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October 28, 2008

ヴィルヘルム・ハンマースホイ

こんにちは、営業のクロです。
秋晴れの日は本当に気持ちがいいですね。
 
清々しい空気に誘われて上野の美術館に行くと、修学旅行生がたくさん。
興味ないけどコースに入ってるから、といった様子の学生さんの姿も(?!)
 
「しょうがなく・・」でも、国立西洋美術館に行った人はラッキー。
素晴らしい作品が見られますよ!
 
「静かなる詩情」と題された、ヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会です。

デンマークを代表する画家の一人、ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi 1864-1916)は、写実的な室内表現の作品を多く残しています。
  
面白いのは、本当に室内を描く対象としていること。
画家と妻のイーダが住んだアパートの「部屋」が、作品の舞台ではなくて、主役なのです。 
 
その部屋には、美しい人が立って微笑んでいる訳でもなく、
豪華な花が活けられた花瓶がある訳でもない。
 
簡素な家具に、窓。そして壁、柱、扉。
 
室内にはイーダが描かれることもありますが、ほとんどが後姿です。
完全に背中を見せている彼女と、綿密に画面構成された部屋。
 
見ていると、静かな空間にぽつんと立っているような気分になりました。
静かというより、音がない。
 
「フェルメールに通じる」 と評される事もあるハンマースホイですが、
静寂に満ちたその作風は、もっと独特な空気があるように思います。
 
秋の夜長、思い出しては味わえるような作品です。
是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。
 

ヴィルヘルム・ハンマースホイ展 - 静かなる詩情 -

会 場: 国立西洋美術館(東京・上野)
会 期: 2008年9月30日(火) -12月7日(日)
入場料(当日): 一般1500円、大学生1100円、高校生700円

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