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February 1, 2008

タダより嬉しいものはない! ― 美術館の場合 ―

企画のツネです。
 
美術界ではひさびさの(?)うれしいニュースです。
 
独立行政法人国立美術館は1月31日、平成20年度から高校生の観覧料を無料にすると発表しました。(※一部、共催の展覧会を除く)
 
対象となるのは全部で5館。
 ・東京国立近代美術館 (本館、工芸館、およびフィルムセンター展示室  東京・竹橋)
 ・国立西洋美術館 (東京・上野)
 ・国立新美術館 (東京・六本木)
 ・京都国立近代美術館 (京都市)
 ・国立国際美術館 (大阪市)
 
今までも中学生以下は無料でしたが、これからは高校生の皆さんも無料で展覧会に行けるようになります。
お年頃の高校生同士、デートで利用するのもいいかもしれませんね。
 
思い返せば、私が美術に興味を持ち始めたのも高校生のときでした。

 
学校の図書館でジャン・コクトーを愛読していた私。あるとき、全集の中にある挿画が気になり始めました。
そんな頃にいいタイミングで、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでコクトーの絵の展覧会が開かれたのです。
 
入場料は、たしか高校生料金で数百円だったと思いますが、清水の舞台から飛び降りるつもりでそのチケットを買い、展覧会を観て、たいへん感激したのを覚えています。
間近で本物の絵や彫刻を観るのはこんなにすごい体験だったのか!と。
 
そしてエッフェル塔からも飛び降りる思いで展覧会のカタログを買ったのでした。(2,500円。)
 
あの体験があったからいまの私がいます。
高校生のときに観たコクトー展、なくして、ツネは語れません。
 
 
つまり―
 
高校生の皆さん、たまには美術館に行ってみましょう、そして美術館ならではの静かな空間や、すばらしい作品の数々にふれてください!(ただし、マナーを守りながら!)
きっと若ければ若いほど受ける感動も大きいはずです。
 
美術鑑賞には思いのほかお金がかかることもあります。
だから無料はいいことだ。行けるうちに、行けるだけ行っておきましょう!

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コメント (2)

 

はじめまして!
高校生の時の「絵の出会い」って、いいですね。

コクトーって、文学と思ったら絵もあるのですね。いろいろ見てみたくなりました。

国立西洋美術館は第2、第4土曜日が無料なんですよね。それと、常設展は確か130円だったような・・。とっても安くて驚いた気がします。(今は国立西洋美術は春まで休館ですが)

もっとそういう情報がわかりやすければ、みんな価値ある美術品を気軽に鑑賞できるんですけれどねぇ。。

ちなみに私は「ぐるっと・パス」という施設のチケットがつづりになっているもので、ほとんど国立系の美術館・博物館をみることができました!

 

コメントをありがとうございます。
国立の各美術館の常設展は、学生料金130円で入れますよね...羨ましいぞ、学生さん!

ぐるっとパスも便利ですよね。美術展に気軽に行ける、安い、自分の関心のなかった博物館の紹介もしてもらえる。
ぜひ、どんどん活用してください!

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