« 兵庫県立美術館 | メイン | 鈴木其一【藤花図】 »

May 19, 2008

待ち遠しいどころじゃない ピカソ

企画のツネです。
 
待ち遠しい、どころではありません。
いつ観に行こうかな、ではなく、何度観に行こうかな、と、今から思案中です。
 
今秋、東京・六本木の2つの美術館で、
ピカソの展覧会が同時開催されることが発表されました!!
 
○ 国立新美術館で開催予定 「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」
(10/4-12/14、火休)
 
○ サントリー美術館で開催予定 ピカソ展「魂のポートレート」
(10/4-12/14、火休)
 
今年から来年にかけて世界を巡回するパリのピカソ美術館所蔵品展が、日本でも開催されるわけです。
私は今からそわそわしています。


というのも、私は大学でピカソを研究していたのです。
 
いわゆる「青の時代」に描かれた盲人の絵を徹底して調査し、卒業論文にまとめ、
それ以来、ピカソは、好きな画家というよりも、避けて通ってはならない芸術家、のような存在になりました。
 
1900年台初頭のごく数年間、ピカソは集中的に盲目の人物像を描いています。
 
うなだれる盲目の老人や、手回しオルガンを弾く男性、海辺をさすらう貧相な家族。
白黒の印刷図版からも十二分に伝わってくるその力は尋常ではありません。
 
しかし、当時の制作についてピカソ自身が語ったことばが極めて少ないため、未だにわからないことばかりです。
 
今年5月13日に行われた記者会館と両美術館の展示スケジュールによると、
国立新美術館でのピカソ展は初期から晩年にかけてを通史的に展示、
サントリー美術館のピカソ展では、自画像などピカソの内面を探ることをテーマにした出品内容となるそうです。
 
楽しみです。・・・早く来い来い!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://bijutsu-shumi.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1132

コメント (2)

 

ピカソ展の情報ありがとうございました!高校生のときの英語の教科書に「青の時代」についての論文があり、ピカソを意識しはじめたのはそのころでしょうか。
箱根を旅行するとき、よく箱根彫刻の森美術館を訪れます。一日いてもゆっくりと過ごせますし、なんといっても子どものための広場もあるので、のんびりと絵画や彫刻と接することができます。
娘が3歳のとき「ピカソは目玉やきとお魚が大好きなんだね。お魚たべちゃったのかな、骨だけになっちゃったね」と。ピカソ館(?だったかしら)にあった皿絵をみてのコメント。
都内で行うピカソ展は混雑すると子どもをつれては難しいでしょうか…
でも楽しみにしています。

 

コメントをありがとうございました。
久々の大きなピカソ展、それも六本木での開催なので、混雑は必至でしょうね。(なんとか平日を狙って行きたいものです)

娘さんのコメント、微笑ましいだけでなく、的を射ているような気がします…
ピカソが聞いたらきっと喜ぶでしょうね。

コメントを投稿

※いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前に
このブログのオーナーの承認が必要になることがあります。
承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらくお待ちください。

※お問い合せについては、「お問い合せ」からアクセスしてください。
こちらのコメント欄には個人情報に関する内容は記載しないでください。

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

<   September 2017   >
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
 
 
 
 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
ページの先頭に戻る