December 28, 2007

どんぶらこ宝船

こんにちは、営業のクロです。
 
お坊さんも走る12月、そしてもう年末ですね。
 
弊社は本日が仕事納め。2008年は1月7日にスタートです。
という訳で・・・申し訳ありませんが、
「美術趣味」もその間お休みを頂きます。
(会社のパソコンからしか更新出来ない為)
 
年明けにパワーアップして更新していきますので、
どうか忘れないでくださいね!(切実)
 
 
さて、今年最後ということで張り切っていきます!
 
みなさま、お正月の準備はバッチリですか!?
しめ縄、門松、鏡餅、ときて欠かせないのが・・・

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December 27, 2007

2008年1月発売予定の新商品

横山大観【霊峰春色】(額装)

横山大観【霊峰春色】(額装)

金色に輝く雲の波間に屹立する春の富士。
前景の山桜が絵に彩りを添えています。新年を迎えるにふさわしい名品です。

原画所蔵:桑山美術館(名古屋)
技法:彩美版・シルクスクリーン
限定:200部
画寸法:15号、天地50×左右65センチ
額寸法:天地71×左右86センチ
価格:262,500円(税込)
発売:2008年1月下旬
※この商品は額装品のみのご提供です。


December 25, 2007

クリスマス、ユトリロ、浜口陽三

おはようございます。企画のツネです。
24歳、仕事が恋人です。
 
その意味において、私はクリスマスを恋人と一緒に過ごすことができます・・・
メリー・クリスマス!
 
クリスマスは、本来はキリスト教の祭日であり、イエス・キリストの生誕を祝う日です。
だから日本のクリスマスの盛り上がりは、もはや日本独自の文化、と言ってもいいのかもしれません。どこへ行ってもクリスマス商戦。
 
そんな中で、我々美術業界はこのクリスマス・ブームから取り残されています。
今後は何か便乗した商品展開や販促などを仕掛けるべきでしょうか?
 
当社の主力分野である日本画と、クリスマス、ちょっと結びつきませんが・・・

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December 21, 2007

もういくつ寝ると。

こんにちは! 30分並んで里帰りの切符を購入したクロです。
 
もうすぐ仕事納め、そして帰省ラッシュ。
私は帰ると同時に、お正月準備の戦力として迎えられます・・・。
 
掃除、餅つき(かけ声)、おせち作り(味見)・・・
そして、しめ縄の飾り付け!
 
さて、皆様のお宅の「しめ縄」はどんな形でしょうか。

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December 21, 2007

トップのデザインを更新しました

いつも「美術趣味」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
 
ブログの上部のデザインを変更いたしました。
金島桂華(かなしま けいか)画伯が描いた「冬晴」です。
 
この季節に相応しい、澄んだ青色が特徴です。
当社では複製画を扱っております。(軸装・額装)
 
この商品の紹介を見る
関連記事を見る

December 18, 2007

横山大観【神州第一峰】


横山大観【神州第一峰】(左隻) 横山大観【神州第一峰】(左)
横山大観【神州第一峰】(右隻) 横山大観【神州第一峰】(右)
横山大観【神州第一峰】(左・右)

足立美術館の数ある大観コレクションの中で、最も壮大なスケールの富士。
左右両隻にわたって描かれた雲海と富士の高嶺が、金色に輝く空に映える。

原画所蔵:足立美術館(島根)
技法:彩美版・シルクスクリーン
限定:各150部
画寸法:(各)25号、天地35×左右79センチ
額寸法:(各)天地57.7×左右101.6センチ
価格:(各)262,500円(税込) (セット)525,000円(税込)


(左:富士 右:朝日)

December 18, 2007

金島桂華【冬晴】

金島桂華【冬晴】(軸装・額装)
新作!
金島桂華【冬晴】(軸装・額装)

清らかな冷気に、小鳥の鳴き声。
ブナに遊ぶ二羽のシジュウカラが、晴れた冬の日を楽しんでいる。

原画所蔵:華鴒大塚美術館(岡山)
技法:彩美版・シルクスクリーン
限定:200部
画寸法:10号
軸寸法:天地133.5×左右72センチ
額寸法:天地58.6×左右72.5センチ
価格:126,000円(税込)


(軸装・額装)

◆関連記事  シジュウカラの目

December 17, 2007

伊藤若冲【鼠婚礼図】

伊藤若冲【鼠婚礼図】
新作!
伊藤若冲【鼠婚礼図】(軸装・額装)

どんちゃん騒ぎに、酔っ払い・・・こんなねずみ達見たことありますか?!
2008年の子(ね)年にぴったり、美術商品部自信作の縁起物です。好評販売チュウ!

原画所蔵:細見美術館(京都)
技法:彩美版
軸寸法:天地114.3×左右64.5センチ
額寸法:天地45×左右64.2センチ
価格:73,500円(税込)


(軸装・額装)

◆ 関連記事  おすすめ若チュウ!
          伊藤若冲「日出鳳凰図」

December 14, 2007

奥村土牛【椿】

奥村土牛【椿】(軸装・額装)
新作!
奥村土牛【椿】(軸装・額装)

凛としてあたたかい。
土牛の描く紅白斑(まだら)の椿。

原画所蔵:古川美術館(名古屋)
技法:彩美版・シルクスクリーン
画寸法:10号
軸寸法:天地124.6×左右72.2センチ
額寸法:天地55.1×左右71.4センチ
価格:126,000円(税込)
発売:12月下旬


(軸装・額装)

December 12, 2007

伊藤若冲【日出鳳凰図】

伊藤若冲【日出鳳凰図】
ベストセラー!
伊藤若冲【日出鳳凰図】(軸装・額装)

江戸期京都画壇の奇才、若冲が描く比類なき一枚!
朝日を背に、瑞鳥・鳳凰が舞う吉祥画の逸品。

原画所蔵:ボストン美術館(アメリカ)
技法:オフセット・シルクスクリーン
画寸法:天地94×左右33センチ
軸寸法:天地183×左右52.5センチ
額寸法:天地119.5×左右48.7センチ
価格:102,900円(税込)

伊藤若冲【日出鳳凰図】(軸装・額装)

◆関連記事  伊藤若冲「日出鳳凰図」  おすすめ若チュウ!

December 12, 2007

安田靫彦【梅花定窯瓶】

安田靫彦【梅花定窯瓶】(軸装・額装)
新作!
安田靫彦【梅花定窯瓶】(軸装・額装)

美術館でも大人気の作品。背景の朱色が何とも渋い!
空気が和らぎ始める春先、靫彦の梅はいかが?

原画所蔵:豊田市美術館(愛知)
技法:彩美版・シルクスクリーン
限定:300部
画寸法:8号
軸寸法:天地140×左右58.7センチ
額寸法:天地64.2×左右57.5センチ
価格:126,000円(税込)


安田靫彦【梅花定窯瓶】(軸装・額装)

関連記事はこちら 「 靫彦の 赤と黒 」

December 10, 2007

富岡鉄斎【宝船図】

富岡鉄斎【宝船図】(軸装・額装)

富岡鉄斎【宝船図】(軸装・額装)

最後の文人画家、富岡鉄斎の吉祥画。
豪快に描かれた宝船に合わせ、 軸装も福寿紋などを用いてめでた尽くしに!
まさに福を運んでくれそうな一品です。

原画所蔵:車軒文庫(京都)
技法:彩美版
軸寸法:天地122.6×左右63センチ
額寸法:天地50.0×左右65.5センチ
価格:70,000円+税


(軸装・額装)


◆関連記事    どんぶらこ宝船

December 7, 2007

湯タンポの描き方


こんにちは、営業のクロです。
 
マスク率が高くなっていく美術商品部、
みなさまは体調を崩されたりしてませんか??
 
夜は特に冷える今日この頃、
実家の母親から湯タンポが送られてきました。
わーい!
 
手書きのメモ付き。

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December 5, 2007

セザンヌの為に。

こんにちは。
インフルエンザの注射を打ちました、
営業のクロです。
 
風邪が流行ってますね、
みなさまは大丈夫でしょうか?
 
うがい・手洗いのおかげで、
幸い私は元気です。
 
そしてもう一つ。
医者が青くなると言われるほど風邪に効くのが・・・

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December 3, 2007

古川美術館 vol.3  “おもてなしの心”

古川美術館への訪問インタビュー、今回が最終回です。
数多く開催されるワークショップの成果と意義、そして美術館や学芸員のお二人の今後の目標についてお聞きしました。
 
 
―― 古川美術館ではワークショップをたくさん開催していますが、そうした企画の狙いと、これまで特に反響が大きかったものを教えてください。
 
浅野 今年の夏に大変好評を頂いたのが、子供向けの美術館探検、学芸員体験というワークショップです。普段は見ることはできない美術館の裏側を、私たちと一緒に探検してもらい、学芸員の仕事を実際に体験してもらうという企画です。(古川美術館のブログも参照:http://www.furukawa-museum.or.jp/photo/2007/07/
小学校の高学年を対象に、学芸員体験として展覧会チケットのもぎりをしてもらったり、爲三郎記念館でお出ししているお抹茶のサービス係を体験してもらい、美術館にはどのような人がいて、どのような仕事があるのかを知ってもらいました。
お客様のいる現場に出ることは貴重な体験になったと思います。「ごっこ遊び」をする時期を経て、実社会に出て人の役に立つという実感を得ることができたのではないでしょうか。
 
古川美術館 ミュージアムショップ  こうしたワークショップを開くときにまず考えなければいけないのは、学校現場では子どもに対して何が求められていて、何が実現されていて何が実現されていないのか。実現されていないことに関して美術館はどう働きかけることができるか、そこがまず重要だったんです。

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November 30, 2007

12月発売予定の新商品

※平山郁夫画伯の作品は、画伯の御意向によりWeb上で画像を公開することができません。
「お問い合わせ」を通じてカタログをご請求下さい。


平山郁夫【シルクロード行くキャラバン・西(月)】(額装)

月の光と平山画伯のブルー。
夜のラクダ隊、満を持しての登場です。 ぜひカタログにてご覧くださいませ。

原画所蔵:平山郁夫シルクロード美術館(山梨)
技法:彩美版IWA-E(岩絵)・シルクスクリーン
限定:200部
画寸:20号
価格:336,000円
発売:12月中旬




奥村土牛【椿】(軸装・額装)
奥村土牛【椿】(軸装・額装)

冷たい空気にぽってりと。
土牛の椿が、咲きました。

原画所蔵:古川美術館(名古屋)
技法:彩美版・シルクスクリーン
画寸:10号
価格:126,000円
発売:12月下旬

November 30, 2007

古川美術館 vol.2 「茶の湯 インテリアデザイナー 内田繁の世界」

古川美術館へのインタビュー、第2回目。
美術館の分館・爲三郎記念館で開催されている企画展について、引き続き学芸員のお二人に話を聞きました。
現代的な茶室の展示。しかしここでも苦労が絶えなかったようで・・・
 
 
展示風景 1―― 現在、爲三郎記念館で開催されている「茶の湯 インテリアデザイナー内田繁の世界」(12月6日まで)も非常にユニークな企画ですね。
 
浅野 当初、爲三郎記念館が持つ数奇屋の空間を生かした企画を考えていたんです。爲三郎記念館は茶事を目的として建てられた建物ですので、茶の湯をキーワードに、空間を全体的に演出するような企画を検討しました。そこで、茶の湯を通してインテリアやデザインの可能性を追求されている内田繁先生に演出をお願いすることになりました。
内田先生は茶の湯に大変造詣が深い方なので、現代ならではの茶室の展示ができると思ったんです。
 
  展示は大掛かりになりました。伝統的な爲三郎記念館の設えとは全く違う演出が施されています。新しく生まれた空間と伝統的な空間が、きれいに融合されています。
 
浅野 爲三郎記念館の特徴は、大きな広間があることと伝統的な四畳半の小間(こま)の茶室があること。小間の茶室はそのまま伝統的な設えで活かしす一方、広間はがらっと建具を変えたり、スクリーンを使うことで大きく変える試みをしています。
内田先生の「仮設の茶室」をご存知でしょうか? 組み立て式の茶室で、どこへでも茶の湯の空間を作り出すことができるというものですが、そちらを記念館の前の庭園に展示し、記念館にある国宝の如庵(じょあん:16世紀、茶の湯の創世期に織田有楽斎(おだ うらくさい:織田信長の弟)が建てた茶室。愛知県犬山市の有楽苑)を写した茶室と併設することで新旧の茶室を対比を楽しんで頂く、というのが今回の内容です。

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November 28, 2007

古川美術館 vol.1  「大観・玉堂・龍子 三巨匠展」

近・現代の日本画を中心に幅広いコレクションを誇る古川美術館。
「大観・玉堂・龍子 三巨匠展」を開催中(12月16日まで)の美術館にお邪魔して、学芸員の浅野さんと林さんのお二人にインタビューしてきました。(全3回)
初回のインタビューでは、美術館の特徴と開催中の展覧会の見所、また、学芸員ならではの苦労話を教えて頂きました。
 
 
―― まず、古川美術館の特徴を教えてください。
 
古川美術館 館内浅野 当館のコレクションは、近・現代の日本画など初代館長の古川爲三郎が蒐集したものが中心であるため、個人の趣向が強く出ているのが特徴です。
例えば爲三郎は富士山がすごく好きでしたので、富士の絵は画家を問わずたくさんあります。爲三郎は元々実業家でしたので、さらに上を目指す、常に自分に飽きたらずに前進していく姿勢を、日本一の高さを誇る富士山に重ねていたのだと思います。
また、爲三郎は地域の芸術の振興を大変推奨しておりまして、地元の若い画家の支援もしていました。その爲三郎の志を受け継ぎ、市野龍起先生をはじめ愛知県ゆかりの画家の作品を数多く所蔵し、現在も展覧会を開いております。
名古屋市内に美術館があることの意味も踏まえ、地元の画家を取り上げることには大きな意味があると考えております。
 
―― それでは、開催中の「大観・玉堂・龍子 三巨匠展」の見所を教えてください。
 
  大観と玉堂と龍子はそれぞれ全然違う道を歩んでいます。院展と、文展と、在野の青龍会。その彼らがある時期、合作を作ります。その合作が、調べたところ10作品もなく、しかも所蔵者がわかるものはさらに少ない。当館ではその内の3作品を所蔵し、今回展示しておりますので、それが一番の見所です。
また、三人の初期の作品から晩年に描いたものまで網羅でき、画家としての歩み始めから筆が立ってくる円熟の時期、そして三人の合作に到るまでの流れがおわかり頂けるかと思います。
あとは・・・川端龍子の作品が、東海地方であまり見られないんですよね。展覧会は東京での開催ばかりなんです。

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November 22, 2007

勝手に仙厓  2

企画のツネです。
勝手に仙厓 1」のつづきです。
 
落書きか童画のような仙厓の絵が、実は巧みな筆使いによって描かれていることに注目してみましょう。
 
例えば、「指月布袋画賛」(出光美術館所蔵)に見られる明暗の描き分け。
(お手元に展覧会カタログ等をご用意ください。)

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November 21, 2007

勝手に仙厓  1

企画のツネです。
実は、福岡出身です。
 
だからというわけではありませんが、仙厓義梵(せんがい ぎぼん)の大ファンです。
 
仙厓は、「伝える」よりも「伝わる」メッセージを絵や書に託すことができたひとだと思います。
 
いたずら描きのような絵も、簡素で強烈な讃や書も、仙厓にしか描けない「厓画」の世界。
 
先日まで東京の出光美術館で開催されていた、没後170年記念の「仙厓展」。
展覧会のポスターに使われていた代表作、「指月布袋画賛」を見てみましょう。
(作品の画像を掲載することができないので、わたくしのイラストでご堪忍ください。)

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November 19, 2007

伊藤若冲「日出鳳凰図」

営業のクロです。今日は…寒いですね!
ペンよりも、カイロを握り締めるのに忙しくなりそうな一日です…
 
伊藤若冲 日出鳳凰図さて、伊藤若冲の「日出鳳凰図」は毎年この時期からよく売れ始めます。
アメリカ・ボストン美術館の正式な許可をいただき、当社で制作いたしました。
 
真っ赤な太陽を背に鳳凰が舞う吉祥の絵柄。
新年のご自宅を飾るのにぴったりな画題ですよね。
 
若冲がこの「日出鳳凰図」を描いたのは、およそ30歳半ばごろと推定されています。
細密な描写のいっぽうで、どことなく鳳凰の表現が「硬い」かもしれません。
 
この絵を描いてから50年も経つと、画風はこんな風に変わります…

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November 16, 2007

シジュウカラの目

金島桂華 冬晴
企画のツネです。
 
絵は、見れば見るほど発見があります。
 
たとえば校正作業(原画と複製画サンプルとの比較作業)のために、一枚の絵と数十分にわたってにらめっこしたりします。
金島桂華画伯の「冬晴」の校正作業に行ったときにも、発見がありました。

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November 14, 2007

ハッピー・バースデー・モネ!

企画のツネです。
 
本日11月14日は、印象派の巨匠、クロード・モネの誕生日です。
誕生日おめでとう!
1840年の今日、モネはパリに生まれました。
 
「睡蓮」のシリーズを始め非常に人気があり、また浮世絵や日本文化を愛好したことでも知られるため、日本でも知名度はたいへんなものです。
 
弊社でもモネの「花咲く庭園」「印象・日の出」2作品を取り扱っておりますが、
画家の誕生日を気にして営業に活かすひとは、いませんねえ。(当然か。)
 
ちなみに私の誕生日は、洋画家の三岸好太郎氏と同じで、かつギュスターヴ・モローの亡くなった日でもあります。
ちっちゃな縁とゆかりですが、芸術家も人間。皆かならず、誕生日があります。
そんなきっかけから興味を広げて、美術を楽しむのもいいのではないでしょうか。
 
探し方。
ネットで「●月●日」を検索すると、ウィキピディア(http://ja.wikipedia.org/)にひっかかります。
同じ誕生日に、意外なひとがいるかもしれません。
 
さ、今日はモネに敬意を払って、上野の国立西洋美術館でも行ってきましょう。
天気もいいし、(仕事よりも!)散策日和です。

November 12, 2007

そば屋のかつ丼と 彫刻

企画のツネです。
 
そば屋のかつ丼(あるいはカレー)が例外なく美味しいように、
彫刻家が描く絵には、絵画を本業とするひとの作品とは違う魅力があります。
 
今年の7月末まで、神奈川県立近代美術館にて「20世紀美術の探求者 アルベルト・ジャコメッティ」展が開催されていました。
 
細い、線のような人物彫刻で知られるジャコメッティですが、この展覧会では彫刻に加え、油彩画やデッサンも展示されており、ひじょうに興味深い展示でした。
 
中には葛飾北斎の作品の模写など、非常に珍しい作品も。
いわば、そば屋が、揚げ物屋を真似て絶品のからあげをつくったようなものでしょうか・・・

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November 9, 2007

奥村土牛の『栗』

こんにちは。営業のクロです。
 
実りの秋、というと何を思い浮かべるでしょうか。
年中なんでも手に入る今日ですが、やはり季節を象徴するものってあると思います。
 
栗もそのひとつ。
天津甘栗とは違う、秋の情緒をご紹介します。

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November 7, 2007

伊藤髟耳先生インタビュー vol.3(全3回)

日本画家・伊藤髟耳(ほうじ)先生へのインタビュー、今回が最終回です。
先生が画家として今後描きたいもの、大切にしていることをうかがいました。
画家の方々を始め、美術に携わる全ての方、必読です。
 
 
―「家族」で郷土玩具を描かれたというお話はたいへん興味深いものでした。それでは今後、描いてみたいものはありますか?
 
伊藤 これからは、もう何でも描いてみたいと思っています。地球上の全てのもので絵にならないものはない。全部、絵になるはずなんです。それも自分で描くのではなくて、描かせてもらう、題材から教えてもらう、ということです。
・・・と偉そうなこと言うけれども、先日、湯河原で写生をしたんですが、全然描けませんでしたね。みじめでしたよ。
 
―描けない、というのは、思い通りに描けなかったということですか?
 
伊藤先生のスケッチブック伊藤 思い通りどころか、どう描いていいのかわからなかったんです。だからね、私、だめだなーと思いましたよ、今回。
でも、だめだ、ってことに気付いたこと自体まだ良かった。思うように描けない事を自覚できたからです。自分では描けると思い込んでいる人はたくさんいます。
話が前後しますが、写生に行かずに写真一枚を題材に絵を描くひとが多いんですよ。だけど、これでは絵にならない。写生に行って、如何に自分が思い通りに描けないかを知る、こういう仕事も必要。本当だったらもっともっと取材に行かなきゃいけない。

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November 5, 2007

伊藤髟耳先生インタビュー vol.2(全3回)

日本画家・伊藤髟耳(ほうじ)先生へのインタビュー、第2回目。
「家族」に描かれた伊藤先生ならではの家族の表現。モデルになったのはどなただと思いますか?
この絵のモデルとなったもの、また、日本画を描く上で大切なことをお聞きしました。
 
 
―今度は「家族」のモデルについて教えてください。
 
郷土玩具 1伊藤 これは会津の郷土人形なんです。
私が(日本美術院の)同人になって間もない頃、仏像の絵をたくさん描いていた時期なんですが、郷土玩具にも興味を持ち始めたんです。
私が仏像を描いている時に思ったのが、仏師の方は、一生一代の大仕事という気持ちで仏像を作りますよね。とにかく、力作、会心作を作ろうとして。私はそれをまた写生して、絵にする。
その一連の作業の中には、人間の持っている業(ごう)が渦巻いてることに気が付いたんです。
業っていうのは確かに魅力があります。強い意志はインパクトが強いから。でも、それだけではよくない。業を少しずつ捨てていってもいいかなと思い始めた時に、浜松にある方広寺(ほうこうじ)で五百羅漢を見たんです。五百羅漢というのは、何か子供っぽい穏やかな表情で、にこやかにするものだと思ったから。それを描きに行くうちに、今度は郷土玩具には業が無い、と思ったんです。
郷土玩具というのは、農閑期に、縁側で、みんなで作るようなもので、一世一代の芸術品を作ろうなんて気持ちは全然ない。私はこれと触れ合うことで自分の業も消えてほしいという願望があった。それで興味を持っていたら、会津若松の山奥で、一人で郷土玩具を作っている人を知ったんです。

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November 1, 2007

伊藤髟耳先生インタビュー vol.1(全3回)

日本美術院に所属し、同人として活躍される伊藤髟耳(ほうじ)先生。若手の画家を交えて研究会を開くなど、常に熱心な創作活動を続けてらっしゃいます。
当社では先生の版画作品「家族」を発売したばかりですが、この度先生のアトリエにうかがい、インタビューをさせていただきました。3回に分けて掲載いたします。
 
 
―まずは、この「家族」を制作されたきっかけを教えてください。
 
「家族」伊藤 2000年の12月に入院し、手術をすることに決まったんですが、その年明けから、21世紀は「家族の時代」「手の時代」になると思い始めたんです。それが大事になる時代だと。
その年の春に(院展作品集の)表紙絵を描いて、秋にもまた表紙を担当する年だったんですね。春は花の絵を描いたんですけれど、秋は何にしようかな、と思って。退院したばかりだし、自分のうちにあるものを見たら、郷土玩具がある。
・・・私ね、とにかく郷土人形の庄屋さん夫婦に興味を持ったんです。それを使って「家族」を表現してみたいと。その中にうさぎさんも入れて、と。
 
―同じ年の院展出品作も、「家族」でしたよね?
 
伊藤 そう、そっちに描いたのは本当の家族。(笑)家族というテーマをずっと表現したくて、院展に出品したんです。
だけどある方に、「院展も変わった作品を描くひとが出てきたのねえ」と言って驚かれました。珍しかったんでしょうね。
 
―絵の背景の、鮮やかで不思議な模様、こちらはどのようにして生まれたのでしょうか?
 
伊藤 対象の中の形を表現していくうちに、自然とそうなりました。
あるとき、日本画の絵具っていうのは、印刷のインクでは出せない発色だということに気が付いたんです。すごく輝く。発色がものすごいんだっていう。
それを意識しているうちに、同じ色を何回も重ねていくことできれいに発色する、いい作品になる、って気が付いたんです。

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October 30, 2007

金島桂華【冬晴】

金島桂華【冬晴】(軸装・額装)
2007年秋の新作!
金島桂華【冬晴】(軸装・額装)

清らかな冷気に、小鳥の鳴き声。
ブナに遊ぶ二羽のシジュウカラが、晴れた冬の日を楽しんでいる。

原画所蔵:華鴒大塚美術館(岡山)
技法:彩美版・シルクスクリーン
限定:200部
軸寸法:天地133.5×左右72センチ
額寸法:天地58.6×左右72.5センチ
価格:126,000円



◆関連記事  シジュウカラの目

October 30, 2007

季節のおすすめ

October 30, 2007

上村松篁【野月】

上村松篁【野月】(額装)
上村松篁【野月】(額装)

秋の月を背景に、ススキと桔梗が風に揺れる。
プラチナ箔で表現した、松篁の余白の美。

原画所蔵:古川美術館(名古屋)
技法:彩美版・シルクスクリーン・箔貼り
限定:200部
額寸法:天地60.3×左右73.3センチ
価格:189,000円

October 30, 2007

川合玉堂【高原深秋】

川合玉堂【高原深秋】(軸装・額装)
川合玉堂【高原深秋】(軸装・額装)

日本の自然美を引き出す画家ならではの、
暖かい空間。墨と色彩のバランスが見事な作品。

原画所蔵:西宮市大谷記念美術館(兵庫)
技法:彩美版・シルクスクリーン
限定:500部
軸寸法:天地139×左右78.3センチ
額寸法:天地63.5×左右77.5センチ
価格:136,500円

October 30, 2007

竹内栖鳳【錦秋図】

竹内栖鳳【錦秋図】(額装・軸装)
竹内栖鳳【錦秋図】(額装・軸装)

くるりと返った小鳥が愛らしい、秋の栖鳳。
枝に来て止まるや、何を見ているのだろうか。

原画所蔵:石橋美術館(福岡)
技法:彩美版・シルクスクリーン
軸寸法:天地135.3×左右64.4センチ
額寸法:天地58×左右63.2センチ
価格:105,000円



◆関連記事  「秋恋し / 栖鳳の妙技」

October 29, 2007

紅葉の季節

こんにちは。早くもマフラーをして出社、営業のクロです。
 
日に日に寒くなってきますね。
私の故郷は目の前が山なのですが(ホント)、
もう少したつと、その山が赤や黄色になるんですよ!
 
本当にきれいです。
 
さて、そんな日本の山々の美しさを描く画家と言えば・・・

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October 26, 2007

版画「家族」好評販売中。

日本画家・伊藤髟耳(ほうじ)先生の版画作品「家族」を発売しました。
 
伊藤髟耳 家族会津の民芸品をモチーフに描かれた、愛らしい家族。
伊藤先生ご自身による手彩色が入れられており、一枚一枚違う仕上がりになっています。
 
先生のサイン、落款、限定番号も入った貴重な作品です。
販売価格¥157,500(税込価格)、限定100部のみのご提供になります。
 
なお近日、伊藤髟耳先生のインタビューも掲載予定です。お楽しみに!


◆関連記事  伊藤髟耳先生インタビュー vol 1

October 26, 2007

倉庫にお宝

こんにちは、埋立地の某倉庫から。営業のクロです。


なぜ倉庫かといいますと某社カレンダーの校正作業のため、
今日は営業の先輩、タクトさんの助手です。


原画がいつも美術館にあるとは限りません、
今回のものは、いわゆるトランクルームに保管されているのです。

トランクルームのイメージは「VIPな人がお宝を入れておく所。」
さぁ、レッツゴー!

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October 24, 2007

山種美術館 3  「誰もが気楽に入れる美術館」へ

全三回の山種美術館インタビュー、最終回。
館長お気に入りの作品や、愛用のミュージアムグッズ、美術館の目指す方向性について、山崎館長と学芸員の櫛淵さんにお聞きしました。
 
 
―― コレクションのうち、館長が特に思い入れのある作品はありますか?
 
速水御舟 炎舞山崎 速水御舟の「炎舞」です。あの作品は何度見ても飽きません。以前、額のアクリルを外して見たことがあるんですが、背景の色がなんとも言えずきれいで・・・引き込まれるようでした。絹が染めてあるかのように、色が乗ってるんです。
炎と、それに群がる蛾というモチーフ自体も珍しいですね。御舟以前にも以降にも同じ画題はない。そういうものを選んだこと自体が御舟のすごいところだと思います。
私が御舟の奥様に伺ったお話では、軽井沢に家族で滞在中、毎晩たき火をして、そこに群がる蛾を観察したそうです。おもしろいことに、蛾のスケッチはたくさん残っていますが、炎のスケッチは一枚もない。炎は完全に御舟が作り上げたものなんです。観念的というか、実際に写生した炎ではないんですね。そこに写実的なものと装飾的なものが合わさっている。神秘的な絵です。
本当に何回見ても飽きません。閉館後にお客様がお帰りになってからライトを消すと、真っ暗な中に「炎舞」が浮かび上がるようで。そういうものを見られた時は学芸員冥利に尽きるなと・・・(笑)
 
―― さすがに御舟先生の話は盛り上がりますね。(笑)(注:山崎館長は御舟の研究で広く知られています。)他の作家の作品では?
 
山崎 奥村土牛さんの「醍醐」も好きです。綿臙脂(わたえんじ)という、今はなかなかないピンク色の絵具をふんだんに使っていて、すごくきれいな桜の絵です。土牛さんの人柄が出ているような気がします。
 
竹内栖鳳 班猫櫛淵 私は竹内栖鳳の「班猫」が大好きです。初めて見たときは鳥肌が立ちました。猫の目に射貫かれたみたいに、動けなくなってしまって・・・ぞくぞくしましたね。
それから猫の毛が、金で描かれているのですが、これもライトの当て方一つで違って見えました。展示のやり甲斐も大きい、そういうおもしろさもある作品です。

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October 22, 2007

山種美術館 2  コレクション紹介

山種美術館インタビューの第二回。
今回は、山種コレクションの特徴や展覧会の裏話、子ども向けの企画について聞きました。
 
 
―― 山種コレクションの特徴を教えてください。
 
山崎 コレクションは1,800点余りで、近・現代の日本画を中心に蒐集しています。特に40年前の創立当時は近・現代の日本画だけを収集した美術館はなく、非常に珍しいと言われました。現在でも皆様に評価していただいています。
先日(9月14日)亡くなられた高山辰雄先生が平成3年から当館の理事を務めてくださいまして、あるとき、「山種さんほど近代日本画の蒐集の素晴らしいところはないんだから、作品を大切にしなきゃいかんよ」と仰っていただきました。その言葉を真摯に受け止めて、これからもずっと忘れずにいたいと思っております。
 
―― 「山種美術館」の文字を揮毫されたのは、安田靫彦先生ですよね。(注:美術館の看板の文字。写真参照)
 
山種美術館 揮毫山崎 ええ。あれは私の父(山崎富治さん、前館長)が何度も大磯の安田先生のお宅に伺って、お願いして、やっと書いていただいたものです。
安田先生は良寛さんを見出した事で有名で、良寛さんの書の鑑定などでご自身の制作以外にもお忙しかったと思うんです。なかなか一回では「うん」と言っていただけなくて、父は何回も伺ったらしいです。
あの書は本当に素晴らしいと皆さんに言っていただいています。これからも大切にしていきたいです。

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October 19, 2007

山種美術館 1 「川合玉堂展」

美術館紹介の第一回は、近・現代の日本画を中心とした日本有数のコレクションを誇る山種美術館。
川合玉堂展を開催中(11/11(日)まで)の館内で、今年5月に新館長に就任された山崎妙子館長と、学芸員の櫛淵豊子さんにインタビューしました。(全3回)

「川合玉堂展」館内「川合玉堂展」館内


―― まずは、開催中の「川合玉堂展」の見どころを教えてください。
 
山崎 創立者の山崎種二が玉堂さんと大変親しく交際していたため、当館では70点の玉堂作品を所蔵しております。そのうちの約60点を今回一堂に会することができたので、非常に見応えのある展覧会になっていると思います。
 
―― 玉堂さんと種二さんの親交について、エピソードをお聞かせください。
 
山崎 戦時中、玉堂さんは青梅に疎開してらしたんですけど、種二がその疎開先に俵のままお米を運んでいっただとか、いつも支援していたと聞いております。
非常に親しくて、忙しい合間をぬって玉堂さんに会いに行っていたようです。玉堂さんは性格も温かい方で、先日お会いした(玉堂の)お孫さんが、「祖父は温和な人柄で、でも、芯には強いものを持っていた」と仰っていました。

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October 18, 2007

おすすめ若チュウ!

こんにちは!2008年は年女の、営業クロです。

やりました〜!
新春の主力商品、「鼠婚礼図」の初注文を頂きました!
 
伊藤若冲 鼠婚礼図

当部の営業の中で一番にご注文頂くという、うれしいことに。
どうもありがとうございました。
営業担当のねずみ娘、感無量です!

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October 17, 2007

秋恋し / 栖鳳の妙技

企画担当の「働きマン!」、ツネです。
ようやく涼しくなってきた昨今、当部では来春に発売する作品の選定や、秋〜冬柄商品の販売促進を進めています。
季節をほんのちょっと先取りする仕事なので、頭と体の季節感は終始ずれっ放しです・・・
 
竹内栖鳳 錦秋図京都画壇を代表する画家、竹内栖鳳の「錦秋図(きんしゅうず)」です。
 
くるりと返ったシジュウカラがかわいらしい。
えさでも啄ばもうとしているのでしょうか、上下さかさのすがたに愛嬌があります。
 
そのシジュウカラの留まっている枝の表現に、画家・栖鳳のひと工夫があります。

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October 15, 2007

初・山梨出張。

こんにちは、営業のクロです。

先日は部長、課長、先輩のツネさんと山梨県内の美術館へ行ってまいりました。
今冬発売を予定している新商品の校正作業のためです。

課長の運転(うまいのです)で山道をくねくね、
空気が清々しい甲斐小泉に目指す「平山郁夫シルクロード美術館」はありました。

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October 12, 2007

日展鑑賞 / 中村彝「少女」

企画のツネです。
 
日展鑑賞記、第二回。中村彝(つね)「少女」
 
彝が想いを寄せていた女性、相馬俊子を描いた作品です。
 
中村彝は新宿中村屋(あのカレーの中村屋)裏のアトリエに居候していました。
そこで俊子と出会い、モデルとして絵を描き、恋に落ち、恋に破れ、後に中村屋を出ることになります。

病弱だった彝が、俊子に恋をして幸せだったごくごく短い期間に描かれた秀作の一つ、それがこの「少女」です。
 
しばしばセザンヌの影響を受けた画風を指摘されますが、
しかし、恋愛感情を抱いていた女性をセザンヌ風に描いた、というだけではない作品です。

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October 9, 2007

「石橋美術館と子どもたち」

美術の世界のさまざまな方によるエッセー。
今回は、石橋美術館の学芸員・平間さんに、美術館の子ども達に向けての取り組みについて書いていただきました。

 
 
「石橋美術館と子どもたち」  学芸員 平間理香(へいま りか)


最近の子どもたちは、忙しいのだと聞きます。小学校にあがる前から数種のお稽古事に、学校に通い出してからは塾に行ったりと、放課後や休日もスケジュールが詰まっているそうなのです。
(「忙しい」という漢字のつくりを考えると、子どもたちに対してばかりでなく、あまり用いたくないことばですが...。)
石橋美術館で、子どもたちを対象にしたプログラムを始めた当初は、そんな事情もあって、なかなか頭数のそろわないものでした。それから5年が経過、プログラムの存在も認知され、美術館も子どもたちのスケジュールに組み込んでもらえるようになりました。

写真 1

今年の夏休みは、「コレクションによる旅 美術街道十三次」という旅をテーマとした展示に合わせ、通行手形(ワークシート)を手に、子どもたちにも「仮想の旅」をしてもらいました。

「夏休みこどもプログラム2007」リーフレットとワークシート

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October 5, 2007

おそば

こんにちは、営業のクロです。

今日は職場の先輩とおそば屋さんへ。
お昼は社員食堂が多い私、たまの外食はウキウキします。

東京って、おそば屋さん多いですよね。

私は関西出身なのですが、西の方ではうどんが主流です。
上京当初は「うどん屋さん」の少なさに驚きました。
 
 
そういえば、広重の「名所江戸百景」にも夜鳴きそばと言いますか、
おそばの屋台が描かれています。

庶民の食べ物として武士は口にしなかったそうですが、
私は何となく風流に感じます。

当時もいまと同じく、食べてこうよー、なんて友達と立ち寄ったりして、
楽しいだろうなぁ。
 
 
冷やしたぬきそば、おいしかったです。
先輩、ありがとうございました!!

October 3, 2007

日展鑑賞 / 竹内栖鳳「アレ夕立に」

企画担当のツネです。

国立新美術館で開催された「日展100年」展を鑑賞しました。(現在全国を巡回中。)

美術の教科書の中に迷い込んだかのような、名品の数々。
数回に分けて、気に入った作品を勝手に解説します。
 
第一回。竹内栖鳳「アレ夕立に」
 
青い着物の女性が腰を落とし、扇で顔をかくしています。
突然の夕立に思わず顔を覆い、「アレ」と一声。

この妖艶さは、英訳の「Caught in a shower」では表現できません。


出品時に大評判になったというこの絵のあちこちに、栖鳳の技量が発揮されています。

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October 1, 2007

堀文子【鳥達の空】

堀文子【鳥達の空】(額装)
堀文子【版画・鳥達の空】(額装)

銀地に際立つ、爽やかな鳥たち。
自然と心を結び合った画家、堀文子の空。

原画所蔵:箱根・芦ノ湖 成川美術館(神奈川)
技法:彩美版・シルクスクリーン版画・箔貼り
限定:100部
額寸法:天地73.5×左右62センチ
価格:210,000円

October 1, 2007

酒井抱一【月に兎】

酒井抱一【月に兎】(軸装)
酒井抱一【月に兎】(軸装)

揺れる秋草のなかに、雅な月見兎。
江戸の風流士・酒井抱一の知られざる墨画の名品

原画所蔵:松岡美術館(東京)
技法:彩美版
軸寸法:天地172.9×左右51センチ
価格:94,500円

October 1, 2007

上村松園【深き秋】

上村松園【深き秋】(軸装)
上村松園【深き秋】(軸装)

秋風が少し冷たいのだろうか。
袖口で手を包む美人の前に、紅葉が流れていく。
松園「美人四題」の、秋の一枚。

技法:オフセット
天地137.5×左右73.3センチ
価格:94,500円

October 1, 2007

石踊達哉【秋草】

石踊達哉【秋草】(軸装・額装)
石踊達哉【秋草】(軸装・額装)

平成の琳派と呼ばれる、石踊達哉の秋の情景。
背景を埋め尽くす繊細な文様に、秋草が映えている。

技法:彩美版・シルクスクリーン
限定:300部
軸寸法:天地140×左右73.5センチ
額寸法:天地62×左右71センチ
価格:168,000円

October 1, 2007

奥村土牛【栗】

奥村土牛【栗】(軸装・額装)
奥村土牛【栗】(軸装・額装)

二十世紀を代表する日本画家、土牛の優作。
青イガがまだ瑞々しい、格調高い秋の風物詩。

原価所蔵:華鴒大塚美術館(岡山)
技法:彩美版・シルクスクリーン
軸寸法:天地133×左右71.8センチ
額寸法:天地56.4×左右71.3センチ
価格:126,000円



◆関連記事  奥村土牛の『栗』

October 1, 2007

ブログ「美術趣味」公開にあたってのご挨拶

私たちのブログページ「美術趣味」を訪れて下さった皆様、誠にありがとうございます。


私たちは皆、美術が好きで好きでたまりません。私事で恐縮ですが、思い起こせば幼い頃はいつもクレヨンや鉛筆を握り締め絵を描いていた記憶があります。あのころは絵を描くことと遊ぶこととは同義でした。長じても美術に対する気持ちは変わらずむしろ日増しにふくらんでいきました。大人になったら美術を扱う仕事に携わりたいという夢を懐きつつ…今私はその夢を叶え、仕事として美術と向かいあう毎日を過ごしています。そして日々新鮮な感動を味わっております。


私たちには溢れる思いがあります。その思いを、私たち同様美術を心から愛する皆様へ伝えたい。そしてまた皆様の思いを受け止めたい。そんな願いからこのページは作られました。

生まれたばかり、まだよちよち歩きの「美術趣味」ですが、皆様のお力を借りて大きく育てていただきたいと思います。どうぞ末永くお付き合いくださるようお願いいたします。


平成19年10月1日

共同印刷株式会社
美術商品部長 梅津秀樹

October 1, 2007

はじめまして。

私は営業課のクロと申します。訪れて下さった皆様、本当にありがとうございます。
共同印刷株式会社美術商品部が、この度ブログを始めることになりました!

とは言え、印刷会社で美術商品??と思われる方も多いのでは。
実は、私もそう思いました。
私の思い出話を参考に、少しでも分かって頂けたらと思います。

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September 7, 2007

緑の不忍池

こんにちは。
強風に運ばれての出社、営業のクロです。

台風9号はなかなか勢力が強かったですね。
みなさん、ご無事でしたでしょうか。

午後には雨が止み、私は東京都美術館へ
行ってきました。

回り道をして不忍池へ・・・
と思ったら、池が無い!

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August 9, 2007

上野の森へ

こんにちは、営業のクロです。

熱帯夜で眠れない日が続き、お昼休みは
のびきっていました。

気合がたりなーい、ということで午後は上野へ。
「金刀比羅宮 書院の美」を見に、東京藝術大学美術館へ
行ってきました。

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July 27, 2007

日本の美的

厳しい暑さが続きますね。
お得意先へ行くため外に出ると、今日も太陽がかんかん照りです。

どろどろになって千川通りを歩いていると、元気な蝉の音。
元気過ぎる音。 うらめしや。

口を開けば「暑いよう」と言ってしまいそうな毎日。
しかしそんな風に過ごすのはもったいない。そんな出会いがありました。

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July 24, 2007

天気のいい日に

企画のツネです。
 ひさびさに晴れました。夏らしい、いい天気です。仕事をするよりも思い切り外で体を動かしたいような日和です。
 当部のクロは、「営業に行ってきまーす」と言って、麦わら帽子をかぶり、虫取り網を手に出かけていきましたよ。(大嘘)

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July 12, 2007

筋肉!

デパート担当の営業・クロです。
デパートには検品会というものがあります。デパートのカタログに商品を掲載、販売して頂くため、事前に実物をお得意先に見てもらうのです。そしてこの商品ならオッケー、と許可して頂くのですが・・。
実物をお見せするのです。うちの商品は美術品、掛軸や額。という訳で、掛軸ならともかく額装商品は力仕事なのです。額縁重い!

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January 1, 2007

共同印刷お問合せ先

SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部
 TEL:03-3817-2290(受付時間:平日10:00~17:00)
 FAX:03-3817-2288

 お問い合せフォームからのお問合せはこちら

お問い合わせ

January 1, 2007

当社商品 お取り扱い代理店のご紹介

当社商品お取り扱い代理店の一部をご紹介いたします。
商品、サービスについてのお問い合わせは当社もしくはお近くの代理店へご連絡ください。


【東京地区】

朝日エンディショップ asahi-eshop.com
TEL: 0120-012-500 0120-331-241
URL: http://www.asahi-eshop.com/

運営会社: 朝日新聞販売サービス株式会社 (事業本部 通信販売部)
        東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社新館12階


日経アート(日本経済新聞社グループ)
TEL: 0120-81-3313
URL: http://art.nikkei-ps.co.jp/

運営会社: (株)日経プラザ&サービス(日経P&S) (日経アート事業本部)
         東京都千代田区内神田1-6-10 笠原ビル9階
        


【大阪地区】

フォーラム榧(かや)
TEL: 0120-473-731
URL: http://www.f-kaya.jp/

運営会社: 株式会社新生社
        大阪市西区南堀江2-9-20
        


【福岡地区】

ギャラリーWAO !
TEL: 092-481-2361(代)
URL: http://www.art-wao.com/

運営会社: 株式会社 WAO !
        福岡市博多区博多駅南2-3-5 ティー・アイビル3・4F




(今後順次追加してまいります)

January 1, 2007

アート&カルチャー部紹介 / 販売代理店募集


共同印刷株式会社 アート&カルチャー部の紹介

本サイトは、共同印刷株式会社のSP&ソリューションセンター アート&カルチャー部が運営しています。

当社は昭和35年より、油絵を立体的に複製する技術開発を始めました。昭和40年に商品「アートレリーフ」を完成させ、油絵の原画の質感(絵具の凹凸など)を再現したことで注目を集めました。
室内の装飾としてだけでなく、「触れる絵画」ということで学校教材としても活躍しました。

現在は新たに開発した技法「彩美版」を主力に、複製画や版画の出版・販売事業に取り組んでいます。
デジタル技術と伝統の版画技法の両方の特徴を生かした「彩美版」は、お客様ほか、美術館や画家など関係者様からも喜ばれています。
また、さらに改良を加えた「彩美版IWA−E」は、岩絵具で描かれた"ざらざらした"日本画の画肌を再現することに成功しました。(特許取得)

現在の主要取扱い品目及び保有技術は以下の通りです。


■ 主要取扱い品目

・ 複製書画(洋画、日本画、古画、墨蹟など)
・ 版画(木版、リトグラフ)
・ カレンダー、ミュージアムグッズ
・ 展覧会図録制作
・ 美術品撮影
・ 美術関連商品企画コンサルタント
・ 美術展開催支援
・ デジタル・アーカイブ制作


■ 主な当社保有技術(美術関連のみ)

・ アートレリーフ(洋画の立体的複製技術)
・ 岩絵具方式(日本画の立体的複製技術)
・ 彩美版(絵画全般の高精度複製技術)
・ 彩美版IWA−E(日本画の立体的複製技術、特許取得)
(※ 「彩美版」は共同印刷株式会社の登録商標です。)


販売代理店募集

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、販売代理店を募集しています。
詳細についてのお問い合わせは、ページ末尾の「お問い合わせ」リンクよりお願いいたします。
(担当 清野(せいの) )

プロフィール

共同印刷株式会社SP&ソリューションセンター アート&カルチャー部では、日本画を中心とした複製画や版画の制作、販売をてがけています。制作の裏側や、美術に関係したエッセーを続々とアップしていきます。尚、このサイトの著作権は共同印刷株式会社又は依頼した執筆者に帰属します。

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