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March 13, 2008

奥入瀬にいってきました。

奥入瀬 1企画のツネです。
 
昨年、休暇を利用して奥入瀬渓流にいってきました。
 
奥田元宋(おくだ げんそう)画伯が秋の奥入瀬を描いた代表作、「秋渓淙々」の複製画を製作・販売したことから、実際にその地を見てみたいと思い、足を運んだのです。


奥入瀬 2秋田と青森の県境に位置する十和田湖。
その十和田湖から、青森県側に向かって流れる14kmにもおよぶ渓流域が奥入瀬です。
 
話には聞いていたものの、これほど自然が残されているとは!
 
ほぼ原生のまま残された木々、勢いを殺がれることなくずっと流れる水。
流れの中には人間よりもずっと大きな岩がごろごろとあり、倒れたままの巨木が苔生している。

…ここは日本?
大自然に圧倒されつつ、渓流に添って整備された歩道を歩くことのできる心地よさは、他の地では味わえません。
(整備されているとはいっても、終日湿っぽく、数え切れない種類の落葉に埋まった、アウトドア用のブーツが適しているような歩道です。)
 
生前の奥田元宋画伯も奥入瀬の地を大変気に入っていたそうで、夫人の奥田小由女先生と一緒にしばしば写生旅行に出かけられたそうです。
 
木々の向こうの木漏れ日、水底の苔を透かしているために青緑色に見える川の流れ。
元宋画伯が描いた奥入瀬の絵には、かの地に行ったからこそ感じることができる自然の特徴が丁寧に描きこまれています。
 
私も奥入瀬に行ったことで、奥入瀬川を前に写生に励む元宋画伯の追体験・・・ができたかもしれません。
画伯の絵の力をいっそう強く感じるようになりました。
 
奥入瀬 ― 「奥入瀬淙々」の構図に近い?
元宋画伯の複製画商品のご案内は、こちら

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コメント (2)

 

自分が手掛けるものに対して確かな手応えを得る事はとても大切な姿勢だと思いました。
恐らくツネさんのポジションはクラシック音楽で言えば、作品に込めた作曲者の心情を伝える演奏者のような役目なのでしょうか。
きっと一仕事終える毎に拍手をもらえるようになるのが一つのゴールなのかも。素敵な世界で仕事が出来るっていいですね。(えいとまん)

 

コメントをありがとうございます!
そうですね...作品を一つ仕上げる度に、どなたかに喜んでいただけることが何より嬉しい。仕事冥利に尽きます。
より多くのひとに伝わるような「演奏」を、これからもがんばっていきます。

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