July 2, 2012

鏑木清方 「朝涼(あさすず)」

朝涼


鏑木清方は、大正12年当時帝展審査員として画壇に重きをなしていましたが、東京・本郷龍岡町の自宅で関東大震災に遭遇しました。この「朝涼」は翌々年(大正14年)、震災後初めて開催された第6回帝展に発表され、清方の画業の転機となる重要な作品といわれています。
金沢八景の別荘でひと夏を過ごしたある日の早朝の空に、残月が淡くかかるのを見つけ、長女をモデルとして描いたものです。清らかな女性のすらりとした立ち姿、たおやかな手つき、背景に蓮の花を配す造形は、安らかに心を落ち着かせる風情を漂わせます。

文化勲章受章 鏑木清方筆「朝涼」の複製画、この度、鏑木清方没後40周年追悼企画として製作いたしました。朝露が滴るみずみずしさ漂う、美しい作品となっています。


[仕様体裁]
画面寸法  天地100.0×38.5cm
表装寸法  天地169.0×57.0cm
技 法    彩美版、シルクスクリーン手刷り
用 紙    特製絹本
表 装    三段表装
表装材料  
        天地: 白茶無地
        中廻: 薄茶綿ムラ経
   一文字・風帯: 牙地唐花唐草文金襴
        軸先: 朱塗頭切
          箱: 柾目桐箱、タトウ入り
限 定    100部
原 画    鎌倉市鏑木清方記念美術館 所蔵
解 説    宮崎 徹 (鎌倉市鏑木清方記念美術館 主任学芸員)
価 格    189,000円(税込)

※ 天然材料を使用した手作りのため、実際の寸法は表記と微妙に異なる場合があります。

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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