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June 5, 2008

細川家のお姫さま

企画のツネです。
梅雨にも負ケズ、美術館を巡り回っています!
 
東京・目白の永青文庫では、特別展「細川のお姫さま 華やかなるプリンセス・ライフ」を開催中です。
(本年6/22(日)まで。月休)
 
細川家の代々の女性にまつわる豪奢な美術品、工芸品の数々が展示されています。
 
実はこの展覧会、昨年同館で開催された「細川家歴代の肖像画400年」展を観たお客様からの、「女性の肖像画をもっと見たい!」という意見がきっかけとなって企画されたそうです。
 
私は特別に、学芸員の三宅さんのお話をうかがいながら観覧しました。

展示された作品一つ一つの、なんと見応えのあること!
お姫さまたちの、豪華で楽しさにあふれた毎日が想像されます。
 
古いものでは江戸時代にさかのぼる、お抱えの絵師に描かせた肖像画や所用品。
愛くるしいお子さまたちもちゃんと絵になっています(「若殿様ほか御子様方御絵」)。
他の美術館や展覧会ではなかなか観られない作品ばかりです。
 
また、見事な工芸品の中には、たとえば、十二代細川斉護夫人、益姫が籠でおでかけの際に使用していたという煙草盆と、それをすっぽりとはめて納めることができる紗綾塗り(さやぬり)の箪笥がありました。
煙草を嗜むこと一つも、格別に優雅に見えたことでしょう!
 
お姫さまがお乗りの籠からけむりが立ち、ちらっと覗く蒔絵の煙草盆…
 
当時の歴史、風俗をよく勉強している方には一級品の資料になる作品の数々。
もちろん、予習なしに観ても十二分に楽しめます。
 
学芸員の三宅さんは、
「普段の生活からちょっと離れて、当時の生活に思いを馳せてみてください」と話してくれました。
 
開催期間ものこり短くなりました。
ぜひともご覧ください!
 
 
永青文庫
東京都文京区目白台 1-1-1
月曜休館(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)
開館時間  10:00-16:30(入館は16:00まで)
http://www.eiseibunko.com/

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