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January 30, 2008

大観展〜国立新美術館〜

こんにちは、格別にお日様を敬うクロです。
 
寒くても日差しさえあれば・・。
 
 
さて、各地でビッグな展覧会が開かれていますね。
芸術の冬ですかと言いたいくらいの豊富さ!
 
みなさまのご予定はいかがですか?
  
私は早速、六本木の「横山大観展」に行ってきました。
(こちら、初日は吹雪でしたね!)

感想はまさに、「圧巻」です。
 
  
実は、大観展を見る前に、ひとつ懸念している事がありました。
それは自分の中で、横山大観の名前が先行してしまうこと。
 
「なんか全部すごいなー」、「なんせ大観だもんなー」
と、感じてしまうような恐れがあったのです。
 
 
ですが、その心配は展示場入口の『無我』を見た瞬間、
忘れてしまいました。
 
色がきれい!
 
派手な色彩なんて何も使われていないのに、まずはその「色」の美しさに見入ってしまいました。
  
 
紛れもなく大家。
抜群の墨の使い手であり、加えて着色の巧みさ。
 
 
皆が言う「大観はすごい」を、肌でびりびりと感じた展覧会でした。
 
 
私の個人的なオススメは、『胡蝶花』と『金魚図』です。
何としても、側でずっと見ていたい!私に出来ることがあれば何でもします!
 
と、思いました。
寒い毎日ですが、おかげさまで体温(と血圧)が上がりました。
 
 
どうぞ足を運んで、ご覧になってくださいませ。

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コメント (4)

 

横山大観展に行きたいと思っていました!大観に関する知識があまりないので、クロさんの所感、とっても参考になりました。とっても混んでいそうなので、平日にお休みを頂いて朝一番で行きたいなと思っています。さかもと

 

さかもとさん、コメントをどうもありがとうございます!私の感想をご参考頂けたということで・・幸いです。必ず、「何かをビリッと感じる」展覧会ではないかと思いました。どうか、思う存分楽しんできて下さい!

 

大観展にようやく行くことができました。10時開場とともに入りなんとかゆっくり鑑賞できました。展覧会後期だったため、「無我」は拝見きませんでしたが、一番印象の残ったのは「迷児」。お釈迦様、孔子、老子、さらにキリストが一緒の描かれているいるなんて!題材が意外性をもっているにも係わらず、幼児をみるやさしいまなざしがとても自然でした。これが描かれた明治時代も、何か困ったときに「どの神様にすがろうか」と思い悩む想いと、誰かにやさしく見守って欲しい想いは、今も変わらないなあと感じました。

 

コメントをありがとうございます!「迷児」は確かに意外性がありますよね。八百万の神を信仰する日本ならではの発想もあるかもしれませんが、大観の先進性が発揮されていると思いました。

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