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。1月の三連休には東京都内でも雪が積もりました。

暦の上では大寒の時期ですが、いま美術商品部にお問い合わせが多い商品は、梅や桃、桜といった春の絵柄です。外は雪景色でもお部屋の中は春を先取りして、やがて来る季節を楽しみにする文化があるのでしょうね。

春先の行事はいろいろございますが、女の子のいるご家庭で特に楽しみにしておられるのは、ひな祭りではないでしょうか。雛人形を飾っていられるのは3月3日まで、その日を過ぎると直ぐに片づけなければなりません。ですので、早めにお買い求めになるお客様が多いようです。
当社では例年1月末から2月にかけて、こちらの商品が大人気です。

題名は「御ひな之図」。描いたのは女流日本画家の第一人者、上村松園です。雛の着物は、赤地に麻の葉模様の金泥が美しく、気品ある細い描線で見事に描かれています。すくすく伸びる麻は、子供の健やかな成長を願う縁起物のモチーフです。女流画家ならではの、子供に対する優しい眼差しが感じられる温もりある作品です。可愛らしい裂地を使用した軸装が人気ですが、現代のお部屋に飾りやすい額装もご用意しております。

お雛人形にしても、七段の立派な雛壇をはじめ、ケースに入ったおしゃれなお雛人形、ぬいぐるみに着物を着せてお雛様とお内裏様にしたものなど様々で、どれも素敵ですね。女の子がいるご家庭では、きっと桃の季節に向けてお部屋が華やぐことでしょう。



御ひな之図(部分拡大).jpg上村松園 《御ひな之図》
価格:94,500円(税込)

技法: 彩美版(R)
画寸: 天地69.5×左右34.5センチ
軸寸: 天地156×左右52センチ
用紙: 特製絹本
表装: 本表装、柾目桐箱付
証明: 原画所蔵者検印証紙を桐箱に貼付

※こちらの作品は額装仕様もございます。
※この作品はこちらでお求めになれます。
※「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。

January 11, 2013

東京の地下鉄

東京メトロ東西線の「葛西駅」に隣接する「地下鉄博物館」を訪問しました。
現在『地下鉄誕生展』を開催中です。

1863年1月に世界初の地下鉄であるロンドンの「メトロポリタン鉄道」が開通するまでの数々の困難や、それに尽力した人々の功績をはじめ、日本の戦前戦後の地下鉄の歴史など、写真パネルや模型により、わかりやすく展示していました。

英語圏では、"Subway"や"Underground"と呼称するのが一般的なのですが、地下鉄を意味することも多い"Metro(メトロ)"の語源は、この「メトロポリタン鉄道」に由来すると言われているようです。

このあと、竹橋の東京国立近代美術館に向かい『美術にぶるっ!ベストセレクション日本近代美術の100年』を観たのですが、「地下鉄博物館」から「東京国立近代美術館」までは東西線を使いわずか19分で移動することができました。

私は、数年前に旅行をしたロンドンのことを思い出しました。東京と同じように様々な路線が交差するロンドンの地下鉄を乗り継いで移動し、滞在時間の短い中、多くの観光地へ行くことができました。その利便性は、今でも強く印象に残っています。



<ご紹介した展覧会について>

地下鉄誕生展ーロンドンの地下鉄開通から150年ー

会場: 東京メトロ・地下鉄博物館(東西線「葛西駅」隣接)
期間: 2012年11月20日(火)⇒2013年1月14日(日)

美術にぶるっ!ベストセレクション日本近代美術の100年

会場: 東京国立近代美術館(最寄駅 東西線「竹橋駅」)
期間: 2012年10月16日(火)⇒2013年1月14日(月)

January 7, 2013

正月だるま

正月だるま.jpg

明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。

年末年始と皆様いかがお過ごしでしたか?
のんびりした方、田舎に帰省された方、旅行された方と思い思いに過ごされたかと思います。

初詣に行かれた方が多いかと思いますが、私の地元埼玉県越谷市では正月初日!元旦マラソンが開催され、親子で初めて参加しました。元旦から1,000人以上の参加者が集まる中、川沿いの道を子供と手をつないで500mを走るだけですが子供の限度を知らない元気な走りっぷりについて行くのがやっとで、正月早々参ってしましました。

完走すると参加賞として越谷市の民芸品でもある「越谷だるま」を受け取りました(写真)。
越谷だるまは、色白で鼻がやや高く上品でやさしい顔立ちが特徴だそうです。張子だるまとしては全国初、埼玉県から伝統的手工芸品に指定され、川崎大師、柴又帝釈天、西新井大師など関東一円をはじめ、全国に出荷され広く親しまれているそうです。

参加賞の手のひらサイズのだるまに願をかけて目玉を片方入れるとなんとも愛らしいお顔になり、子供も怖がらすにニコニコしながら目玉を入れていました。親子マラソンから地域文化を身近に感じさせる体験ができ新しい発見をしました。


「だるま」...と聞いて、ふと「達磨」が見られる展覧会が開催中ですね!

白隠展 HAKUIN
禅画に込めたメッセージ

会期 2012年12月22日(土)⇒2013年2月24日(日)
会場 Bunkamura ザ・ミュージアム(東京渋谷)


美術館や博物館もお正月からこちらで「初詣」はいかが?と目白押しです。
ちょっと凛々しい達磨様や美術に会いに行くのもいいかもしれませんね。

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

<   September 2017   >
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
 
 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
 
 
ページの先頭に戻る